相続税対策と私自身は不動産に興味がないため、先祖伝来の土地の売却を進めています。そのような中、「土地売ります」って感じの看板を現場に掲げたら増えてきたのが、「土地の除草をしてもらえませんか?」と隣接土地所有者からの依頼です。おそらく、今まで草がボウボウ状態でもどこに相談したら良いか分からなかったのが、土地売却の看板を見て連絡先を知ったことから除草依頼をしてくることになったと思われます。
相続税対策の土地売買についての経緯は、こちらをご覧ください。
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土地の売れ行きをよくするためにも、土地の見栄えをそれなりに整える必要もありそうですし、可能な限り除草を行うことにしています。昨年までは会社勤めもしていたので、シルバー人材センターに依頼していましたが一般業者より割安とは言え、それなりの金額がかかります。そこで今年から自分で除草をすることにしました。
まずは、機械の選定ですがなんと言っても面積が広いのと、複数箇所もあるため余裕のある機械が必要です。現在の草刈り機は、
①電動バッテリー式
②電動式コードで給電
③エンジン式(2サイクルエンジン)
④エンジン式(4サイクルエンジン)
に主に分かれます。過去に②の電動式コードで給電というのを使っていました。こちらは非常に軽量で便利なのですが、パワーが弱く、弦のような草だと絡みついてモーターが止まってしまったり、連続運転するとモーターの熱でプラスチック製のハウジングが溶けてしまい故障してしまうことがありました。私も2回ほど溶かしてしまい、部品を取り寄せて自分で修理しました。
なお、もとより①電動バッテリー式については、軽園芸用だと思いますし検討は行いませんでした。となると、③エンジン式(2サイクルエンジン)、④エンジン式(4サイクルエンジン)のいづれかになります。2サイクルエンジンと4サイクルエンジンの違いは、燃料にエンジンオイルを混ぜるか(混合油*1)、エンジンオイルとガソリンを別タンクで用いるかの違いです。
4サイクルエンジンは、ラインナップが少ないことと、一般的には2サイクルエンジンが用いられているようなので今回は2サイクルエンジンを採用することにしました。ただ、この2サイクルエンジンは混合油を用いますが、この混合油関連のトラブルが多いようです。YouTubeを見ても、変質した混合油を使ったことでの故障事例がたくさん紹介されていました。幸いと言うべきか、公務員を辞めてから1年間は、総合リース会社で発電機等のメンテを少しかじっていたのと、学生時代に2級ガソリン自動車整備士の資格を取得した関係で少しはエンジンのことが分かり、メンテナンスも出来るのでその点は助かりそうです。
ということで、2サイクルエンジンの草刈り機を買うことにしましたが次に検討する項目は、出力です。どうやら、エンジンの燃焼室が20~30ccまでで複数段階に分かれているようです。当然、燃焼室が大きけれがパワーもあり草刈りは楽そうですが、値段も上がってきます。さらに調べると、草刈り刃=チップソーの大きさも二種類あり、25ccを境に大きなモノが使えるか、使えないかの境目のようでした。けっきょく、大きなチップソーが使えて出力があまり大きすぎないという選択で26ccを選びました。
(その2へつづく)
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*1:混合油とは、ガソリンにオイルを混ぜた燃料。 草刈り機などに使われる2サイクルエンジンには、通常のガソリンではなく混合燃料を入れる