瀬野航太のF.I.R.E.生活(ロードバイク、資産運用)

地方公務員21年勤務、民間勤務1年を経験。23年間の資産運用の結果44歳でF.I.R.E.達成。現在49歳の専業個人投資家(テクニカルアナリストCMTA)をしつつ自転車ロードレース、自転車旅を楽しんでいます。

相続税対策の土地売買 その3

公務員を退職し、暇に任せて我が家の相続税対策はどうなっているのか? 調べたら対策がゼロだったのが以前までのお話し。さて、ここから対策をしていくのか?


 今までの経緯は、こちらをご覧ください。

koumuin43.hatenablog.com

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地場の不動産屋さんと平行して大手のハウスデベロッパーに税理士さん経由で、土地の売却を打診していました。そちらは、しばらく時間をおいてから連絡があり面談することになりました。

結論的には、大手のハウスデベロッパーの子会社が担当することになりましたが、提示された買い取り価格は、地場の不動産屋の提示価格の半分ちょっとの価格。お金に困っている状態であれば、直ちに売却するところですが、あまりの安さに少々ビックリしました。さらに場所に関しても、良い立地のみの買い取りでした。

将来が読めない状態であれば、この価格でも売却決定ですがさすがに先祖伝来の土地をこの価格では・・・。買い取りについては、お断りすることになりました。デベロッパーの立場で考えれば、この価格設定がおそらく適当なんだろうと思います。土地を買っても、それが売れるかどうか分からないわけですから。さらにそれに人件費や諸々が乗っかかってきます。




売却は、破談に終わりましたが土地の仲介業務はどうでしょうか? という打診がその時にありました。ただ、これも地場の不動産屋さんとの力関係とか色々な地縁があってこちらも破談になりました。詳しくはここでは書けませんが、

不動産業界には、少々グレーな要素があります。

よく、「一般の方は不動産業は敷居が高いとか言いますよね。」「不動産業界ってあまり良い印象を持って頂けなくて。」という不動産業者の方が見えられます。間違いなく、そういうグレーな要素が影響しています。それを業界あげてガラス張りにすればもっと、状況は改善すると思いますがそれも程度問題があります。司法書士の不祥事が最近ありましたが、過度な規制緩和や早すぎる改革は業者のモラルハザードや良い意味での紳士協定の消滅を招きます。そういう意味では、このグレーな要素。どうしたもんか・・。


(その4へ続く)