相続税対策と私自身は不動産に興味がないため、先祖伝来の土地の売却を進めています。そのような中、土地の除草をする必要が生じましたが比較的安価のシルバー人材センターに依頼しても、それなりの費用がかかるため草刈り機を買って直営で対応することにしました。
さっそく、買った草刈り機を使うための準備を進めます。今回購入したのは、丸山製作所製です。会社は東証一部上場で四季報によると、「防除機の大手で農家向けが7割を占める。刈払機、噴霧器等にも強み」とあります。他にもマキタ、リョービなども検討しましたが、農家向けが多いということが決定を後押ししました。あとは、マキタ、リョービだとネームボリュームで割高ではないのか?という思いもありました。
ただ、この草刈り機には特徴があってそれは、マジックスタートです。今までの半分ぐらいの力でエンジンがかかるようです。さらに私の買った機種は、スターターワイヤーを引っ張って戻すときにエンジンがかかります。普通この手のエンジンは、スターターワイヤーを引っ張ったときにエンジンがかかるのが多いように記憶していたので、少々カルチャーショックを受けました。知人の話では、引っ張ってかけるタイプは、ワイヤーの切れが多いですが戻すタイプは切れにくいとのことでした。
エンジンをかける前に取扱説明書を熟読します。操作のために学習すべき項目は、チョークの使い方、クラッチの使い方、スロットルの使い方です。燃料については、混合油を自分で作る必要があります。この混合油の混合割合ですが、昨今は1:50が多いようです。取扱説明書によると1:50、ただしオイルのグレードによっては1:25との表記もありました。
買ってきたオイルには、オイルのグレードが書いてありませんでしたのでちょっと、考え込みましたが基本的に機械を長く使うためにはオイルをケチるのは得策ではありませんので、1:25で作ることにしました。ガソリン自体は、アマチュア無線の移動運用で使う携行缶での備蓄があるので、それを使い混合油を作ります。
まずは、携行缶から「しゅぽしゅぽポンプ」*1を使って、混合油を混ぜるための器具に燃料を入れます。その後、オイルを入れて振り混ざると混合油が出来上がります。混合油を混ぜるための器具には、目盛りが書いてありそれに従えばカンタンに混合油が出来上がります。ただ、混合油の作りすぎには要注意です。混合油はどうやら、ガソリンよりも変質するのが早いようです。その日に使う量を目処に作るのが無駄がないように感じています。
(その4へつづく)