公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

相続税対策の土地売買 その4

 公務員を退職し、暇に任せて我が家の相続税対策はどうなっているのか? 調べたら対策がゼロだったのが以前までのお話し。さて、ここから対策をしていくのか?


 今までの経緯は、こちらをご覧ください。

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前回の書き込みのとおり、看板を出して数日で隣接する方から土地を買いたいと連絡が飛んできました。「隣の土地は、倍額でも買え!」と言いますが、価格交渉もそれほど揉めませんでした。こちらの価格設定も暴利をむさぼるような価格ではなく、適正価格であったこともありますが申し出があった4カ所のうち3カ所は、こちらの提示価格で話がまとまりました。

ただ感じたのは、不動産業者に仲介を頼む場合は下記の点に気をつけるべきだと思いました。
・実績のある地元の老舗不動産業者
・家族経営的な不動産業者
・出来れば顔見知り
・交渉上手(年配者に多い)

「実績のある老舗不動産業者」ですがこれは、売買実績があることから実勢価格に明るく、その土地の暗黙の了解を心得ていること。そして、地元ですからこれからのことも考えて無理や阿漕な商売はしづらいということです。

「家族経営的な不動産業者」これは、会社としてやっている不動産業者にありがちなノルマの達成を焦るいう事態が回避しやすいことからです。私の地元にも、最大手の不動産業者がありますが従業員を多数抱えております。私が公務員時代にその会社の従業員と、何度かやりとりはしていましたが、焦燥感のようなものが感じられて売買をせかす傾向を感じていました。その会社の社長は、大変な人格者でしたが社長が人格者であっても従業員はそうとは限りません。家族経営的な不動産業者は、経営が傾いていなければ長い目で良い仕事をしよう、顧客とは長いつきあいをしたい。そういう傾向があるように感じます。

「出来れば顔見知り」これは、プラス面にもマイナス面にも働く可能性があります。ただ、相手が誠実な人であればプラス面に働きます。相手の見極めは必須です。

「交渉上手」これは、年配者であるほど達者な場合があります。必須条件は、感情的にならない人。あとは引き際を知っている人でしょうか。このあたりは、「実績のある老舗不動産業者」との共通点も多くなります。

そして、不動産業者を選定する場合。色々な人からの評判を聞くのは必須です。その時に複数人から意見を聴取すべきです。今、意見を聞いている人が公明正大とは限らないからです。総合的に判断して、そして自分と相性が合いそうかも含めての選定になると思います。




(その5へ続く)