公務員を退職し、暇に任せて我が家の相続税対策はどうなっているのか? 調べたら対策がゼロだったのが以前までのお話し。さて、ここから対策をしていくのか?
今までの経緯は、こちらをご覧ください。
その7の書き込みで
持ち家を持つことのリスクを書きました。
・住宅ローンが終わっても、修理のためのローン、リフォームのためのローンと続くこと。
・転勤した時どうするの?
・災害で被災したときの処理? メンタルぼろぼろになる。
が主なリスクです。
転勤については、私の知る限りお気の毒としか言いようがない場合があります。特に地方ですと、持ち家がそこにある以上、地域の奉仕活動や自治会に自動的に組み入れられてしまって自治会費を払う必要が生じたり、単身赴任であっても「順番だから」という一言で、自治会長をさせられる場合があります。
過去に私の知る限り、持ち家から車で2時間というところに単身赴任していた方が、自治会長をさせられたという話を聞いています。この方は県庁の職員であったため、断り切れなかったのでしょう。幸いにも上司が理解がある方だったため、自治会長の仕事のための早退や遅刻については咎められなかったそうですが何度も往復することになり、心身ともに疲労したと聞いています。
災害で被災したときも持ち家であることのリスクは、大きいです。大きな地震、水害で床下、床上浸水。ボランティアの力を借りたり、大工さんの力を借りて復旧するとしましょう、でもその道のりは平坦ではありません。そして、完全には元には戻らないでしょう。場合によっては、最終的には家を建て直すことになる場合があります。家を建築すると言うことは、お金だけでなく精神的にも疲労します。よく、家を建築した後にご家族が、身体を悪くして急死というお話も良く聞きます。
閑話休題:
「家を建築した後にご家族が、身体を悪くして急死というお話も良く聞きます。」、これについては、少々オカルトじみてますがこういう話を良く聞きます。家を建築(普請)するということは、今までに貯めていた徳(人間的な徳)を使うことになる。今風に言うと良いカルマとでもいうでしょうか? ですので、特に余力が無い状態で建築することは、だれかを犠牲にすることになる。中世まで人柱と言ってお城等を建築する際に、人間を埋めていたのは、そういう意味もある。というお話を聞いたことがあります。信じる信じないは、個々人の自由ですが、私は少し信じていたりします。
火災保険や地震保険を仮にかけていたとしても、災害の時全額出るんでしょうか? 手続きはどうするのでしょうか? そういうことを考えると持ち家を持つことを再考することになりませんか?
では、借家の場合はリスクはないのか? 次回はそこを考えてみたいと思います。
(その9へ続く)