福井→出雲ロードバイク旅（その17） - 公務員、早期退職（公務員　→　民間　→　アーリーリタイア）

　ロードバイクで四国一周をしたいなぁ　って考えそれを実現するためにまずは、福井→出雲区間のライドで予行練習をすることになりました。前回は疲労でヘロヘロになりながら、きれいな景色を見たり汽車を見て鉄分を補給した旅。今回はようやく2日目の宿に到着です。

県道倉吉青谷線に入り、あと１０ｋｍ程度の行程。しかし、その１０ｋｍがけっこう辛い。「こんなに１０ｋｍって長かった？　サイコン壊れてない？」ちなみに翌日のday3はもっと辛い目に会うことになります。ここまできたら、がんばって走りきるしかないのでペダルを漕ぐことに専念したのですが、しばらくしたら右手に三国志に出てくるような中国風の建物が！

画像は、道の駅公式ＨＰより道の駅公式ホームページ全国「道の駅」連絡会

最近、スカパーで三国志関連のドラマを見ている私としては興味がそそられるます。公式ＨＰによるとこれは、中国庭園燕趙園（えんちょうえん）というもので鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設された日本最大級の本格的な中国庭園で、歴代皇帝が造り親しんだ皇家園林方式の中国庭園をそのままに再現とのこと。設計から資材の調達、加工まですべて中国で行われ、建物は一度仮組したものを解体した上で日本に運び、中国人技術者の下、再度建設したとの事でした。これは、是非見学したい。ただ、営業時間が終了しているみたいで今回は、立ち寄れず。ここも車で旅行の時に再訪ですね。それにしても、事前にネットで観光名所とか調べていたはずなのに、さらに今まで車で何度か走っていたはずなのにけっこう観光名所の見落としがあります。それがロードバイクで旅すると新たな発見が多数できるんですね。今までロードバイクといえば、レースという選択肢しか持っていなかった私ですが、ロードバイクの旅という新たな楽しみを今回発見しました。

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後ろ髪を引かれる思いで、中国庭園燕趙園をあとにします。このぐらいの時間帯になると、周りも薄暗くなりライトを軽く点灯させました。日頃からロードバイクにはライトを取り付けておいて昼間は点滅モードで動作させていますが、久しぶりに点灯モードです。急激に暗くなるのを警戒して、少しペースを上げて走っているとなにやら、興味をそそる建物が目につきました。後ほど調べたら、旅籠屋というアメリカンスタイルのモーテルのようでした。アメリカドラマに出てくるスタイルの宿泊施設ですね。宿泊料金も安く調べてみると、四国でも数店舗が営業していました。後日、四国一周1000kmロードバイクの旅でも四万十店と松山店で利用しましたが良い宿泊施設でした。後日、ブログでも紹介できると思います。

そしてしばらく走ると、倉吉市街にはいりＪＲ倉吉駅の案内板が見えてきて、さらに走ると本日の宿泊先、ホテルセントパレス倉吉に到着したのですが結婚式場なども併設されているようでホテルの入り口がちょっと分からず、ホテルの建物を一周してましたｗ　汗だくのボロボロでホテルにチェックイン。ロードバイクは、ホテルの屋内駐車場に駐車することが出来ました。輪行袋で部屋への持ち込みも可能だと思うのですが、分解する元気はありませんでした。

ロードバイクの駐車状況の詳細：
フロントに相談すると屋内駐車場まで案内してくれてその一角に駐車するように言われます。専用のスペースはないのですが、フロントの方も慣れているようで円滑に案内してもらえました。セキュリティ上、ちょっと心配かと思いますが道路からはロードバイクは見えにくく駐車場に立ち入るのも、ホテル関係者と宿泊客と駐車場利用者に限定されると思いますので一泊程度であれば心配はなさそうです。今回、私はカギを二つ持ってロードバイクの旅に来ていたので二つカギをかけさらにリピートタイで柵にロードバイクを固定しました。窃盗犯が本気を出せば、簡単に盗まれるでしょうが、このタイミングで窃盗犯に会う確率も低いでしょうしこれで充分かと思います。

チェックインを済ませたら、なだれ込むようにして部屋に入ります。「とにかく、まずは横になりたい。」サイクルジャージのまま、ベッドで30分ほど寝ました。そしてようやく起き出したら、まずはシャワーで汗を流してライド後の後始末です。ゴミなどを捨てて、ガジェット関係とスマホの充電。そして、サイクルジャージの洗濯です。今回、１回分を小分けにした洗剤を所持していたのでホテルのコインランドリーに使います。洗濯の際は、洗濯ネットに入れてコインランドリーに放り込むと洗濯後の取り忘れなどを防ぐことが出来ますし、持ち運びなども便利です。

今回、ガジェットの充電に使ったＵＳＢ充電器はこれでした。２ポート出力で２Ａまで可能。さらにコンセントの２カ所ありますので、ホテルのコンセントが一つあれば充分対応できます。５年ほど前に買ったモノですが大活躍でした。とにかく、ロードバイクの旅は荷物をコンパクトに軽くすることに苦心しました。他には衣類をコンパクトにするために衣類圧縮袋も使用しました。