公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

福井→出雲ロードバイク旅(その12)

 ロードバイクで四国一周をしたいなぁ って考えそれを実現するためにまずは、福井→出雲区間のライドで予行練習をすることになりました。前回までは本ライド最大の難関についてのお話。今回は兵庫県から鳥取県へ入ります。


以前の書き込みはこちらからどうぞ↓
福井→出雲ロードバイク旅(その1) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その2) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その3) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その4) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その5) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その6) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その7) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その8) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その9) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
koumuin43.hatenablog.com
koumuin43.hatenablog.com




時速68.3Km/hという、過去最高の速度を記録したあとは、「道の駅ハチ北」で2日目、1回目の休憩を挟むことにしました。それにしても、関宮ループ橋の前の登り、けっこうリアのギアがヤバかったです。コンパクトクランク+32Tの組み合わせで来て改めて良かったと思います。この手のロードバイク旅は、エアロロードよりも軽量なフレームで乙女ギアの組み合わせが私には合っているように思います。四国一周1000kmロードバイクの旅もおそらく、今回の組み合わせになると思いますね。


冬はスキー客で混みそうなハチ北の道の駅。


道の駅で休んでいると、向こうからロードバイクに乗った人が現れましたが私服、ノーヘル、フラットペダルで地元の方のようでした。振り返ってみると、兵庫県内ではスポーツ的なロードバイク乗りには一人も会いませんでした。ちょっとさみしかったです。ただ、道の駅の直ぐ近くには大きなアマチュア無線のアンテナを設置したお宅を見つけてちょっと、テンションが上がりました。ハチ北で飲み物を飲んで休憩を終えたところで、再出発。しばらくは、平坦で乗りやすい道が続きます。香美町村岡に入ったあたりで、道の駅村岡ファームガーデンが右手に見えました。ここのレストラン、肉料理がおいしそうなんですよね。時間に余裕があればゆっくり食事をしたい気分でしたが、例によって無理。でも、車はけっこう止まってました。きっと、おいしいんだろうなぁ。(ジュルル)


道の駅村岡を抜けてから、景色もあまり変化なく特筆するものもなく淡々とペダルを漕ぐだけになりました。あまりにヒマすぎて、鼻歌を歌ったりスマホradikoを立ち上げて骨伝導ヘッドホンでラジオ日経の株式関係の番組を聴いたりして、走り続けましたがそんな平穏な時間は続くはずもなく、またもや峠がやってきました。ただ、勾配はキツかったですが距離は短かったため特に問題なく、頂上付近の春来トンネルを経て峠越えを終えました。この時点で走行距離は、約35kmで獲得標高は700mに達していました。けっこう、脚は消耗していたように思います。そして、昼前になり気温も上がり始めて、体力の消耗も始まりました。


2日目、このあたりで疲労感を感じ始めます。心は折れていませんが、最悪の場合は最寄りの駅からの輪行も考え始めました。しばらくすると、まばらだった人家などが少しづつ増えてきました。湯村の温泉街です。景色も賑やかになり少し元気を回復しました。ただ、ペース的には少し遅れ気味。温泉街を横目に見ながら、少しペースを上げます。

道路標識に鳥取の文字が見え始める。


左折し、鳥取県へ向かいますがこのあたりから少しづつ蒲生峠への登りも始まります。いよいよ、鳥取県へ入る手前ですがこのあたりで体力的にも厳しくなりました。朝、スタートしたときは元気いっぱいでしたが正直言ってきびしい。さらに暑さが追い打ちをかけていて例えるなら、身体がオーバーヒートしているような感じです。スマホで今後のルートを確認すると、しばらくコンビニも見当たらないので自動販売機を探しつつ休憩ポイントを物色しました。そして、八田コミュニティーセンター(おもしろ昆虫化石館)を見つけました。緊急ピットインです。

興味をそそる看板!
日陰に自動販売機までありました。オアシスです。
<>
みんな! オラに力を貸してくれ(ドラコンボール風に)

日陰と飲み物を2本程度、飲んで回復を図れたので再出発します。この時点ではまだ2日目の工程の半分もこなしていません。ちょっと焦りも覚えました。ただ、鳥取県に出てしまえばあとは海岸沿いの平坦地となりますし、線路沿いを走るので輪行も出来ます。あと少しです。ダンシングを入れながら、踏んでいきます。そして・・・・! 蒲生峠に入り特になにも問題もなく登り終えて、下りに入りました。


2日目の峠の断面図。3つの峠を越えて、鳥取県へ。


安堵感に包まれると同時の残走行距離と現在時間を照合します。この時点で12時ぐらいでした。少し遅れていますが、ここから平地で高速巡航に入れば挽回可能です。やりました! 今回のロードバイク旅の一番の山場は超えました。そして、いよいよ鳥取県へ入ります。


涙は出ませんでしたがうれしかった。
こんにちは 鳥取県! お邪魔します。


(その13へ続く)
koumuin43.hatenablog.com