ロードバイクで四国一周をしたいなぁ って考えそれを実現するためにまずは、福井→出雲区間のライドで予行練習をすることになりました。前回までは、荷物を減らすためにSPDシューズを履きスニーカーの代わりにするというお話。今回は、天候悪化の対策と自走不可能になった場合のお話。
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天候悪化の対策について:
どうしても泊まりがけのライドとなると、心配になるのが天気です。四国一周は、約10日間ですが今回の福井→出雲は3日間を想定しています。さらに真夏ですので、本格的な雨対策は考えないことにしました。仮に降られたとしても直ぐ乾きますし、あくまでも最小限の対策です。装備としては、ウィンドブレーカーのみとなりますが、改めて防水処置を行いました。通常だと防水スプレーを振りかけることが多いのですが、洗濯機で漬け込む本格的な防水処置です(正確には撥水加工)。リュックについても同様の処置をしました。そして、一番肝心なのは、雨が予報されている期間には走らないと言うことです。最近は、ウェザーニュースなどでかなり正確な予報が出ますので、それを参照し期間を決定しました。
今回、使用した撥水処理剤。
自走不可能になった場合について:
どうしても自宅から離れた場所で自走不可能となると、徒歩での帰宅も出来ないし友人に迎えに来てもらうのも難しいです。となると、方法は一つ。鉄道輪行です。今回の予定コースは半分以上がJR路線と並行して走るイメージになるので、一番適切な方法です。ただし・・私、輪行って未経験なんです。レースなどの遠征も自家用車で向かいますし、今までその必要がなかったのです。輪行に難しそうなイメージも持っています。ただ、覚えるしかないわけで輪行袋を買って挑戦しました。
いつもはロードバイクは車で輸送します。
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輪行袋は今後、使う頻度は少なそうなので比較的安価なモノを購入しました。高い輪行袋は、丈夫ではあるのですがかさばるという点もありますし荷物を減らしたいという点でもこのチョイスとなりました。ネットで注文に併せて、今回のロードバイク旅に必要なモノも追加購入です。輪行袋、エンド金具(後輪の金具は沖縄遠征の時、段ボール輸送で必要となり持っていたので前輪のみ)、予備チューブ(通常は2本をサドルバックに入れているが、今回は3本にするための追加購入)、CO2ボンベ、心拍計、カギ(通常、カギは1つしかかけないが長期の駐車に備え追加購入)。
輪行袋を入手後は、事前に手順の確認です。さすがに初めての時は30分近く掛かりましたが輪行作業が出来ることを確認しました。ただ、ここで一つ問題が判明しました。それはリアのシフトワイヤーが地面と干渉し、輪行させる場合、ロードバイクの自立を妨げて非常に不安定なのです。シフトワイヤーを短くする事も考えたのですが、ワイヤーの円弧が小さくなりますし、かと言ってそのままにすると輪行時にワイヤーに余計なストレスをかけます。旅の途中にワイヤーの取付部から折れたりしたら万事休すとなります。数日、対応を考えたのですが最終的にはネット検索で同様の事象を検索。さすが、先人はその問題を解決している方もおられました。その対策とは、チェーンを引っ張ってシフトワイヤーを内側に引っ張るというモノでした。いくつかの方法を試して、最終的にはS字フックを二つ組み合わせて、サドルバック方向にチェーンを引っ張ることで私は、その問題を解決しました。
こうして、ロードバイク旅の解決しなければならないテーマは、無事解決しました。あとは、天候の具合を待ちます。
ところが・・・・。
今年は気象庁が「梅雨が開けたと思われる・。」と宣言したのにもかかわらず、なかなか晴れ間の日が続きません。少々、ヤキモキしながら機会を待ちます。そして、7月末になりようやくその機会が訪れました。
(その4へ続く)
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