公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

福井→出雲ロードバイク旅(その11)

 ロードバイクで四国一周をしたいなぁ って考えそれを実現するためにまずは、福井→出雲区間のライドで予行練習をすることになりました。前回までは宿泊先が快適だったお話。
今回は本ライド最大の難関についてのお話。


以前の書き込みはこちらからどうぞ↓
福井→出雲ロードバイク旅(その1) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その2) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その3) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その4) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その5) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その6) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その7) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その8) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
福井→出雲ロードバイク旅(その9) - 公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)
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福井→出雲区間のライドの2日目。寝坊せずに起床することが出来ました。二度寝を心配してましたが大丈夫だったようです。身体のチェックをしても、筋肉痛もさほどなく昨晩の準温泉が効いたようです。朝ご飯を食べに食堂に出かけます。朝ご飯、こちらもおいしかった。ボリュームもあまりに多すぎると、ライドに差し支えますが適切な量。卵焼きは、明太子が入っていて良い塩加減でした。この卵焼き、その後我が家の朝食レシピの一部になりました。



チェックアウトを済ませ、輪行袋からロードバイクを出して組み立てます。初めての輪行袋での収納でしたが特に破損箇所もありませんでした。ホッとしました。本日の予定は、養父市から北西に進み新温泉町へ。そこから西へ進路を取り、鳥取県に入り鳥取砂丘を経て倉吉市までの行程です。



お弁当 醤油入れに入れたチェーンオイルを使い注油します。


ボトルには飲み物を入れて、昨晩からHOTELの冷蔵庫内の冷凍室に入れておいたのですがあまり凍っていなかったのは、残念でした。ただ、ホテルの冷蔵庫は、保冷機能程度の場合も多いので今回、冷凍室があっただけでもありがたかったです。準備を整えて、2日目いよいよスタートします。事前の図上でのコース調査では、しばらくずっと登り坂です。たまにダンシングも入れながら軽めのギアで、流して走ります。途中、道の駅ようかの横を通ります。この道の駅も以前、訪問したのですが食事がおいしいです。スタートしたのが、8:30ぐらいですので、この時点では未だ外気温は28℃と比較的快適でした。

しばらく走っていると、人影がまばらになり田舎になっていきますが、途中で山田風太郎記念館」のかんばんを見つけます。山田風太郎と聞いて、ピンとこない人でも「柳生忍法帖」、魔界転生と聞けば記憶に残っている人は多いのではないでしょうか? 魔界転生は1981年に映画化されています。ストーリー的には、現代でも充分に通用しますしスピード感もあるので、リメイクもされています。1981年の映画は、千葉真一沢田研二緒形拳、若かりし真田広之が主演で監督は深作欣二という今から思えば豪華ラインナップです。もし、令和版でリメイクするなら、柳生十兵衛岡田准一天草四郎松田翔太宮本武蔵真田広之でどうかなぁ?って思います。



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山田風太郎記念館は、後日車で訪れるとして先を急ぎます。国道9号が大きく右へ曲がり始めたあたりから、道路は勾配をましていきました。いよいよ、今回の最難関、関宮ループ橋に向かいます。ずっと先まで続く登り坂、登坂車線まで付いています。「イヤだなぁ」と思いながらも、まだ脚は残っているので無心で登ることにします。

Googleストリートビューより。矢印方向が鳥取方面。


登坂車線を上っていると、大型トラックがエンジンを唸らせ登っていきます。そういう私も唸りながら登っていきます。周りに人がいないことを良いことに、途中で奇声も上げながら(大爆笑)。登り続けることで体温もドンドン上がっていき辛くなっていきます。「あと少しがんばろう!」「あそこまでがんばろう!」を繰り返しながら、登り続けます。そして、ループ橋が見えてきました。そもそも、ループ橋は急勾配を緩和するために設けられているので・・・辛くなるのでこれ以上は触れませんw


ループ橋をパスしても登り坂は、続きます。幸いにも脚はまだ品切れしていないので、とにかく登り続けます。そして、ようやくトンネルが見えてきました。トンネルは、登り坂のおわりを意味します。但馬トンネル1256mに突入します。トンネル内、結構狭く恐いです。リアライトの点灯を車が見つけてくれることを祈りつつ、トンネル内を走り抜けます。何回走っても、ロードバイクで長いトンネルを走るのは慣れませんね。

但馬トンネル1256mを無事走り抜けました。


ここで一旦、休憩することにしましたが何やらスマホの電波が弱かったです。こういう状況で事故ったらヤバいよなぁ。楽天モバイルがスペースモバイルを使った衛星スマホを計画していますが、それが待たれますね。既存のスマホでもつながるのを目指すだとか・・。でも本当に出来るの? 休憩をして暑くなった身体が少し冷えたあたりで、次は下り坂を下ります。


この時点での気温は29℃。養父市から加美町に入ります。


がんばって登った分はご褒美と言わんばかりに下り坂では、スピードが乗るのですが今までにないような速度に達します。「恐いよ! ちょっと待って!」 あまりのスピードにサイコンを見る余裕もありません。もちろん、ペダルを漕いでスピードを上げることもしませんでした。ブレーキでの減速を下手にすれば、逆に落車を招くようにも感じます。ブレーキパットが軽く当たる程度の減速をしつつ下り坂をこなします。高速で下り坂をこなしていると、左手に道の駅ハチ北が見えたのですが減速が間に合わず通り過ぎ、そこから引き返しました。「あーー恐かった。」って思いながら最高スピードを確認したら・・。

最高速度68.3Km/h


実業団ならともかく、23ミリのタイヤ幅のロードバイクで素人が出すスピードとは思えなく、ちょっと唖然としました。下ハンドルを保持して視線を先に置いていたので、めったなことはなかったでしょうが次回、ここを通るときは早めの減速を試みます。

軽車両にはスピード違反はありませんが、普通に危ないやろ。

(その12へ続く)
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