四国一周サイクリングを１０日間で無事終えて完走証を発行と共に同封されていたのが、四国一周サイクリングオリジナルヘッドスペーサー引き換えカード。これは四国一周を成し遂げたあと、しまなみ街道を訪れると貰えるという物です。それをゲットするために１０月にしまなみ街道を走りました。前回は出発地点の尾道市でのお話し、今回は尾道ラーメンを食べます。
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お酒も飲んで、仕上げにがっつり食べたいと思っていたらこのお店、ただの居酒屋さんではないようでラーメンがオススメのようでした。張り紙もされていて、それを読むとこのお店のラーメンを是非とも食べなければならないという気分になってきました。文章を読む限り、控えめな表現であるものの深い自信を秘めていることを業間から感じます。ということでさっそく注文。席から厨房が少し見えるのですが、大将がオーダーを見た瞬間、キラッって目の奥が光ったような光らなかったようなｗ
そして、待ち時間少なくラーメンがカウンターの上にやってきました。見た瞬間、思ったのは「これは、確実に美味しい！」ネギを増しにしたのですが、別のお皿に乗せて提供するあたり食べる側の気持ちを分かっています。初めからネギが大量に浮いていると麺が食べるためにネギをかき分けなければならないし、あとの方になるとネギの味がスープに負けてしまうのです。この方法なら両方が楽しめる。食べる気持ちがよく分かっているラーメンです。まずは、スープから頂きましたが肉系の味と魚介の味がケンカせずに共存している感じで、初めに肉系の味がやってきてその後に魚介系がやってくるという波状攻撃という感じで「マジでこれヤバいわ。」っていう味でした。大抵、肉系と魚介系ってケンカしちゃうんですがね。麺もゆで加減も絶妙だったしスープの味も適度に絡んでいてとにかくビックリ。毎週、週末にご褒美に食べたい味です。美味しく頂いた後は、白ご飯と広島ハーブの鶏のせせりポン酢で仕上げて、しまなみ檸檬ジンジャーでスッキリします。 檸檬 これはレモンと読むそうです。私は知りませんでしたｗ
たっぷりと尾道での食事を楽しみ。満足してお店を後にします。いやぁ・・満足。満足。お酒も入っているので、少し夜風に当たってお酒を冷やしてからホテルに戻ることにします。駅前は、それほど人はいなかったですが、外国語が聞こえていたり仕事帰りの方やストリートライブをする若者なども見受けられ地方のシャッター駅前という感じの悪化もありませんでした。ただ、お店自体は早く締まってしまいますしもう少し人通りがあれば良いと思います。地方の衰退は、喫緊の課題です。今回、夕食をとった居酒屋さんのお隣には昔ながらの雰囲気を残す映画館がありました。建物だけ残っていて営業していないと思ったのですが、ふと目をやると上映予定の作品のポスターが貼っており営業を続けているようです。こういう佇まいの映画館、昔私の街にもあったような気がします。帰宅後調べてみると、NPO法人シネマ尾道が運営している映画館で色々なアクシデントを乗り越えて営業を続けているようです。こういう活動が出来る地域、人材があるのは本当に素晴らしいことですし関係者の熱意には頭が下がる思いです。
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酔いを覚ましたあたりでコンビニに寄って、飲み物と翌日の朝食を買い求めてホテルへ帰ります。そして、お風呂で電車移動で固くなった筋肉。違った贅肉をほぐします。明日はいよいよしまなみ街道です。距離はたいしたことないですが、途中の観光でどれだけ時間をかけるか？ 横風は大丈夫か？ 四国へ渡ってからフェリー乗り場までロスの時間は発生しないか不安な要素がありますが、とにかく楽しみたいです。
（その５へ続く）
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