四国一周サイクリングを１０日間で無事終えて完走証を発行と共に同封されていたのが、四国一周サイクリングオリジナルヘッドスペーサー引き換えカード。これは四国一周を成し遂げたあと、しまなみ街道を訪れると貰えるという物です。それをゲットするために１０月にしまなみ街道を走りました。前回は尾道ラーメンが美味すぎたお話し。今回はいよいよ出発です。
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朝起きると外は良い天気。絶好のライド日和だと言うことを確認できました。見た感じ風もなさそう。天気予報とにらめっこしながら日程を決めたので、心配はしてなかったと言えばウソになりますがこれで一安心。朝ご飯を軽く食べて、部屋でドリンクを作り着替えて８時過ぎにチェックアウト。ホテルの前で輪行袋からロードバイクを取り出します。
輪行袋を広げて、ほぼ１日ぶりにロードバイクとご対面。リアディレーラーの破損防止の為にチェーンをＳ字フックで引っ張っていたのですが、今回も有効に効いていました。準備を進めていたら、私より少し年配の方から声をかけられます。ロードバイクに興味津々のご様子。色々ご説明して、私がこれで肝臓の数字が良くなったことを話していたら金沢市からお仕事でみえられた方と判明。以前、いた会社の支社が金沢市でしたので少し金沢の話でも盛り上がりました。金沢から尾道までお仕事で出張とはお疲れ様です。私も勤め人を続けていたらこういう出張とかあったのかもしれないです。
ロードバイクの空気は前日に多めに入れていたので、今回は補充はなし。予定では帰宅までは補給なしでいけるはずです。良い天気なので上機嫌でロードバイクにまたがり、ホテルを後にします。まずは、尾道から向島に渡ります。渡る方法ですが道路を走る方法もあるのですが、以前フェリーに乗ったときに入手したパンフレットには、交通量が多いので渡し船で渡るのがオススメとありました。全部、自分の脚で走りたいのは山々ですがここは安全第一です。渡し船で渡ることにします。
渡し船は、以前宮島に行くときに乗ったことがあるのですがあまり慣れていません。少しドキドキしながら乗り場へ向かいます。事前情報では電子マネーは使えず現金のみということだったので、日頃現金を使わない私は、出発前にＡＴＭでお金を下ろしてさらに自販機で小銭を作ってという作業を事前に行いました。日頃からある程度の現金、特に硬貨は手持ちに持っておくようにしておかないとダメですね。乗り場には係員とおぼしき男性が立っていたので、ロードバイクを引いて近づくと乗り場と乗り方を教えてくれました。
そこにはママチャリが止まっており、ちょうど渡し船が到着するとそこが最短距離になるようでした。ちなみに乗船料は乗っているときに集金する仕組みだそうでここで前述した小銭があると、円滑に対応できます。これを電子マネーで対応できると良いんでしょうけど、元々格安な渡し船ですし難しそうです。ほどなくして渡し船が到着。乗客が降りた後に私達が乗船します。けっきょく、乗船した（私を含めて）人数は３人。普通日の通勤ラッシュが終わった時間帯だとこんなものなのかもしれませんね。乗船してロードバイクを立てかけて、出港を待ちます。しばらくすると、先ほどの係員とおぼしき男性が乗り込んできてロードバイクを見て、「それでいいですよ。」って感じの視線。
係員の方は、色々ロープワークをして渡し船はその後出港です。それにしても船のエンジンは良い音がしますね。惚れ惚れします。内海なので船も揺れないのでロードバイクを立てかけたままで船内をウロウロして（そんなに広くはないですが）景色なども楽しみます。私の大学時代のM君は旧・因島市（今は尾道市）の出身でしたが、「早く帰らないと船がなくなる。」って言ってましたがこれで通学していたのかな？ ふとそんな思い出が蘇ります。向島に最短距離で到着かと思ったら、向島に入ってから少し水路をさかのぼる形で航行し向島に到着しました。約５分で到着、短い船旅でしたが日頃体験できないことでしたので楽しい時を過ごしました。
（その６へ続く）
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