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ざっくりというと
・辞職届の受理の通告は事務的
・人事担当者は、淡々と処理
・あくまでも人事担当課の考えは、現場の職員のケアは各担当課長の仕事で人事は、ノータッチという考え
・退職の事務処理は淡々と進む
・日が近づくにつれ私に心境の変化が・・
新年度に入り、数日後人事担当課の課長と課長補佐に呼ばれました。「辞職届を受理し、手続きを開始する」という通告のみでした。あくまでも、職員のケアや運用は現場の部課長の責任で人事担当の私たちは、他人事のように事務処理をすると言うことなんでしょうね。恐れ入りました。そうでもしないと彼らも持たないのかもしれませんが。僕の感覚だと所属課長等に話せないことをヒアリングして、人事に生かそうとするのが人事担当としての役割のようなきもするのですが、役所の人事担当課長や係にそれを求めるのは無理だったようです。翌日には、係る手続きが行われ私も書類等の作成を行いました。そして、残務処理や引継書も作成開始です。
15年も同じ部署にいると、本当色々なことを思い出します。引継書を作りながら、少し感傷に浸っていると涙が出てきました。役所辞めたら旅行行こうとか・・・そういう性質の涙ではないのです。何か悲しいのです。本心では役所を辞めたくないのか? とすら考えていましたが、立つ鳥跡を濁さずで残務処理に励むしかありませんでした。
(おわり)