公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

公務員辞めた理由その2 リストラは終わってない (43歳で退職)

公務員辞めた理由 上司と部下の想い 過去の記事はこちらから
koumuin43.hatenablog.com


ざっくりというと
・公務員の世界に10年ほど遅れてリストラ。
地方自治体の財政は火の車が多い。
・貯金ゼロの地方自治体も?
・クズ職員は、リストラから逃れる。
・まともな職員ほど早期退職に追い込まれる。



ここまで、公務員辞めた理由その1を読んで、けっきょく人員不足か?と気づく方は多いと思います。

 民間に遅れること10年程度、公務員の世界でもリストラが始まっていたのです。国はもちろん、地方自治体の財政は火の車のところが多いです。役所が広報誌に掲載する財政状況をよく見ましょう。一番わかりやすいのは、財政調整基金でしょうか? これは一般家庭で言う貯金です。どこの市の試算とは言いませんが、数年後にどうなるか言いますと

(数字はわかりやすくするため小さくしてあります)

・年間予算1,000万円で貯金が65万円という自治体もあります。

これ・・ほぼ無理ゲーです。何か災害や、豪雪などで予算を超えるような事態が起きたら、あっという間に貯金ゼロです。そして、恐ろしいことにこの財政貯金が年々、減少している地方自治体があるので、「タコが自分の足を食べるように・・。」じゃぁ、どうするの?借金? 頭の良い職員(財政系の職員)は何か考えるでしょう。でも、根本的なことは変わりません。


実は火の車の地方自治体は多い。


そういうことを考えると、公務員のリストラは避けられません。ただ、問題があります。どうにもならない、クズ職員がどこにでも存在します。そういう人達は閑職へ異動しています。毒にも薬にもならないところです。そこは、ゆったりと時間が流れています。クズ職員は追い込まれないのです。そして、いつまでも居座るのです。高い給料をとりながら・・

私は、そういう彼らを見ると公務員を辞めるのは、もったいない 
                           と感じるのです。

まじめに取り組んだ職員が過重労働や責任感で追い込まれて、早期退職するところそれが役所なのです。例外もありますけどね。


公務員辞めた理由その3へつづく
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