相続税対策と私自身は不動産に興味がないため、先祖伝来の土地の売却を進めています。幸いにも数年前から断続的に売却が進み、保有不動産の半分弱の売却が完了しましたが完全売却にはほど遠い状況です。売却に当たってのPRですが、色々な方のお話を聞くと昔ながらの現地に看板を設置するというのが意外と効果が高いようで私も設置をしていましたが、3年が経ち文字が消え始めました。専門業者に修理を依頼することも考えましたが、費用もかかりますし自分でなんとか出来ないか?と考えてDIYしてみることにしました。看板を修理するに当たって一番楽なのは、厚紙で型紙を作ってスプレーを吹き付けるという物です。今回はその工法が真っ先に候補に挙がってきたのですが、古い看板を外す際に看板の他の部分が壊れそうな状況でしたし、看板の一部の文字が消えかかっている状態でしたのでその工法は採用せずに、筆塗りで消えた文字を復元するという工法にしました。ということで買ってきたのは、塗料、マスキングテープ、そして筆でした。
材料をそろえて現地へ。「売土地」という時が完全に消えていましたが、文字を構成していたカッティングステッカーの凹凸を読み取り鉛筆で文字の輪郭をなぞりその周りにマスキングテープを貼ります。今回、ハサミを忘れたので手でマスキングテープを切り貼りしたので。少しラインがギザギザしますが看板修理の1個目なのでそこは、ご愛敬です。ただ、このマスキングテープを貼る作業が予想以上に手間がかかります。板を買ってきて、前述した「厚紙で型紙を作ってスプレーを吹き付ける」の方が良かったようなきもします。時間コストで行くと、徳なのか損なのか? ただ、こういう工作は好きなのでそこは楽しんでやっているので考えないことにしました。
マスキングテープを貼り終えてここからは、塗料を筆で塗る作業です。少しマスキングテープの範囲が狭いような感じながら塗ります。マスキングテープを広めに貼っておけば何も考えずに筆塗り出来るのですが、そこは考えてなかったので慎重に観察しながら塗っていきます。マスキングテープを貼るのは時間がかかりましたが、塗るのは一瞬。本来だとここでしっかり乾くのを待つところですが、早く結果も知りたかったので10分ほどで少し乾いたあたりでマスキングテープを剥がしていきます。剥がしたあとの第一印象は、文字の輪郭がギザギザ。ハサミでマスキングテープを切らなかったのが良くなかったようです。ただ、数メートル離れると、そんなに気にならない。良い感じです。お金をかけずに直す方法としては良かったと感じました。あとは、耐候性がどうかですね。観察していきたいと思います。