公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

【第5回】公務員の再就職活動 (43歳早期退職公務員)

 公務員を早期退職して、資金はそれなりにあるので贅沢をしなければ逃げきれる予定でしたが、想定外の相続問題が噴出したりして悩みに悩み抜いた3ヶ月でしたが、結果的に再就職をすることになりました。

今までの経緯は、こちら↓
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再就職活動を進めている中でやはり、考えてしまうのが公務員を辞めたことが正しいことだったのか?ということです。これは未だに引きずっています。どうにもならなかったから、辞めたはずなのに? 辛かったが給料は良かった? これから転職先で仕事に見合う給料はもらえるのか? そもそも、転職を本当にするのか? これから無職でもそれなりに食いつなぐことは出来るよ? でも、仕事をしないことが不安なんでしょ? それにまだ若いし色々遊びたい、それにはお金が必要でしょ? そんな思いが頭の中を駆け巡りながら、転職活動を続けます。

私の友人で体調を崩して離職したが、お金が底をつきかけてギリギリ再就職した人がいます。その人に比べれば明らかに恵まれているのですが、なにかしらの不安が私を襲っているのは事実です。その一因は、公務員だったというムダなプライドなのかもしれません。あとは、公務員の世界から新たな民間への世界へ転身するのですから、間違いなく不安があります。そんな感情の寄せ鍋のような状況で転職活動は続きました。



高速道路のパトロール業務の会社は、体力的にムリだと考えて次に受験したのは繊維を染める工場の求人でした。工場見学もさせてもらい、面接も終えて雰囲気的に内定ももらえたのですがやはりネックになるのは、今の自宅から離れることです。現在の自宅は、持ち家で先ほど退職金と資産運用で儲けたお金で繰り上げ返済を終えた自宅です。それを放置し、勤務のために借家を借りることになります。

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転職活動の時期は夏真っ盛り。ネクタイ締めて走り回るのは大変でした。







住宅補助は難しいとのお話でしたので、そこからいただく給料とかを鑑みると正直言って手元には、あまりお金は残りません。ただし、社会保険等を会社が何割か負担してくれるだけでも資産運用だけで生活する身としては、助かるのは事実です。生活費は資産運用でやりくりし、給料はお小遣いにしようと算段すれば魅力的なお話です。

でも、よくよく考えた結果、実家と借家の二重生活の資金的ロスは大きいため内定は、辞退することにしました。なんとか、実家近くで仕事を見つけるそれが一番の解だと考えました。


(第6回へつづく)