公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

【第3回】公務員の再就職活動 (43歳早期退職公務員)

 公務員を早期退職して、資金はそれなりにあるので贅沢をしなければ逃げきれる予定でしたが、想定外の相続問題が噴出したりして悩みに悩み抜いた3ヶ月でしたが、結果的に再就職をすることになりました。

今までの経緯は、こちら↓
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自動車整備士の資格は、学生時代にとりましたがその後すぐに公務員になったので実戦経験はありません。しかし今、武器になる主な資格はこれしかありません。そこで、40代+ペーパー整備士でも雇ってくれそうな業種から攻めてみることにしました。

まず考えたのが、ロードサービス系ですがこれは二社応募して書類で落とされました。沖縄県滋賀県と自宅から離れた箇所というのも影響しているのかもしれませんが、やはり体力勝負と言うことで年齢で落とされたのだと思います。あとは、応募書類の書き方について私自身、この時点ではまだ担当者が興味をそそるような書き方に気づいていませんでした。

担当者が興味をそそるような書き方とは? 
色々なサイトを見る限り、40代の求人は即戦力もしくは、早めに幹部に育ってくれる人を求めてると解説しているように感じました。ですので、相手先企業に対して「私の今までの経歴や資格は、こういう風に役立ちますよ。」というような書き方に改めました。加えて相手先企業に対して、あまり関係ない部署の経験もかき、けっこうカバー範囲が広い人間であることもアピールすることしました。それ以降は、少し書類審査の通りやすくなったように感じました。







比較的、合格はいただける率は高いが実務が大変だと思ったのは、高速道路のパトロール業務の会社でした。シフト勤務に加えて、有事の時は規制のコーンを持って数百メール走るなど、自分の身を守りながら道路の安全も守るという仕事です。これに関しては、40代ではムリと感じました。

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面接を受けるために、あちらこちら車で移動することになりました。慣れない地の車の運転は大変です。

ある程度転職活動をして感じたのは40代という年齢の不利さ、そして公務員経験はほとんど役に立たないということです。公務員で転職するなら、士業を起こすか、公務員から公務員への転職が一番適切だと思いました。一番良いのは、公務員を辞めないことかもしれませんが。このあたりは、いづれ私の経験も踏まえてお話しできるようになったら、お話ししたいと思います。






今回の再就職活動で、おもしろいなぁ と感じた求人がいくつかありました。一つは内航船の求人でした。これは、2社応募しましたが、1社は応答なし。もう一社からは、確認の電話がありました。確認の内容としては、船に乗り働きながら陸に上がっている期間は、地元の学校で船員の資格をとってもらう。取得費は80万円ほど(自腹、貸付制度あり)かかりますが、それでも受験されますか? と言う内容でした。私が20代なら、この話うけたかもしれませんが、さすがにムリだと思いました。
内航船とは、日本国内の貨物輸送を担当する船。

もう一つは、某戦争ミュージアムの事務局長の補佐。役所での各種会合、陳情活動などの経験が役に立つのでは?というアプローチで応募しましたが、こちらも撃沈。おそらく、この手の求人は学芸員さんの応募が多いので、非学芸員の私ではムリなんでしょうね。


(第4回へつづく)