公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

近況報告(早期退職して)「3ヶ月経ってもぶれる道」  (43歳早期退職公務員)

市役所を早期退職して3ヶ月ちょっと。色々、心の揺れ動きや変化がありました。そして、悩みながら色々な人の力も借りながら新たな道を歩むことになりました。

二ヶ月前の状況はこちら↓

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宅建の勉強を進めながら、土地について税の対策で先行して売却準備を進めていきます。しかし、当地ではなかなか景気が良くなく土地の売れる気配はありません。でも、税金対策のためには、なるべく早く現金化する必要があります。その為、ほぼ全ての遊休不動産を不動産屋さんに媒介契約し売却を目指すことにしました。つまり、私が不動産業を開業する意味合いが少し薄れてきたのです。

少し考え込んでしまいました・・・。

宅建士の勉強自体は面白いのですが、私の場合一日、4時間が限界です。それ以上は、頭に入りません。ということは、残業の少なめの仕事をしながらでも勉強は出来ます。4時間だけ勉強して、あとは家でのんびりというシナリオもあります。がしかし・・冷静になってよく考えてみます。





シナリオ1:うまく不動産が売却でき、相続も完了。リタイア資金+相続財産をつかって完全リタイア。これがベストシナリオです。

シナリオ2:不動産の売却が部分的にしか行えず、相続税を支払うために私の築いた金融資産を相続税の支払いに使う。これは、バットシナリオです。

シナリオ3:不動産の売却が思いのほか進まず、相続放棄。この場合、自宅も失い可能性があります。これは絶対に避けなければならないバットシナリオです。

今、起こりうるシナリオはおそらくこの3つです。そして、今私が抱えているこれ以外の問題は、もやっとした不安です。

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これだけのことを踏まえて、もう一度シナリオを再構築します。すると、新たな解が出てきました。


・不動産の売却は、媒介業者に任せつつ再就職を目指す。宅建の勉強は、一日1時間程度を目処に続け、数年後の合格を目指す。再就職先は役所のような長時間労働ではなく且つ、自分の好きな業界にする。つまり、完全に納得した再就職。再就職の後は、5年程度を目処にシナリオを見直す。

これが3ヶ月後に導き出した、新たなシナリオでした。本当に早期退職してから、ぶれまくります。でも、44歳ですからね。たしかに早期退職、アーリーリタイア生活には速すぎたかもしれません。海外移住するにしても、英語力もまだ未発達です。その準備期間も考えると、アーリーリタイアが速すぎた感もあります。

じゃぁ、早期退職は失敗だったのか? そうはおもいません。あのまま公務員を続けていれば、おそらく自殺していたと思います。


そういうことで、今シナリオの修正を行いつつあります。再就職への道です。また、近況はお伝えします。さぁ、私はこれからどんな航路をたどるんだろう。

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