公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

四国一周1000kmロードバイクの旅(day9 うわじま きさいや広場) 

 本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。


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少々、難関な交差点をクリアし宇和島市中心部へ向かっていきます。この交差点を越えてから急に街並みが賑やかになってきました。スシローとかすき家の看板をみると、安心感を感じますね。でも、私は地元にいるときは、スシローとかすき家は私はほとんど利用したことがないんです。一番の理由はやっぱりコストが問題で自宅にいるときは、ほとんど自炊ですしファストフードチェーン店はどこにでもあるので旅などをしているときは、居酒屋で地元料理を食べたいですから。でも、この安心感は大きいw ほどなくして走り続けている道路は、高速道路の高架橋と並行して走る形になり交通量も増えていきます。都会じゃん。そして、四国一周サイクリングのチェックポイント、道の駅うわじま きさいや広場へ到着です。この きさいや って言葉ですが調べたところ「来て下さい」という方言でした。奇才??とか思ってました。 


  


この道の駅 うわじま きさいや広場ですがとにかくデカイ。そして、普通日なのにたくさんの人出。人気スポットなんだなと感じつつ中に入ると、納得の充実度でした。お魚をたくさん売ってるって感じでこれはクーラーボックス持参で訪問したい施設の一つだと思いました。ロードバイク、リュック装備では何もお土産を買って帰れない(ぐすん)。これ・・絶対に美味しいお魚だよな?って言うのがたくさんありました。ミニキッチン付きのウィークリーマンションとか借りて、長期滞在でお魚を味わいたい欲望に駆られました。せめて、お昼を食べようかと思いましたが時間は昼過ぎで食堂も混んでいます。これも断念。とりあえず、四国一周サイクリングのスタンプをゲットするために事務所へ出向きゲット完了。お昼に後ろ髪を引かれる思いですが、この次の休憩地点は「道の駅どんぶり館」の予定なのでそちらに望みを繋ぎます。



 


そんな希望を抱きながら、道の駅を歩いているとド派手なフロアマットが入り口に引いてあるのに気付きました。闘牛 宇和島って書いてあります。闘牛というと、沖縄のイメージがあります。過去に沖縄にライドに行ったとき、道路を牛が横断していてビックリしたことがありましたがここ宇和島でも闘牛をやっているとは、初めて知りました。闘牛は実は一度も見たことが無いので大変興味があります。次回の四国一周サイクリングなんかにうまく結びつけて見に行きたいですね。ただ、年に数回の開催でお正月とかGW、お盆などなのでホテルの確保とか道路は混んでそうです。

 
宇和島市には市営の闘牛場がある(すごいなぁ~)


youtu.be


闘牛を見に行きたいところリストに加えたところで、道の駅宇和島きさいや広場を後にして宇和島市市街地を抜けて次の目的地 道の駅どんぶり館を目指すことにします。宇和島駅方向に走るわけですが、交通量がけっこう多いです。宇和島市けっこう都会です。人口は6万5千人なので私の住んでいる自治体のほぼ倍ですね。これだけの賑わいのある空間は、今回の旅では高知市以来の様な気がします。道路も広い歩道などが整備されていて良い感じです。しばらく走ると、公園に蒸気機関車が展示されていました。デゴイチことD51蒸気機関車はけっこうあちらこちらに残っていますが、チラッとみるとどうやら別の型番の蒸気機関車のようです。これは見に行かないと。

 
宇和島駅へ向かい道すがら、ヤシの木たっぷり。


ロードバイクを公園に止めて、蒸気機関車に駆け寄ります。よくみるD51よりも小さな蒸気機関車です。展示の説明板によると、昭和15年~43年に渡りこの辺りを走っていた車両のようで、汽車ぽっぽの愛称があったとのこと。帰宅後調べると、C12型と呼ばれる蒸気機関車で小型軽量な機関車とのことでした。製造は日立なんですね。なお、詳しい場所ですがJR宇和島駅から北方向に少し進んだ和霊公園の敷地内にあります。鉄分を補給して、再出発しますが須賀川を渡ったあたりから市街地から外れて市街地の賑やかさは鳴りを潜めます。そのうち、山間部特有の景色になり、登り坂が始まり郊外道路で交通量も少ないわけでロードバイクで走っているとそれなりの速度で抜かされます。さらにトンネルが連続する区間に入ってきました。ロードバイクを乗っている方は分かると思うのですが、トンネルは本当に怖いです。後ろから大型トラックなんかにハネられないか、いつもヒヤヒヤしながら走っています。そんな時、思いも寄らぬものを見つけます。さて、なんでしょう?続きは次回のブログで。



  





(day9 国土交通省 大洲河川国道事務所へつづく)
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しまなみ街道を走ってきました(その16)

 四国一周サイクリングの完走証と共に同封されていたのが、四国一周サイクリングオリジナルヘッドスペーサー引き換えカード。これは四国一周を成し遂げたあと、しまなみ街道を訪れると貰えるという物です。それをゲットするために10月にしまなみ街道を走りました。



今までの書き込みは、こちらのポータルページからどうぞ。
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朝イチのパンク修理を終えたところで、さて空気を入れる必要があるのですがCO2ボンベを使うのももったいないので、フェリーターミナルの空気入れを借りることにしました。恐る恐る、ロードバイクを押してフェリーターミナルに向かいますが、受付窓口には誰もおらず掃除のおばさんが掃除をしているだけでした。ただロードバイクのスタンドの所には、空気入れが普通においてあって使える状態でしたのでお借りすることにしました。こちらは、口金は壊れておらず普通に使えました。よかった。空気を入れて、せっかくなのでジュースを自販機で買って一休みして帰路につくことにしました。ここから車を駐車したところまで、最短距離で130km。ロードバイクで帰れない距離ではないのですが、疲労なども心配なので少し迂回して鉄道路線に沿って帰ることにしますがせっかく、ここまで来たんですし寄り道もします。その寄り道先とは、伊丹空港です。伊丹空港で飛行機を見ながら航空無線を聞こうという趣向です。

 
空気も入れて元気100倍?!


出発したのは朝の7時。通勤ラッシュですが、自転車にはあまり関係なくと言いたいところですが、北陸の田舎育ちの私にはこの車の多さは衝撃的。大阪・・恐いw 自転車には走りづらい環境。30分ほどでメンタルが削られそうになりました。スマホナビの音声を骨伝導ワイヤレスヘッドホンで聞きながら、伊丹空港を目指します。都会特有の立体交差的な道路に困惑しながらも、大抵横に歩行者用通路があることに気づきそこを慎重に通りながら走ります。都会はロードバイク乗る環境じゃないよ。乗る環境の場所まで行くまでが遠いとは聞いていましたが、実感です。私の地元、徒歩数歩で自転車を乗る環境が整ってますが大違いです。田舎在住で良かった。

 
まさしく都会!


1時間弱走ったあたりで、難波に到着します。大阪は水の都と言いますがたしかに中心部に向かって水路が張り巡らされているように感じました。そんな時、ふと目をやると「水の都 大阪 一級河川 道頓堀川」というプレートを見つけます。あの阪神が優勝したりすると、飛びこむ道頓堀川です! せっかくなので記念撮影しましたが、この川に本当に飛び込んだ人がいるんですよね。お世辞にもキレイとは言えません。しばし、川面を見つめてました。このあたりは、グランキューブ大阪などもあり証券会社のセミナーなどでもなんどか訪れた地域ですがロードバイクでは、全くの初めてです。見るもの全てが目新しいです。


 
道頓堀川。右奥に見えるのは京セラドーム大阪。

歩道を爆走する逆走・お子様搭載型電動アシスト自転車に怯えながら極力、車道を走りつつ恐いときは歩道を走り大阪市内を走り抜けます。それにしても、恐くないのかな?お子様を乗せて転倒とかしたら、子どもが大怪我しますよ。中には、母子共々ヘルメットを付けていない親子も見受けられました。ほどなくして豊中市に入ります。途中で幹線道路と並行する路地裏に入って、一息つきつつ伊丹空港を目指すのですが飛行機の爆音が聞こえ始めます。おお! 飛んでる! 飛んでる! これで今回の旅で無線機を持ってきたけど無駄にならずに済みました。これで有名な撮影スポットで飛行機を見つつ航空無線を聞くという、もう一つの目標を達成出来ます。



  


伊丹空港を通り過ぎて、撮影スポットのエア・フロント・オアシス下河原に向かいます。少し道を間違えたのですが、無事到着。数人の先客はいましたが、普通日の午前中と言うことで空いてましたので心置きなく飛行機を眺めつつ航空無線に耳を傾けます。日頃は、上空管制しか自宅では聞けないのでテンションが上がります。訓練機がどのあたりで訓練をしたら良いか?などの打ち合わせもあるようで、その時は日本語で交信してました。その方が楽ですもんね。

 
古い無線機ですが未だ現役です。



(その17へ続く)
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6年ぶりに仕事用PCを更新(その4)

今まで仕事に使っていたデスクトップパソコン。ここ15年ほどデスクトップPCは自作機を使っていて、壊れる度にマザーボードなど部品単位で交換していました。ただ、そろそろそれも限界が来ていました。と言うことで年末年始にデスクトップPCの入れ替えをしたお話しです。前回までの経過は、こちらでご確認ください。


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ノートPCにメモリーを付ける手順で慎重にSSDを取り付けます。ビス留めで固定するのですが、手を放したらメモリーが跳ね上がってのはちょっと驚きましたが無事取り付け完了。ヒートシンクもうまく収まりました。そして、Oさんが提供してくれたグラフィックボードも取り付けます。こちらは非常に大きくて、2スロットを専有しますが性能は高そうです。一時期、仮想通貨のマイニングとかが流行ましたが、一部のマニアはこうやって馬鹿でかいグラフィックボードを刺してマイニングに励んでいたんでしょうね。その仮想通貨ですが、私自身は投資対象にはしていません。ただ、どういうものかを知るために口座は、設置して証券会社のポイントをビットコインに替えて保有しています。昨今の相場でだいぶ膨らんだのですが、利用価値が思いつかず困ってます。現金化するのも面倒ですしね。



  
左:今回取り付けるSSD            中:SSD取り付け状況            右:ヒートシンク取り付け状況


これで一通りの主要部品は、筐体に取り付けが完了しました。ここで仮組みをして動作することを確認してから本組みをすることにします。まずは、電源を仮接続です。コネクターがたくさんあって少々戸惑いますが、コネクター形状が間違わないように全て違うので無理に繋がないようにだけすれば、問題はなさそうです。そして、旧PCのSSDも接続。まずは旧PCのSSDでWIN10の立ち上げを試みます。接続を終えていざ、スイッチオン! ウンともスンとも言いません。何か間違えた? 一呼吸おいてから何度か試しますが変化なし。いっさい、LEDも付いていないのでなにか根本的なミスを犯しているようです。電源を上流から下流に追っ掛けていきます。すると、マザーボード電源ケーブル3種つなげればならないのに接続していませんでした。こりゃ動かんわな。旧PCは2本だったと思うので、その感覚でやったようですね。気を取り直して、接続を行い再度、挑戦。無事起動しました。

 
マザーボード、メモリーSSDの設置が終わり、電源、旧PCのSSDを接続。



無事起動してマザーボードのオープニング画面が立ち上がります。SSDも2基無事認識しています。あとは、旧PCのSSDから立ち上げて、M.2接続のSSDに丸ごとコピーして環境移転です。ところが、いつまで経ってもOSが立ち上がりません。おそらく、BIOSでの起動順位の問題だと考えてBIOSに入りますが、ここで不思議な状況に。旧PCのSSDは認識しているのですが、起動順位の設定項目に表示されていなくて選択できないのです。なぜ? なにかBIOSで設定項目があるのか?と思い、BIOSの設定画面をしらみつぶしに見ていきます。すると、なにやら「起動\CSM」とか言う設定があります。よく分からないのですが、とりあえずその設定を変えて再度挑戦します。すると、旧PCのSSDからの立ち上げが設定できるようになり、無事旧PCのSSDからWIN10が立ち上がりました。どうやら、旧PCのSSDをキチンと認識させるには、「レガシーOPROM」を起動デバイス制御対象にする必要があったようです。その時は、この程度の認識でしかいませんでした。今から思えばこの時にこれをもっと掘り下げて、調べておけばこの後が楽だったのですが。。(意味深)


 
左:立ち上がり画面     右:BIOSは多言語対応 
UEFIとレガシーOPROMの起動ドライブ設定 


旧PCからのSSDでWIN10が立ち上がり、新しいデバイスなどの認識作業も無事終わりました。心配していたライセンス問題もその時に表示された画面に従ってマイクロソフトのホームページにアクセスすると、無事更新できました。その後、ドライバーなども更新ソフトで更新して動作を安定させた段階でHDDのコピーソフトで旧PCのSSD → M.2接続のSSDに丸ごとコピーして環境を移植します。ここまでは順調すぎるほど順調。おまけに旧PCと違い爆速。作業はサクサクと進みます。コーヒー飲みながら移植が完了するのを待って、完了後にBIOSを設定し直してM.2接続のSSDを起動ドライブにし再起動します。

おお! 爆速でログイン画面まで進む! すごい! これが年月の違い?! そんな感動をしつつそこで追加の作業を思いつきます。せっかくだし、今Windows11まで移行してしまおうか? これがこの後、徹夜作業の原因になるとは、想像だにしてなかったのですが。



何かと便利なHD革命

6年ぶりに仕事用PCを更新(その5)へつづく
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四国一周1000kmロードバイクの旅(day9 宇和島市に入る) 

 本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。


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晴天に恵まれて快適なday9は、続きます。しばらくして宇和島市に入ります。宇和島市、私の記憶にいくつかの項目が浮かびます。水産業で有名なところで以前、地元の水産高校の実習船が米海軍の潜水艦に衝突された事件も記憶にあります。その後の処理については、米国の非協力的な素振りもあり、改めて日米が対等な立場ではなかったことを思い知りました。他には鯛めしが有名で今回の旅の初めの方で食べた鯛めしの鯛は、宇和島産でした。あとは、笑福亭鶴瓶さんが旅番組で美味しそうに鯛めしを食べていたのも記憶にありますね。そんな海のイメージの強い宇和島市なんですが、ルートは一旦内陸に入ります。そして、たどり着いたのが道の駅津島やすらぎの里です。

 


ちょうどお昼前ですので、ここで昼食休憩をすることにしました。高知で美味しい物を食べすぎたのでここはひとつ、ごく普通の握り飯などを食べたいな。と思っていたらそういう感じの弁当も道の駅に売っていて、迷わず購入です。天気も快晴ですし、外のベンチでノンビリ頬張りながら、くつろいで休んでいますと私より少し年上とみられる紳士が声をかけてきました。モーターバイクで旅をされている方のようでしたが、お話しを伺うと九州の方でお仕事は、バスの運転手さんとのこと。休暇を利用して四国を巡っているそうですが、四国に入って早々にバイクのタイヤがパンク。なんとか、バイク店にたどり着きタイヤを取り寄せてもらって修理が完了したところで旅を続けているとのことでした。ちなみにタイヤ待ちの間はレンタカーで回っていたとか。モーターバイクのパンクは、ロードバイクと違って直ぐには直せないんですね。しばらく、色々話しているうちに、私がF.I.R.E.済であることのお話しに及びましたが、あまりそれも幸せではなくて、仕事がある=役割があるというのは大変だけど幸せなことなのかもしれない。などというお話しまで行きました。お互い50歳前後の歳って言うのは、色々とそういうことを考えるのですね。


 
道の駅には、宇和島市津島町のジオラマのようなものが展示されていた。


話し込んで九州への帰路などを伺うと、フェリーで九州に戻るとのこと。四国と九州のフェリーってあるのですね。実は、この旅の後、フェリーについて調べたのですがこれが自転車との親和性が非常に良いんです。輪行袋に入れずに持ち込めるし、車をフェリーで運ぶよりも安い。フェリーによってはお風呂もあるし、夜寝ている間に目的にも付けるダイヤもある。なによりもサイジャーのまま過ごしてもあまり違和感もありません。フェリーをうまく使うと良い旅が出来ると、この紳士のお話から感じ取りました。そして、その後のしまなみ街道サイクリングではフェリーを使う旅に繋がりました。

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さすが愛媛。飲み物もミカン系。自販機はみきゃん。

休憩を終えて、再出発。この時点で本日の予定走行距離の半分を消化しています。天気にも恵まれていますし、day9は楽勝です。この時はそう思ってました。このあとに峠越えがあることはつゆ知らず。しばらく走って、今日も無事終われば明日でこの旅も終わりだね。終わったら車で直通で帰宅せずにどこか寄っていこうか? そんな余裕が出てきます。そして、しばらく走ったところで大きな交差点に差し掛かります。宇和島東ICと国道56号の立体交差なのですが、これどうやって西予市に行くの? 当然ながら、自転車は二段階右折ですので車と同じようには交差点は渡れません。手前で道路を横断しようにも交通量も多く。たまにこういう交差点には遭遇しますが、今回の旅では初めてでした。仕方ないのでセオリー通り一旦、左側を交差点に沿って走り、大きな二段階右折のようなイメージで渡ることにしました。すると、交差点には自転車の走るところを示す青矢印が書いてありました。助かった。

赤矢印:目的地への最短ルート。 紫矢印:実際に走ったルート。
GPS記録による交差点の右折ルート。

昨今、自転車の観光への導入とか。道路整備も進んでいますが、どうしてもこういう所は発生してしまいます。どう走ったら良いんだろう? 頭をかしげることも多いのですが安全に走り抜けたいですね。




(day9 道の駅 うわじま きさいや広場)
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