公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

クレジットカードの不正使用被害にあいました

 クレジットカードを作って20年以上、初めて不正使用被害に遭いました。今日はそのお話しです。

ある日のこと、楽天カードからSMSが飛んできました。「カードご利用確認に関するお願い」のメールなんですが、滅多に使わないところでカードを使うとよく飛んでくるメールです。たとえば、高速道路のSAの食堂で使おうとした場合や樂天Edyにチャージしようとした場合に飛んできます。その場合、公式サイトからこのカード使用は自分で間違いないと言う旨を申告すると、その後の同じ取引ではカードの使用が可能になります。今回はそういうケースではなく「あれ? なんだろう。」と思って内容を確認すると利用店名にも覚えがなく、金額も見たことも無い少額な金額です。


何やら怪しい予感がします。


どこか、私が忘れているだけでカードを使用したのか?と考え、レシートなどを確認しますがその気配はなし。150円という金額も中途半端すぎます。類似ケースがあるのではないか?と思い、ネット検索をかけると出るわ。。出るわ。。。どうやら、少額で使えるかを調べて使えるようだと大口の取引をする場合もあるようです。しかし、クレジットカードの不正使用被害なんて私は初めてだし、そんなにあるのかな?と思いロードバイクのLINEグループに投げると、HAさんが過去に2回カードを作り直したとか言う話が出てきました。こりゃ、アカン・・。はよ、カード止めなくちゃ。さっそく、カードを止めました。その後の手続きは、楽天カードから電話にて連絡が来ると言うことで翌日に持ち越しになりました。

オンラインで直ちにカードの使用を止めます。

そして、翌日の午前中に楽天カードから電話が入ります。福岡からの電話だったので、一瞬??となりましたが楽天は福岡にコールセンターがあるのですね。まずは、状況の確認と決済されていないので安心して欲しいとのこと。カードの保管状況と家族などが使っていないことの確認を行った後、最近偽サイトからの誘導が多いので注意して欲しいとのやりとりがあり、新しいカードを審査の後3営業日ぐらいで郵送するとのことでした。カードがない期間は別のカードで決済するとは言え、早い対応は本当助かります。しかし、面倒なのはこれからでカード番号が新しくなりますから、各種支払いの変更を行わないとなりません。ちょうど、金融機関に勤めている従兄弟と一緒に仕事で同席していたので、話をしました。電力会社や生命保険会社は、オンラインで手続きが出来るところがあるのでまずはそれから。あとは郵送などもあるので面倒だなぁ。ってことでした。で。。一番、僕が心配しているのはカードの審査が再度入ることです。ご承知のとおり、私は書類上は無職です。個人投資家総務省の職業分類上には、そういうカテゴリーは存在して無くて無職って書かざる終えないんですよね。これでカードの審査、落ちたら大爆笑です。従兄弟曰く、今までキレイにクレヒスが出来ていれば大丈夫だよとのことでした。


今までお世話になったカード、せっかくカード番号も覚えたのですがお別れです。


そして、数日後楽天カードから新しいカードを発行すると旨の連絡が来て、新しいカードが到着しこれでこの一件は終わるはずだったのですが・・・・。このあと、一騒動起きます。まずは、カードの切替が間に合わず電気代が落ちなかったこと。こちらは請求書が電力会社から送られてきて解決したのですが、さらにもう一件の問題が訪れます。カード番号が変わることで、従前のカードの請求は新カードに引き継がれます。そして、定例の資金の移動の関係でカードの利用明細を確認すると、なにやら見たこともないものが請求されています。今回、カードを切り替えるに際して数ヶ月分のカード明細を見て不正使用がないことを確認したつもりでしたが、見落としたのかタイムラグがあったのか? 覚えのない請求です。


少額ですが、覚えのない請求がありました。


楽天カードのサイトで調べると、楽天カードでは詳細は分からないのでということで問い合わせ先が記載されていました。内容を見ていくと、アップル社の請求のようでアップルIDでなにかを購入したり、サービスの提供を受けると発生する請求のようでした。もしやと思い、アップルIDでのログインを思いつくままやってみたり、IDを忘れたなどの問い合わせをやってみましたがどれもヒットしません。

不正請求の可能性濃厚です。


金額は400円と少額なので無視は出来そうですが、今後も請求が続く可能性は低いとは言え、気味が悪いですしシャクに障るので問い合わせしてみることにしました。ただ、電話でいきなり聞くのも、どう聞いて良いか分からないので、チャットで問い合わせを開始しました(コミュ障やな)。

まずは・・
・400円の請求が発生している。
・アップルIDを作ったつもりはない。
・アップルIDを作った可能性も視野にいれて色々、試したがヒットせず。
・何に使われたのかを知りたい。
・今回の請求は、返金が無理にしても今後も使われないようにしてほしい。

という点で問い合わせしました。チャットでは、状況を確認してくれて従前のクレジットカードを教えてもらえれば状況をつかめるが、チャットではクレジットカード番号のやりとりは出来ないので、アップル社から折り返し電話をしてくれることになりました。電話を折り返す時間帯についてもこの時点で約束できます。そして、折り返しの電話。カード番号を伝えて、状況を確認してくれます。その後のやりとりはこんな感じ。


・たしかに請求はされている。
・アップルIDがないのに請求されている状況もよく分かった。
・翌月の請求などはされていない。
・返金の確約は出来ないが、返金の手続きをすすめる。
・返金をする場合は48時間以内にアップル社からカード会社に対して返金の申請をするので、その後カード会社から連絡が来る。

私からは下記のことを質問しました。
・従前のカード番号に対しての返金だが、新しいカード番号が有効になっている段階でうまく返金されるのか?  → カード会社の手続きのことなので分からない。
・400円の請求の中身は分からないか? 万が一私が何かに使っていたという可能性も疑ってる  → 中身はここでは分からない。


以上で一応の解決は見たのですが雑感としては、アップル社の問題処理が非常にテキパキ。こういう事案は多いのかもしれない。オペレーターさんもアクセスできる情報が限られているのか? 分からないこともある。400円の請求の中身が見られないというのには、少し驚いたが情報管理の関係かもしれない。そして、その後ですが8日後に無事、カード会社から返金の連絡が来ました。今回、どこからカード番号が漏れたかは分かりませんが、少々焦ったのは事実です。そして、請求にタイムラグがあったのか?は分かりませんが利用履歴のメールなどは、その都度しっかり確認すること(スマホのアプリの速報が望ましい)の重要性を感じました。

無事返金されました。




しまなみ街道を走ってきました(その15)

 四国一周サイクリングの完走証と共に同封されていたのが、四国一周サイクリングオリジナルヘッドスペーサー引き換えカード。これは四国一周を成し遂げたあと、しまなみ街道を訪れると貰えるという物です。それをゲットするために10月にしまなみ街道を走りました。



今までの書き込みは、こちらのポータルページからどうぞ。
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フェリーに乗船しお風呂に入り一息つくことが出来ました。明日は大阪南港に着きます。そこから走れるだけ走ってあとは、輪行で帰れば良いので気が楽です。ホッとしたらお腹が空いてきました。船旅の楽しみの一つは、お食事です。昔から船では食事が美味しいというお話しをよく効きます。役人時代の上司に海洋土木での勤務経験がある方がいらっしゃったのですが、その方も船での勤務はとにかく食事が美味しくて。。っておっしゃってました。と言うことで食堂へ向かいます。前回、四国一周サイクリングの時も食べて美味しかった宇和島鯛めしも含めて、お腹いっぱいに食べることにします。むろん、ビールも欠かせません。


良いお風呂でしたぁ。


四国一周サイクリングの時に同じフェリーで食べた宇和島鯛めしのお話しは、こちらをご覧下さい。
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ということで、先ずは宇和島鯛めしを楽しみます。注文して提供されるまでの時間が待ちきれないw そして、一緒に注文したのがカツオのタタキ。こちらも欠かせません。カツオのタタキについては、四国一周サイクリングの際に高知で食べたのを忘れられなくなりました。愛媛とは言え、せっかく四国に来たんですからこちらも食べないと。さらに今日は、しまなみ街道を走ってお腹ペコペコ。風呂上がりというコンボ。これは美味しいのは間違いなし。ビールを胃に流し込んで準備完了。さて、鯛めしとカツオのタタキ、どちらから食べようか? 鯛めしは、溶き卵をかけるのでそれを食べると舌がボンヤリするかも?と思ってまずは、カツオのタタキから。そんな感じで美味しく夕食を進めて仕上げは、鯛ラーメン。もう幸せすぎます。


  



ちなみに鯛めしは、自宅でも作って食べることがあるのです鯛のお刺身を柵の状態で買ってくると、比較的簡単に出来上がります。出汁などがのレシピは、色々ありますがお好みのものを検索して作ると良いと思いますよ。下記の写真は自宅で作ったもの。

 





食事を済ませた頃にちょうど、出港時間になりました。船内レストランは、夕食は出港の2時間前から出港後30分の間営業していますので、ちょうど良い時間でした。良い気分で部屋に戻り横になります。せっかくの機会なので持ってきた無線機で国際VHFを傍受しながら寝ましたが、いつの間にか熟睡していました。フェリーは瀬戸内海という環境もあるでしょうがほとんど揺れを感じません。ときおり、微振動がある程度ですが意識しないと分からないレベルです。グッスリ寝入っていたら、船内放送で音楽が少しづつボリュームを上げる感じで起床を促してくれます。寝ていたらいつの間にか、目的地に着く。これはフェリーの良い点ですよね。

  
左:食堂からみるフェリーターミナル         中:船内食堂の営業時間              右:無線機で国際VHFを傍受  

身支度を調えて、朝食を食べに向かいます。コンタクトを付けたまま寝たので、目が少しショボショボします。メガネも必要かな?と考えた瞬間ですがどうもフレームが目に入るので苦手です。朝食は、前回の四国一周サイクリングの時は、洋食を選んだのですが少し量が少なく感じたので今回は和食を選びましたが大正解でした。少なすぎず、多すぎず。これからロードバイクを乗るには適当な量と内容でした。おいしく朝食を頂いて荷物をまとめて入港に備えます。

  


海原ばかりの景色に人工物が見え始めます。いよいよ、入港です。サイクルジャージを着て、スマホで今日走る道路を確認してストレッチをして走る準備を整えます。天候も良さそうで一安心です。ほどなくしてフェリーは入港し、下船可能となった段階でアナウンスが入ります。デッキに下りてロードバイクで大阪へ入ろうとしたのですが、なんとパンクしていました。入港の時にリム打ちパンクの予感がしていましたが、やはりリム打ちパンクになっていました。仕方ないのでロードバイクを手押しで下船することにしました。まずは、パンク修理が大阪南港からの帰宅ライドの始めとなりました。行き止まりの歩道を見つけたのでそこで早速のパンク修理。チューブを確認したら、間違いなくリム打ちパンクでした。出先で設置されている空気入れの口金の不調なんて想定外でしたが、そういうリスクもこれからも考えないといけなくなりました。最近流行の小型電動空気入れますます、欲しくなりました。



 
朝イチでパンク修理w


















(その15へ続く)



運用資産一億円突破記念。私に影響を与えた人達。

日経平均の史上最高値が続き、私も資産が増え続けています。そして2024年初頭にはいよいよ運用資産額が1億円を突破しました。社会人になって数年後、オンライン証券会社が勃興し始めた時代に運用を開始した私が初めて買った投資商品は、MMFであり金額は5万円だったと思います。毎日、数円づつでも資産が増えるのがうれしくて画面を見ていたように記憶しています。そして、24年・・まさか、ここまで登り詰めることが出来るとは思いもよりませんでした。


今回はその私の資産運用に大きな影響を与えた人を紹介していきたいと思います。


一億円という木を育てるためにはたくさんの人の影響を受けた。


・内藤忍さん
 マネックス証券の創業時のメンバーで私が駆け出しの個人投資家の時に、セミナーでアセットアロケーションについて説いた方です。
 その後、著作も買って何度も読み返して未だに読み返すことがあります。
 私の今でも続く分散投資というスタイルは、まさに内藤忍ゆずりともいえて従前までバクチと同レベルだった私の運用を投資に脱却させてくれた方とも言えます。
 特に印象的だったのは、「投資は勉強しないと勝てません。」という言葉でした。


松本大さん
 マネックス証券の創業者。金融の民主化を掲げてマネックス証券を起業。この方が起業しなかったら、私も投資をしてなかったと思います。
 松本さんのすごいと思う点は、これだけじゃなくて「松本大とここだけトーク」と言うことでオンラインで質問に答えてくという企画があるのですが、ほとんどの質問に
 その場で即答してしまうことです。そんな松本さんのトークの中で私が心にいつも留めているのは「好球が来たときに確実に打ち返せるように準備しておくこと。」
 というものです。投資にはタイミングが大切ですが、自分の得意な状況がくるまで私は、辛抱強く我慢しますがまさにこのことです。


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澤上篤人さん
 さわかみ投信の創業者。優雅な長期投資などの著作でも知られる。実は、私は過去にお会いして数分間、立ち話をしたことがあります。
 その時、私は「なぜ、いつも自信たっぷりに投資を出来るんですか?」と質問をしました。その時のお答えが「同じ事しかやらないし、それで過去の成功体験があるから自信を持てるんだ。」
 と答えられました。その時に辺り構わず色々な投資スタイルを真似するのではなく、自分の得意なスタイルを確立して、それを見つけたら続けることの重要性を感じました。先ほどの松本大
 んの「好球が来たときに確実に打ち返せるように準備しておくこと。」とも共通しているとも思います。



ウォーレン・バフェットさん
 言わずと知れた。世界一の投資家ですが、私はそこからしっかりと調べて投資することや、投資に向き合う姿勢を学んだような気がします。
 バフェットさんに関する本は、たくさん発刊されていますが共通するのは、シンプルな原理原則をしっかりと続けていることだと思います。Σとかローマ数字の計算はあまり出てきません。
 

竹田和平さん
 ガツガツ儲けるだけじゃなくて、心にゆとりを持ち投資をすることを学びました。我が家は実は、農地改革前は大地主でしたが没落しました。ただ、家に伝わるものを見ると
 その片鱗を垣間見ることが出来ます。私も投資で財をなしたらいづれは、社会に還元していきたいと思っています。


・福永博之さん
 国際検定テクニカルアナリスト。私が本格的にテクニカルの勉強をしようと思ったきっかけを作った方。その後、私はテクニカルアナリスト(CMTA)を取ることになる。
 以前、著作にサインをもらったことがあるのですが緊張してうまく話すことが出来ませんでした。


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細田哲生さん
 一目均衡表の正統な継承者・家元。X(旧Twitter)でたまにやりとりしています。一目均衡表の考案者、細田悟一さんの孫にあたる。
 X(旧Twitter)では、相場以外にもつぶやいていて毎日見ています。一目均衡表は、非常に奥が深い分析方法で私も含めて理解しきれないどころか、
 間違った理解をしていることが多い。日々、細田哲生さんはキチンとした理解をするための活動をされています。
 相場解説などは、相場が多面的で奥深いと言うことを一目均衡表で実感させてくれる。


・西山幸四郎さん
 マスコミなどでは引っ張りだこの現役ファンドマネジャーで悲観的な論調が多いのですが、守備最優先の私の投資スタイルはこの方の影響が色濃く出ています。
 システムトレードの開発者としても有名ですが、私が昨年から開発して使っている自動売買のマクロについても、きっかけは西山さんでした。


竹中平蔵さん
 実業家、政治家、経済学者で世のネット住民からは嫌われていることが多いのですが、私は尊敬しています。批判されることも多いのですが、それに負けないメンタルと実行力、分析力。
 そして、間違った見立てをした場合、それをあっさりと認める(トリクルダウンに関する発言)のには驚きました。世の竹中批判をする人達を観察すると、批判はするものの自分から自分
 を高めるための努力や一歩を行っていないと感じています。分析能力の高さと行動力は見習いたいし、私がもっと若かったら大学生として先生の講義を聴いてみたいです。




以上、パッと思いつくだけの人を列挙しましたがまだまだ、私に影響を与えた方はたくさんいらっしゃいます。また機会があればご紹介したいと思います。




四国一周1000kmロードバイクの旅(day9 不思議な建物?) 

 本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。


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四国一周サイクリングを愛媛県から開始してグルッと回って、愛媛県に戻ってきたわけですが景色的には出発地点の松山市のような賑やかさはありません。山の中の国道を走り続けますがしばらくすると左手にようやく海が見え始めました。少しホッする瞬間です。山を切り開いた道は、両方に斜面があるわけでなんていうか、圧迫感があるのですよね。私自身が海に近いところで育ったと言うこともあるのかもしれませんが。そして、海沿いの集落が見えてしばらくすると視線の先に不思議な建物と風力発電の羽根がが見えてきました。

右奥の山には風力発電所。手前の道路沿いにはドームのような建物が見える。


天文台でもあるのだろうか? こんな人工光の多い市街地に?と思いながら近づくと愛南町役場の内海支所でした。では、あのドーム部分って何に使うんだろう? プラネタリウム? なぞは深まるばかりです。玄関へ回ると、どうやら役場機能だけではなく、JAや公民館も同居しているようで市町村合併愛南町になったものの以前は、なにか別の機能を持った施設だったのかもしれません。そして、風力発電所ですがこれは調べるとJ-POWERの南愛媛風力発電所とのことでした。以前、この会社は投資対象として検討していた時期があったのですが、こんなところで繋がるとはw


 
遠くからでも目立つ施設。
風車発電機: 2,400kW×9基、2,300kW×3基

しばらく、この二つの構造物を眺めて再出発です。ほどなくするとトンネルが見えるのですが、その横にも小さなトンネルが見えました。鳴門あたりでもこういう人と軽車両が通る小さなトンネルを通りましたが、愛媛にもこういうトンネルがあるんですね。こういうトンネル、私の知る限り初めて遭遇したのですが四国には多いのだろうか? お遍路さんなどの歩行者が多い関係で設置されているのだろうか? そんなことも考えました。何はともあれ、こうやって車と歩行者、軽車両を物理的に分離させてくれると事故の可能性も低くなるのでありがたいです。実際に通ってみると、比較的新しいトンネルであることが分かりました。道路管理者は、国土交通省ですし自動車が通るトンネルと同時に建設されたものではなさそうです。こういうのを見ると調べたくなるのは、元・道路管理者のサガと言うべきかw 帰宅後調べてみました。


  


すると、地元の中学校の統合がありそれに伴い従前のトンネルが通学路となることから交通事故の防止の為にこの歩道トンネルが設置されたとのことでした。たしかに従前の車道のトンネルを子ども達が歩くと考えると、危険だと思います。ちなみにこの歩道トンネル。メンテナンスも行き届いています。管理者や地元の皆さんが維持に心を砕いていらっしゃるのだと思います。

  
舗装もオシャレな感じ。照明も行き届いていますし、非常にキレイに維持されています。
  
なお、この他に少し進んだ宇和島市にも歩道トンネルが整備されていました。こちらは嵐坂隧道と並行して設置されています。


今回、四国一周サイクリングを進めていくとたくさんの興味深い、土木遺産ともいえる古い構造物や人々の生活を守るための土木施設を見ることが出来ました。非常に興味深く見せて頂いたのですがその時には、詳しい事が分からず想像でその背景などを探るしかなかったのですが、帰宅後Web検索をするとそれについて細かくまとめたサイトがあることを知りました。それは四国社会資本アーカイブスというサイトで丹念にまとめられていて読んでいるだけでもワクワクする内容でした。次回は、このサイトを参考にしながら四国を回ってみたいと考えています。


www.shikoku-shakaishihon.com




(day9 宇和島市に入る)
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