公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

淡路島ロングライド、完走しました(その4)

 数年前、ロングライドでよくご一緒するWさんが「淡路島ロングライドに参加したいんだ。」ってお話しから始まった当イベントへの参加。今回は下り坂区間の事故、灘エイドステーションでの驚きの出会いについてです。



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向かい風が出てくるも、左手には青い海が見え青い空で天気は快晴。気持ちよく走り続けますが、次第に道が狭くなってきます。そろそろ登り坂?って感じ始めたら、その先にはスタッフが看板を持って立っていました。こういう注意喚起がある場合は、大抵登り坂か?下り坂です(笑)。Wさんから無線が入り、「登り坂なのでゆっくり行きます。」とのこと。一旦、トレインを解除して各々のペースで登り始めます。県道76号線とのことですが、道路の幅員は、5m程度。市町村道にも見えるような道路です。県道なのにこの幅員ということは、道路改良も難しい激坂があるということであると元・道路管理者の直感がそれを知らせます。。その直感のとおり、道はつづら折りになり激坂となりました。もう、淡々と登るしかありませんが途中でYouTuberが使うようなカメラを付けて延々と話しながら、登る人を発見。少しお話ししたかったですが、こちらはそういう余裕がなく通り過ぎましたが、あとで分かったのはAD藤本さんでした。あの坂を話しながら登るなんて・・やっぱすごいわ。


坂を淡々と登っていたら、後方からパトカーがサイレンを鳴らしながら坂を登っていきました。定期的にこうやって巡回してコースの安全を確保しているのかと思ったら、どうやら違ってその先で落車が発生していました。登り坂区間でどうやって落車したの?という感じの状況でしたが、けが人はピクリとも動かずちょっと心配でした。ひょっとすると、本大会とは関係のない方?もしくは、逆走することで下りになっていて落車したのか? もしくは、熱中症? ただ、この時点でお巡りさんも寄り添っていたのでその後は、適切に処理されたと思います。ただ、この淡路島ロングライドは、下り区間が道路の幅員の割にスピードが出るのでけっこう危険な箇所があります。コースを知らない以上、いつも以上に抑えて走る必要があるとその時感じました。あとで調べて分かったのですがこの区間については、通行規制がされており車を一方通行のみにしていたようです。さらに参加者に対しては、この下り坂区間は追い越し禁止とのことでした。やはり、危険な箇所だったようです。


下り区間を終えると、左手にもう一度海が姿をみせてくれました。見晴らしが良くリラックスしながら、且つ高速巡航に入りました。ただ、山からの水が道路に差していて濡れているところもありそこにはスタッフが立って注意喚起していました。このあたり、ローディの自己責任では?と思う面もあるのですがこれだけの大型イベントを無事故で終えるためにはこういう配慮が必要になるのかとは思います。従前のエイドから29.5kmで次の灘エイドステーションに入りますが、何度か無線でWさんを呼びましたが応答はなし。登り坂区間でけっこう離れてしまったようです。ほどなくして、灘エイドステーションに到着します。


 
灘エイドステーション

灘エイドステーションに到着し、防護柵にロードバイクを立てかけていたら突然「瀬野航太さんですか?」って声をかけられました。ビックリして返事をすると、数日前からX(ツィッター)でやりとりをし始めたはなさんでした。私がジャージとゼッケンナンバーをX(ツィッター)にあげておいたのを記憶していたようで、驚きの出会いになりました。オンラインではお話しできない事も含めて、驚きの共通点もあり意気投合となりました。そのうち、Wさんも合流。実は、この三人の共通点は同郷ということ。1700人の参加者、広いコース上で同郷の人間3人が偶然、集うという驚きの展開となりました。その後も共通の知り合いがいたりととにかく驚きです。そういえば、シマノ鈴鹿ロードの時もこのジャージでHさんが見つけてくれて声をかけてくれたりしてますし、島根ジャージは出雲大社みたいに人と人との縁を繋いでくれるジャージなのか?


はなさんですが、動画編集にもとりくんでらっしゃるようで、YouTubeに淡路島ロングライドの動画がU/Lされています。雰囲気とかがよく分かりますし、ご紹介させていただきます。
youtu.be




島根県出雲市出雲大社。縁を繋いでくれるジャージ?


灘エイドステーションでは、少し面白い補給食が提供されていました。淡路島の形をかたどった島かき揚げ天です。タマネギも入っていてこれが美味! 一人1本なのが残念なぐらいでした。そして、このあたりで総走行距離が59kmとなることから、甘いプリンなども提供されハンガーノック対策にも一役買っていました。一休みしてこれからの相談をWさんとしますが、概ね淡路島の南下は終わったのでここからは北上、風向きが変わらなければ追い風です。私は、「もうほぼ、終わったんじゃね?」って話すとWさんは、「ここからが山場です。」と冷静な返答が返ってきました。私はその時点では、その実感はなかったのですがまさにその通りでした。Wさん淡路島ロングライドの参加を数年前から計画していただけに、しっかり分析してる。


 
もっと食べたいぐらいおいしかったぁ。
第2エイドの場所。(地図:Google map)






(その5へつづく)