公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

淡路島ロングライド、完走しました(その3)

 数年前、ロングライドでよくご一緒するWさんが「淡路島ロングライドに参加したいんだ。」ってお話しから始まった当イベントへの参加。今回はいよいよスタートです。


駐車場に入場し、ロードバイクの準備をします。準備といってもサイクルジャージを着ているし、ロードバイクの空気を入れるだけですがこの時点ではまだあたりは薄暗い。ヘッドランプで照らしながら準備を進めますが急速に夜明けが進み10分ほどで用済みとなります。私達のスタート時間までには、充分な余裕を確保して準備完了。このイベントは場内アナウンスが行き届いているので、スタートの時間やインフォメーションを聞き逃すことはなさそうで、運営はしっかりしていると感じました。そして、いよいよ私達の招集時間を迎えます。さて、この時点での天気なんですが西の方は少し灰色の雲が見えました。天気予報では回復の予想なんですが、にわか雨とかの可能性もありそうな雰囲気。少々悩みながらウィンドブレーカーも持っていくことにしました。招集場所に集まると、そこでしばらく待機。しばらくすると少し歩き、そして止まりの繰り返しで数百メートル歩いてスタート地点に向かいます。スタートはある程度の塊にして、時間差でスタートというよくあるスタイルですが参加者人数が多いのでその間隔が短く、スタート時の混乱の回避ぐらいしか意味はなさそうでした。


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ワイワイしゃべりながらスタート地点へ向かう。レースと違って和やか。

場内アナウンスに背中を押されながらスタートします。この時点では昨晩心配していた、強風も収まっていました。気温も身の危険を感じるような温度はなく、まさにサイクリング日和。とりあえず、適当なローディーの後ろについて行きます。しばらく走ると、市街地に入るのですがこの時点では朝早いので信号も点滅信号が多く特に停車することもなく順調に走り抜けます。ただ、路面状態が亀の甲羅状態の舗装が多く少々緊張が強いられる区間でもありました。無線を使いながら、Wさんとペースの確認を行います。「第一エイドぐらいまでは、ゆったりめで。」ということで私も無理に抜かさずに第一エイドを目指します。しばらく走ると、トレインも長くなります。パワーメーターをみると35~50Wぐらいの平和なライドになります。ただ、ちょっと気になったのは、このトレインが長くなりすぎて、路地から一般の車がなかなか出ることが出来ずに困っているシチュエーションを何度か見かけました。このあたり、トレインの長さを5台ぐらいに抑えてくださいなどの主催者側からのお願いとか必要かもしれませんね。


しばらく、走ると前に参加者の大渋滞が見えます。そして、周りの景色を見回すと朝、民宿から会場へ向かった際に見かけた景色でした。ということはまもなく1箇所目のエイドということでこの渋滞は、エイド渋滞と言うことになります。渋滞は歩くぐらいのスピードで少しづつ動くので多くの参加者は、徒歩でエイドへ入りました。洲本大浜公園エイドへの到着です。美ら島オキナワCentury Runもけっこうな参加者の規模で同じようなことが起きていましたが、このあたり主催者も頭の痛い問題だと思います。

  
サイクルスタンドは、タイヤを挟み込むタイプ。


この辺りは淡路島最大の温泉、洲本温泉の地域になりますので観光客に加えて温泉のスタッフの皆さんが手を振ってくれたりして少々うれしくなる地域です。エイドではおにぎりや汁物などが提供されていました。このおにぎりですが、コンビニのパッケージであることについては賛否両論あると考えています。本大会にローソンが協賛している関係もあるのでしょうが、それ以外にこの暑さでの食べ物の提供の衛生管理面を考えると私はこの形態の運営が一番安全で理にかなっていると感じました。私自身、某イベントのサポートライダーを務めていますがエイドの運営関係者のお話ですと、夏場の開催の場合食べ物を衛生的に保つためには、大量の冷蔵庫や冷却用の氷が必要になるそうです。本イベントは特に参加人数が多いですし、これが最善ですね。


  
エイド渋滞はあったものの入ってしまえば、さほど混んでいない。

先は長いので、5分程度休んだ辺りで再スタートすることにしましたがエイドの入場渋滞を緩和するためか、出口は別の所へ誘導される形になっていました。主催者、キチンと分かってますね。エイドを抜けるとそこから登り坂が始まりました。とうとう、アワイチ名物の登り坂か?と思いきやそういうわけではなく、左側の遙か奥には大阪湾という絶好のロケーションが始まります。交通量も信号機も減り始めて、良い感じです。ここから巡航速度を上げて走り始めます。ファミリーでの参加やフラットペダルので参加者も目立ちますので、どうしても走力が出てきます。可能な限りクリアランスをとったり声をかけて、抜かします。お互い楽しいサイクリングをしたいですから。しばらく走ると、早朝出発した民宿の横を通り抜けます。そして、このあたりになると遮蔽物がなく少し風も出てきました。Wさんから「ちょっとしんどいなぁ。」とつぶやきがありました。その風、この時点では向かい風で私達は南下を続けています。このまま風向きが変わらなければ、午後からは北上に進路変更できるので追い風になるのですが、さてどうなることやら。

出口への動線がキチンと作ってありました。
第一エイドの場所。(地図:Google map)


(その4へつづく)
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