公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

シマノ鈴鹿ロード完走しました(その2)

昨年、鈴鹿エンデューロで落車して以来、初めての鈴鹿でのレースになったシマノ鈴鹿ロード。今回は参戦記です。前回までは鈴鹿サーキットへ到着するまでのお話し。今回はいよいよレース開始です。

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シマノ鈴鹿ロードは、土日の2日開催ですが土曜日の参加者の少なさに少々、驚きながらこんな調子で日曜日も少ないといずれ1日開催になるんじゃない?ってFBでやりとりをしながら、自分の順番を待ちます。今回、準備の手際が良かったので、待ち時間が長くなり少々退屈です。おまけにとてつもなくこの日は暑くて、ボトルは1本搭載してきたのですがレース前に飲みきってしまいそうな雰囲気です。3周のレースですし、ボトルなしという選択もあるのですがそれはやはり心配です。ヒューズバックに入れていた予備の飲み物を飲みつつ、会場を散策することにしました。今回の主催者はシマノですからサポートカーも当然来ているわけですが、人も少ないのでじっくり見せてもらいました。青色を身にまとったシマノのサポートカーは、ひときわ目立ちますが内部を今回見ることが出来ました。ニュートラルバイクに加えて、小さいながらも工房的な機能を持っていました。コンプレッサーや回転砥石なども装備し商用電力を入力し、それらを使用することに加えて発電機も搭載しているようで電力のないところでも作業可能なようでした。大修理は無理にしてもある程度のことはここで出来そうです。とりあえず、我が家の修理機能よりは遙かに高い。

  
車内にギュッと機能が詰め込まれていました。


さて、そうこうしているうちに定刻が迫ってきました。ロードバイクを点検し、自身のストレッチもし参集場所に並ぶことにしました。参加者が少ないのか、シマノのスタッフも少しリラックス気味で誘導をしていました。シマノ鈴鹿ロードの場合、ゼッケンの下2桁で順番に並びます。自分の場所に並んで時間を待ちますが、ヒマなので周りの方と少しお話しをしたりもします。レースを始めて3年目、初めての頃はそんな余裕はありませんがそのあたりは、慣れが出てきたようです。何人かとお話ししましたが、お一人同じ北陸から参加の方がいらっしゃいました。ただ、睡眠時間が3時間ぐらいしか確保できずとのこと。そうなんですよね、北陸からだと前泊するほどでもないし、かと言って日帰りだとちょっとキツい微妙な距離だったりします。おまけにその方、高速道路の集中工事にぶち当たってしまい渋滞にも巻き込まれたとのこと。3周の部なんでなんとかなるでしょうが、脚攣りとか心配です。

 
番号順に並んでスタートを待ちます。


それにしても当日は暑かった。ほぼ皆さん、口を合わせて「暑い!」でした。早く走って終わらせたい。そんな思いの方、私も含めて多かったのではないかと思います。さて、そんな中で時間は流れいよいよ、スタート時刻が迫りました。今回、私は3周の部の3組ですがこれは、3周のレースでも3組に分かれて、時間差でスタートするのですがほぼ最後尾スタートになります。気は楽ですが、なんか複雑な気分でもあります。そんなとき、なにやら聞き覚えのある声が響きます。自転車YouTuberのまさ / 高倉正善さんで、同じ組でスタートするようです。画面で見るよりも、背は高いですしそれよりも体つきがやっぱり自転車選手です。YouTuberだとつい、ウケ狙いって思ってしまいますがシンプルに戦歴を見ても強い選手ですw あと、ご家族がカメラを回していたのでなんとかして映り込んでやろうか?とつい思いましたが、48歳大人のやることではないのでグッと我慢しました(大爆笑)そんなこんなで、スタート数分前になりピットからコース上に移動し整列。それにしても・・・毎回、思うんですがこのスタート前の数分が本当にイヤです。「なんでこんな辛い思いしてレースするんやろ?」「もう、これで引退しよう。」って毎回思います。でも、スタートするとそんな思いは一気に消し飛ぶんですがね。


そして、いよいよスタート。「あれ! いきなりこのペース?」って感じでみなさん、無茶苦茶速いスタート速度で走ります。たしかに3周 5.8*3=17.4kmのレースなのでいきなり、全開なのは分かるのですが早すぎる。「サイクルマラソンは、もっとゆっくりだったよね。なんですか・・このペース(怒)。」って思いながら、ここでペースを乱されて無理をすれば、脚攣りや落車につながると思い直し、自分のペースで走ります。シケインを抜けたあたりで、少しづつ私より先行していた方が脱落してきました。無理してスタートダッシュしたのかな? これなら順位的にいつもの定位置(下位だけど)はいけそうと感じ始めます。スプーンに向かうまでに脚の合いそうな人を見つけて、後方に入ります。私のロードバイク、プロペルが能力を発揮する区間は、高速区間でデグナーの終わりから1コーナーまでになります。そこまでは、極力トレイン後方で足を使わずに走ります。


今までの経験で分かっていることは、トレイン後方についていて、自分はもっと走れると感じて前に出ると途端に空気抵抗で脚を削られ、元のトレインに追いつかれるというシチュエーションが多々ありました。パワーメーターで見ていてもトレイン後方でのパワーの節約効果は、明白です。ですので、トレインから抜けるのは慎重に今回は行うことにしました。確実に引き離せるとみた場合のみ、トレインから飛び出すことにしました。先ずは、1周目。パワーメーターも心拍計も練習でははじき出せない数字で走り抜けます。脚の攣りも兆候なし。そして、昨年落車したS字区間に入ります。後方もしっかり確認し、速度については抑制気味で走り抜けます。昨年、落車して思ったのはリスクの高い走り方は、止めようとのことでした。日頃、仕事でリスクとリターンの評価をしているのにロードバイクはそれが機能しなかったのが昨年の落車だったりしますが、それ以降、「リスクを取らなくてもある程度走れるような脚を作れば、問題は無いと言う考えに改めました。」言うは易く行うは難し。


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抑えてS字区間を走り抜け、難なく1コーナーを終えてそれなりにいけると感じながら、コントロールラインを超えようとすると先行していた学生がなぜかピットに入ります。メカトラでしょうか? その後、2周目でも何人かがピットに入っていきました。なんだっただろう?




(その3へつづく)
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