本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
高知県に入ってはや2日目。今回、四国一周を終えて「どの県が自転車旅にはよかった? うれしかった?」って聞かれると私は、断然高知県を押したいと思います。愛媛県と高知県、どちらを推そうか悩みました。自転車に対するインフラで言えば、ダントツで愛媛県が整っているのですが愛媛県は、瀬戸内海沿いの工業地帯も抱えている関係で道路上が混むところも多かったのです。ただ、高知県は田舎なので高知を除けば、走る環境としては抜群でした。あと、人々がとにかく声をかけてくることが多くて、「パンク?」ってゴミ収集の方が声をかけてくれたり、道に迷ってウロウロしていると生コン工場の方が窓を開けて道を教えてくれたり。駅の周辺では、一仕事終えたご年配の作業員の方が話しかけてきて、このあとの道の危ない箇所を教えてくれたりしました。愛媛県にインフラで負けていても、住んでいる方の人情とか人柄のソフト面がそれを凌駕していると感じました。観光スポットも意外と多くてホエールウォッチングとか、坂本龍馬の足跡をたどれるスポット、土木遺産ともいえる施設なども多かったです。
自転車旅にはうれしい高知県!って私は推したいと思います。
そんなday6、天候に恵まれながら順調に進みますが少し驚いたのが太平洋側の海に向かう岸壁の高さ! 私も冬は荒波の日本海沿いの民ですが、高知の岸壁はそれ以上の規模でした。まるでミニ・進撃の巨人的な岸壁もありました。これは、海が荒れた場合の対策なのか、それとも津波対策なのかは分かりませんがとにかく高い岩壁が目立ちました。そして、それと同時にあちらこちらで目に付いたのが津波が来たときに避難タワーです。これは私は初めて見ました。高知って津波多いの?って思いましたが調べてみると、江戸時代から何度か大きな地震に見舞われて津波の被害も受けています。そして何よりも今後の南海トラフについては、大きな被害も予想されているようです。その対策なんでしょうね。この津波対策、四国を回ってみて徳島あたりから目に付くようになりました。
(サイクリング四国一周編 day6 手結港可動橋)につづく
koumuin43.hatenablog.com