公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

四国一周1000kmロードバイクの旅(day5 室戸岬) 

 本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。



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むろと廃校水族館、今度は車で来ます。高速道路のドライブパスで来れば高知県までそれほどお金はかかりませんから。室戸岬へ向かう途中、このあたりの土地の形状が特殊であるという旨を説明する看板がありました。室戸岬ってよく聞きますが、特殊なんですね。なぜ、室戸岬を知ってるって? それは台風が来るときによく中継されていますからね。「室戸岬灯台室戸岬漁港から中継です」って。ってこの記事を書いている日は、2023年8月13日ですが台風が接近しています。被害が出ないと良いんですが・・。

  
室戸は、ユネスコ世界ジオパークに認定されているんですね。


このあたりから自動販売機なども疎らになってきました。少々、補給に不安が出てきました。自販機を見つけても販売中止だったりもします。四国一周サイクリングされるかたは、室戸市から高知市あたりは補給をこまめにされることをオススメします。途中、いくつもの市街地はあるのですが市街地以外では補給が難しくなっています。そして、室戸岬周辺では鉄道がないので途中で疲れたとしても輪行が出来ません。ある意味ではここも難所かもしれませんね。この段階では私もその位の認識でしたが、このあととんでもないことになります。そんなことはつゆ知らず、私は走り続けましたが途中で海洋深層水の研究所を見つけてのんびり写真を撮ったり、大きな僧侶の像を見てびっくりしたり・・。ちなみに僧侶は僧侶でも弘法大師空海)の青年時代を意識した像だそうです。(昭和59年11月高さ21m(台座5m含))弘法大師は、このあたり室戸岬を修行場所に選んだとの伝説があるようです。



  


高知に入って数時間なんですが、ここまででけっこうな見所がありました。「高知最高ぜよ!」このあと、鰹のタタキでこれが確証に代わります。しばらくすると、弘法大師空海がこもった洞窟のようなところを紹介する看板があったりもしましたが、時間的に厳しいのでスルーしました。そして、室戸岬へ到着。しばらく、人を見てなかったのですがここでモーターバイクの人が現れ、写真を撮って颯爽と走り去っていきました。こちらは人力、疲労もたまって颯爽と走れませんがとりあえず室戸岬の石碑などを撮影。そして、さらに走ります。すると、室戸岬灯台あたりには観光施設がありました。ここはけっこうな人が観光をしていました。本来であると、私も観光したいですがロードバイクの盗難も恐いので自販機などで補給を済ませて先に走ります。ちなみに中岡慎太郎の像もありました。この時点で時間は16:30、今回の宿泊先には日没までに到着できないことがここでほぼ確定しました。


観光施設から少し離れたあたりの石碑。


残り距離は約50km。荷物も背負ってるし、脚もday5で残ってないし高速巡航は無理なので20km/h巡航と仮定すると2時間30分はかかります。ホテルに入れるのは19時ぐらいになります。許容範囲とは言え、日が落ちてからのライドは今まで2日経験していていますが極力避けたかっただけに痛いです。実質、観光ライドに今回の旅はなっているのでそれを加味すると一日に走る距離は、80km~120kmが適切なのかもしれません。以前、モンベルショップの若い店員さんで四国一周サイクリングした方は、5日で走ったそうですが外周ではなく内陸も通り観光なしとのことでした。観光なしなら出来るかもしれませんが、ちょっとそれはもったいないですね。


しばらく走ると、漁村が見えてきてすごい高い防波堤も見えます。そして、道路を挟んでさらに防波堤があり鉄の扉が着いていました。住宅を守る為でおそらく海が荒れるときは閉めるんだと思われました。そうですよね。ここはさっきも触れましたが、台風の接近で有名な室戸岬ですから。今日は静かな海ですがたぶん、台風の時は大変なことになるんだと思います。途中で走った橋梁の欄干などは、塩でさび色が出ていました。錆に強い材料を使っているのでしょうがその有様です。そういう想像をしながら走り続けたら室戸岬漁港の看板が見えてきました。ここがあの台風中継で有名な室戸岬漁港か? 思わずそうつぶやきました。台風中継の時のカメラアングルってこんなんだっけ? 思わず台風中継の再現をしようかと思い撮影位置を探し始める47歳がここにいました(大爆笑)。時間が無いのにそんなことしてて良いのかい? 

そして、このあたりであることに気付きました。それは今日は、風がとても強い。さて、次回のブログは今回の旅で最大の難関とも言える横風襲来についてです。マジでやばかった。


 
たぶん、台風中継の時のアングルはこんな感じ。


(サイクリング四国一周編 day5 横風襲来)につづく
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