本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
多度津町に入った頃には、あたりは真っ暗。そして、帰宅時間帯が終わり交通量も減っていきます。いつの間にかサイコンも、オートライトで表示を照らしています。ライトを全開にしているとは言え、ペースは減速し次第に心細くなっていきます。そういえば、今日の朝パンクしたんだよね・・ってイヤな事も思い出したり、あと６kmってこんなに長かったってけ？とか考えながら、途中で周りに車がいないときは歌を歌ったり・・・壊れ行く４０代だな。こりゃ(大爆笑）。周りが真っ暗になると景色を楽しむ事も出来ないので本当にヒマなんです。ちなみにこの時に繰り返して歌ったのが、TRiDENTのcontinueでした。この歌には思い出があって私が民間への転職に失敗した頃、これを繰り返し聞いて「まだ行けるはず！」って自分に言い聞かせていました。民間への転職には失敗したけど、結果的には私は人生の軟着陸できたように思っています。さて、このあとはどうしようか？ 今はそんな段階です。
今回の旅は、ロードバイクに乗っているだけで１０日間。前後の移動を入れれば１２日間の旅ですから、本当に色々なことを考えた旅になりました。ロードバイクで知り合った、Ｈさん（私より２０歳年上の大先輩）は、「サドルの上は個室」って繰り返しおっしゃってますが、まさにそんな時間を過ごしました。何も邪魔をするものが無いこの時間は貴重な時間でした。continueを何回歌ったんだろう？ そのうち、道路標識の「丸亀市」が見えてきました。あと少しです。交通量も増えてきました。ホッとしたのか、シューズが濡れている不快感やウェアのベトベトなども気になり、ペースを上げたいところですが慎重に走ることにしました。そして、金倉川が見えた辺りで疲れが吹っ飛ぶ光景を目の当たりにしました。またもや、今治造船！ 今度は丸亀工場です。夜も仕事してるのか？ 保安のためか分かりませんが、煌々と照明がたかれていました。
スマホの夜景モードってほとんど使ったことがなかったのですが、今回は大活躍しています。あまりの光景にその場でこの光景をＬＩＮＥで何人かに送り、休憩もかけてしばらく景色を楽しみました。こういうの好きなんですね。本当に疲れが吹っ飛ぶ景色でした。少し元気になったところで、残りの道順をスマホで確認し本日の宿泊先に向かいます。ホテルアルファワン丸亀です。アルファワンは、公式ＨＰで輪行袋でのロードバイクの部屋の持ち込みをアナウンスしているので、けっこうお気に入りだったりします。県道２１号線さぬき浜街道を右折し、丸亀市内中心部へ入っていきます。ほどなくして丸亀駅へ到着しました。
（サイクリング四国一周編 ｄａｙ２ ホテルアルファワン丸亀）につづく
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