本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
フェリーは次第に岸壁に近づいていきます。フェリーの船尾に船員の方が集まり、なにやら慌ただしくなります。ロープを出したり、機械を操作したりしています。そのうち、岸壁側にも作業員の方が集まり始め船員が岸壁にロープを投げるとそれを受け取り岸壁のアンカーみたいなモノ(石原裕次郎が足をかけて格好を付けるヤツです)にロープをかけます。船員も作業員の方も慣れたモノで特に相談をすることもなく、作業は進んでいきました。ある程度、ロープワークのようなモノが終わるとフェリーの方で巻き取りを行って、接岸という手順でした。その後、車が降りるための可動式の橋がフェリーに接続されてました。この一連の作業、そんなに時間が掛からないんです。船の位置がずれたりしたら接続とか難しいんじゃない?って思ったのですが、なにか私が知らないコツとか機材面の技術面でのバックアップ、そして匠の技で接続するんでしょうね。
今回は、初めてのフェリーであることと到着が朝7時であることから、通勤ラッシュに巻き込まれることを想定して朝食をフェリーで食べることにしました。その後、ゆっくり松山空港へ向かいそこからロードバイクに乗り込みます。係留作業を見学した後は朝食を取るため食堂へ向かいました。朝食は適度なボリュームでしたが少ないと感じる人も多いかもしれません。その食堂の混み具合でしたがあまり利用者は、ありませんでした。ビジネスでの利用客、地元の方と思われる人達が多かったので利用が少なかったのかもしれません。これが観光シーズンだと混むのかな?
朝食を終えてゆったりとしたいところですが、色々やっていたら下船の制限時刻が迫ってきて少々慌てました。おまけにデッキのどこに車を置いたか分からずにウロウロする始末。その間、船員さんは次の出港(おれんじえひめは夜には大阪南港へ向けて出港)に向けてトラックなどの積み込みをされていました。併せて船内清掃とかもするんでしょうね。フェリーの運航はけっこう忙しいスケジュールなのかもしれません。バタバタしながらも、決められた時間内でフェリーから下船し車で松山空港へ向かいます。
松山空港まではGoogle先生によると高速道路を使えば51分、下道だと1時間15分なので下道を選んで車を走らせます。そして、生まれて初めてお遍路さんを見かけました。「あぁ、四国に来たんだ!」って実感する瞬間でした。そして、けっこう田舎w こんな感じならロードバイクの旅ものんびり出来ると思っていたんですが松山市内へ入ると景色は、一変し都会になり道路渋滞も始まりました。四国、都会と田舎が極端です。これは今回のロードバイクの旅で実感したんですが、瀬戸内海に面する地域の工業地帯的な景色、徳島の山間部の人をほとんど見かけない地域、高知の昔ながらの漁村等々、四国は色々な景色や文化が混ざっています。これも魅力ですね。このあたりもブログで触れていきたいですね。
(サイクリング四国一周編 day1 松山駅)につづく
koumuin43.hatenablog.com