本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
再出発してしばらくすると、ようやく雨も止んできました。夕立のような感じだったのでしょうか？ 道は県道21号線にもどり海岸通りを走ることになりますが、夕日が沈むのが見えました。いよいよ、夕闇が迫ってきました。残距離はあと17kmです。夜間走行、降雨で疲労、路面が濡れているので落車予防の徐行走行、知らないルート、写真を撮りながらを考慮するとあと90分は掛かりそうです。ライトの明るさを段階的に上げつつ丸亀市に向かう展開です。ただ、海岸線から海を眺めると、雲の具合は改善しつつあるので明日は天気が回復する予感がしました。それは明るい話題です。
観音寺市を抜けて三豊市に入ります。もう、このあたりからライトなしでは走行は無理。いよいよ！ 夕闇がやってきました。day２でいきなりの夕闇。もっと楽な四国一周サイクリングの計画だったはずなのに（号泣）ちなみにこの三豊市は俳優の要潤さんのふるさと。仮面ライダー、タイムスクープハンターですね。私もタイムスクープハンターみたいに特殊な交渉術を身につけたいｗ
地元の中学生が帰宅の時間帯のようで、長い隊列になっているのでその後方をしばらく走り少しでも体力を回復させます。ただ、調子に乗って隊列に乗っかかっていたら右折するところをまっすぐ通り過ぎるという痛恨のミス。３００ｍほど引き返し、県道220号線にのり本日最後の峠越え。ただ、時間帯が帰宅のラッシュに重なっているのでペースも上がらず、２０km/h以下での走行となります。峠越えは体力的に少し心配だったのですが、難易度はそれほど高くなかったため残った脚で超えられました。そして、三豊市詫間駅周辺に入りそこからもう一度海岸線に沿って走ります。ただ、辺りは真っ暗。もう景色を楽しむとか言う感じでなく、ローラー台状態です。修行僧のようにこぎ続けます。
漕げど 漕げど 目的地着かず じっとサイコンを見る（石川啄木風味）
そんな時間を過ごしているとしばらくすると、真っ暗闇に市町村の境界を示す、○○市とかいう感じの表示板が見えました。「やった！丸亀市に入ったか？」といううれしさはつかの間。見えたのは「多度津町（たどつちょう）」の表示。さすがにガックリきました。で、その時思ったのは今日は、いくつの市町村を走ったのだろうと言うことです。走りながらふと頭に浮かべます。
今治市 → 西条市 → 新居浜市 → 四国中央市 → 観音寺市 → 三豊市 → 多度津町
７つの市町を走り抜けたことになります。そして、最終目的地の丸亀市を入れれば８つ。これだけ一日に走ると、どこがどこなのか・・もうゴッチャになってますけど。
それはともかく、あと残り距離はどれだけあるんだ？ まだ着かないのか？ そんな気持ちがつのってきました。残り距離６ｋｍ。
（サイクリング四国一周編 ｄａｙ２ 疲れが吹っ飛ぶ光景）につづく
koumuin43.hatenablog.com
