公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

四国一周1000kmロードバイクの旅(day2 最初の難所 天満峠) 

 本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。



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造船所をあとにし、国道11号に戻りさらに県道13号線に入り丸亀市を目指します。今日は既に1回パンク修理をしていますし、造船所の見学とかに加えて市街地コースなのでこのあたりから到着時間を気にし始めます。ホテルにはチェックインの時間を20時ぐらいと予定時間より2時間ほど遅く連絡してあるのですが、どうやらその時間にチェックインになりそうです。西条市を後にし、新居浜市に入った辺りで工業団地のようなモノが見え始めます。どこの工場かな?って見ながら走っていると看板がありました。「住友金属鉱山(株) 別子事業所 東予工場」と書いてあります。住友金属鉱山(株)、株をやっている人だと別名 別子 とか別子鉱山と言うことが多い会社です。私は日頃は、仕事中はラジオ日経を聞いていることがありますがパーソナリティも多用している表現です。なぜ、別名で 別子 と株の世界で呼称するとか言うと住友と名の付く会社は、非常に多いんです。その為、間違いを減らすためと分かりやすくするためにこういう風に呼ぶことがあります。では、住友って付く企業、上場企業だけでどれだけあるのでしょうか? 四季報で調べてみると・・


住友大阪セメント
住友化学
住友ゴム工業
住友重機械工業
住友商事
住友精化
住友精密工業
住友倉庫
住友電気工業
住友電設
住友ファーマ
住友不動産
住友ベークライト
住友理工
住友林業


そして、今回の住友金属鉱山があります。本当に多いです(笑)。これに子会社とか入れたら大変なことになりそうです。蛇足ですが、住友金属鉱山が別子と呼ばれる所以ですがその昔、ここ新居浜の地にある別子銅山(べっしどうざん)の採掘権を住友家が得てそれをきっかけに事業拡大を図り住友財閥につながった歴史があります。その為、住友金属鉱山別子銅山からとって、別子と呼ばれています。ちなみに山を採掘した後、木を植林したのですがそれは今の住友林業につながっているようです。私は、別子とよく言ってましたがまさか、別子銅山の場所までは知らなかったので思わぬところで別子の謂れを知ることになりました。ちなみに今回、四国一周を終えたのち「別子銅山記念館」の見学をしてきました。こちらは撮影禁止でしたが入場無料に加えて、住友財閥の歴史や鉱山での生活などをすることが出来る良い施設です。これについては、後日のブログで触れたいと思います。


住友金属鉱山 別名 別子銅山東証プライム 5713


そういえば、今日は10月7日(金)。相場はどうなってるんだろう? ちょっとそんなことも思い、休憩時にスマホで相場チェックをして再度ロードバイクにまたがりました。ちょうど、新居浜市の市街地を横断する形で走り続けると次第に人家の密集度は低くなってきました。なにやらイヤな予感がします。こういう時って大抵、トンネルがあるか峠越えがやってくると相場が決まっています。予想通り少しずつ、登り坂が始まりました。サイコンで予定コースの断面図を表示させたところ、相当長い登り坂が続く模様です。その内、道路は登り坂から蛇行し始めキツい勾配であることを示唆します。32T+コンパクトクランクとはいえ、雨で体力も消耗し、荷物も多く軽いギアはドンドンなくなっていき32Tまで使い切りました。なんとか、がんばって登り切ろうとしたのですが無理でした。下車して歩きました。歩きながら、あと少しで坂は終わるだろうと、自分を励ます意味で甘い予想を立てますが終わる気配なく。歩いていては時間も掛かりすぎるので、途中でロードバイクに再度またがり、そしてまた下車して歩きを2回ほど繰り返したところでようやく下り坂になりました。ただ、下りは急カーブになっていて道路には危険を示す赤いペイントまで書いてあります。カーボンリムは、ブレーキがとにかく効かないですし路面からの雨水の跳ねがそれに拍車をかけます。下ハンドルを持って慎重に下りました。



降りたところで今までの登りをパチリ。


そして、下っていくうちに眼下には絶景が広がりました。実は、新居浜市から丸亀市へ向かうルートは、これ以外に内陸のルートもあるのですが今回、コースデーターを作成した愛媛県自転車新文化推進協会は、この絶景を見せたかったのかもしれません。あまりの絶景にせっかくの下り坂でしたが停車して絶景を楽しむ事にしました。帰宅後調べたのですが、ここは天満峠という峠で夜景も有名なところだったようです。さて、この時点で時間は14時30分でした。Day2の残り距離は約60km。ノンストップで走れば3時間ほどですが、このあとどうなるんでしょう?



晴れていれば四国中央市の工場の煙なども見えたみたいです。天気が悪かったのが残念。




(サイクリング四国一周編 day2 土砂降り)につづく
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