公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

トレードPCのSSD換装

先日、トレード用PCのディスプレイの大型化とグラフィックボードの追加を行いました。快適に運用していたのですが、今度はSSDの容量不足が目立ってきましたので、換装を行ったので今回はそのお話。


koumuin43.hatenablog.com
koumuin43.hatenablog.com


現在、トレード用PCはOSをインストールしたSSD、データー保存用HDD、データー保存用HDDのバックアップ(ソフトウェアRAID)の3つの記憶媒体を搭載しています。今回、容量不足なのはOSをインストールしたSSDです。

残容量が15%を下回る状況


HDDは、残容量は「15%を上回るのが理想」とその昔、何かの本で読んだことがありましたがSSDはどうなんだろうか? あまり関係ないかも?と考えましたが完全に容量不足になって、慌てて換装するよりも早めに手を打っておくのが吉と考えました。さらに某報道では、某社の半導体製造工場の不純物の問題でこれからSSDも品不足の可能性?との報道もありました。たしかにドスパラでは、お一人様購入数量の制限も掛かっています。それにしても、コロナなどあちらこちらで色々なモノが品薄になっていますが、トヨタ的なジャスト・イン・タイムとか在庫を抱えない経営のもろさが最近、目立つようになりました。


そのSSDの値段ですが、大容量はやはり高いです。ただ、私のPCの記憶媒体の基本的な考えは、下記の3つなのでそれほどSSDには容量は必要ありません。

SSDにインストールするモノ
 OS、頻繁に使うソフト
メインHDDにインストールするモノ
 保存データー、あまり使わないソフト
サブHDDにインストールするモノ
 メインHDDの保存用データーのRAID*1


つまり、OS+αの容量さえあれば良いのです。そういう考え方で、必要な容量を考えると現行の111GBの2倍程度の容量が適切と考えました。すると、価格がグッと落ちます。色々なサイトを見ましたがどうやらドスパラが最安値のようです。今まで自作PCの部品も、ここで買っている実績もあるので今回もドスパラで購入です。それにしても、値段がSSDが市場に出始めた頃に比べると本当に安くなりましたし、メーカーも増えました。以前は、インテルサムスンか?って感じでしたが台湾勢や国産メーカーの発売もあるようです。


信頼と実績のインテルを買おうかと思いましたが、値段と他のPC部品は台湾製でもなんら問題もないことから今回は、台湾のBIOSTAR社製を買うことにしました。ネットで注文し2日後にクロネコヤマトさんが配達。さっそく、パッケージを開けてみました。

シンプルだけど完璧な包装で到着。


説明書は、英語と中国語のみですが特に問題はありませんでした。手元に持っているSATA→USB変換のHDDケースに入れて、従前のSSDの完全コピーをこのSSDに作ります。そして、換装する手筈になります。レビューなんかを見ると、うまく完全コピーが出来なかったケースも多いようですが私の環境では特に問題ありませんでした。ただ、HDDの起動順位の設定について少々、時間を要しました。BIOSの設定って頻繁に触りませんから、どうしても忘れてしまうんですよね。

SSDの筐体は、樹脂製でした。発熱部分とか少ないのでこれで充分なのかも?


新しいSSDをPCに接続しBIOSの設定を完了したら、PCの起動になりますが初回~3回目の起動は、少し不安定でした。ブルースクリーンが出たり起動にやたら時間が掛かりました。ただ、何度か起動するとあとは普通に起動するようになりました。原因とかは分からないのですが、ドライバとかそういうものの再設定とかを行ったりしているのかもしれません。いずれにしても、初回で「ダメだ!」と思わずに何度か再起動を繰り返すとなんとかなるようです。

今回、換装したSSD本体の表示


今回、SSDを換装するに当たって気付いたのは、その接続方式の多様さでした。以前は、HDD系の接続と言えばIDEとかSATAが主流でしたが最近は、色々な接続方式があるようです。PCIe3.0なんて接続方法まであるようで、こちらはSATAよりも高速のようです。ググってみるとその姿は、SSDというよりもメモリーという感じです。これだと拡張ベイにSSDを設置するんじゃなくてスロットに差し込むので変換のブラケットとか不要なのかもしれませんね。

今回、役割を終えたSSD


今回は、従前SSDと同じく2.5インチのSATA接続のSSDでしたので従前のSSDに付いていた、ブラケットは再利用することにしました。従前のSSDは、予備部品としてストックになりますが、容量的に120GBは使いにくいサイズなので出番はしばらくはなさそうです。

換装後のSSDの残容量。これで充分ですね。


(おしまい)



*1:※RAIDとは、複数のディスクにデータを分散または、複製することでディスク障害時の復旧を容易にする技術。