公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

人間ドックをうけてきました

役所を辞めて、民間企業に再就職し1年後に退職。再就職先では健康診断を受ける予定でしたが、コロナ渦の関係で受けられず2年近く健康診断を受けていませんでした。私の親戚筋で健康診断を1年飛ばしたらその間にガンが発生して、その後数年で亡くなった事もあり、とりいそぎ健康診断を受ける必要がありました。しかし、人間ドックも6年近くうけていないこともあり、私自身も46歳を迎えたことから健康診断よりも細かく検査の出来る人間ドックを受けることにしました。今回は、人間ドックのお話です。


と言うことで、人間ドックの予約を昨年の夏頃に電話をしたのですが、なにやら胃カメラの検査が混みまくっているらしく、検査を受けることが出来るのは2月との回答でした。「胃のレントゲン検査なら直ちに受けることは、出来ますが・・。」と、申し訳なさそうな説明でしたが、レントゲンで異常があればカメラになるわけですし、健康診断よりも万全を期すための人間ドックですので2月まで待つことにしました。


そして待つこと数ヶ月、2月になりました。前日の晩から絶飲絶食になりますが水なら、ある程度はOKとのことでしたの極力飲まずに病院へ向かいます。私は人間ドックは、極力涼しい時期に受けるようにしています。それは絶飲絶食が夏だとけっこう厳しいからです。喉も乾きますしね。人間ドックに行く前に脱水症状になったら笑い話です。我慢出来る範囲で水を我慢し、車で病院へ向かいます。自宅の近くの総合病院でも人間ドックは、受診できるのですが私は、過去に肺に陰があってCTをとったこともあり、それをきっかけに6年前に人間ドックでもお世話になった、某県立病院まで車で2時間かけて向かいます。


ほぼ6年ぶりに某県立病院へ向かいます。ここは、事務運営を大手の民間企業が行っている関係でオペレーションが非常に円滑です。官が運営していると、運営ノウハウがそこだけのモノになるのですが、大手は全国的に展開している関係でより良い運営ノウハウが1カ所で発見されると、全国に水平展開しているんだと思います。公的分野の民間企業の運営は、昨今ですと宮城県上下水道と工業用水の運営権を20年間、民間企業に一括売却などが記憶に新しいですが、メリットもたくさんあります。あまり恐れずにそういう民間での運営を探っていく時期だと思います。ただ、あくまでも段階的、問題があれば修正を繰り返しながらです。


受付を行い検査着に着替えます。特に流れは前回の6年前と変わらず淡々と進んでいきます。そして、腹部エコーの検査になりましたが6年前はお腹の脂肪が多くて、なかなか手こずってましたが今回は、とくに問題なく完了しました。ダイエットの効果が出たか?それとも機械が進化したのか?は分かりませんが、報告書からは脂肪肝の文字が消えました。ウエストも細くなっていました。

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左が最新、右が6年前の結果


そして、一番気になるのが心電図です。実は私、ロードバイクを始めてから頻繁に心電図が引っかかるのです。内容は第一度房室ブロックなので心配はしていないのですが、今回も見事に引っかかりました。ネットでググるとスポーツ心臓とかいう記述もありますが、そんなに私は練習してないけどなぁ。

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今回も第一度房室ブロックでした。

そして、この人間ドックの最後の難関。それは、胃カメラです。実はこれが一番気が重いんです。前回の時は、途中で「先生! タンマ! タンマ!」って言いそうなぐらいでした。しかし、これを受けなければ人間ドックの意味はありませんから、「胃カメラ終わったらおいしいもの食べよう!」と自分に言い聞かせて、麻酔薬をグイッと飲み干しました。しばらくすると、看護師さんに呼ばれて検査室に入ります。呼吸法の説明を受けていざ胃カメラですがおそらく、その頃には私は顔面蒼白だったかも(笑)。


医師が胃カメラを口に入れていきます。「あれ! 前回よりラク。」ただ、胃の中にカメラが入りきったあたりで、カメラがお腹の中を這いずり回る感覚はなんとも言えない感覚です。「早く終わってくれぇ。」という気持ちとカメラに映し出される、自分の胃の中を見たいという好奇心がせめぎ合っています。途中、1回ほど医師は、じっくり観察する部位はあったものの特に異常なく検査は終了。「コレに懲りずに来年も胃カメラ受けてくださいね。」と医師が声をかけてくれました。たしかに検査が辛いから胃カメラを受けなくて、そしてガンの発見が遅れるというのは後に無念となるでしょうしね。


検査終了後、暫定の結果を医師から説明を受け帰宅となりましたが正式の報告書は約3週間後に届きました。少々驚いたのは、肺活量が増えていたことでした。ロードバイクに乗っていたから増えたのか?誤差なのかは分かりませんが、40台後半になって肺活量は減ると覚悟をしていただけに少々嬉しい誤算となりました。あと、健康診断ではあまり計測することのない腫瘍マーカーは、異常なし。私の両親は未だ健在ですが、二人ともガン患者なので私はけっこう怯えています。この数字だけでも定期的に検査は続けていくつもりです。


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胃カメラも終えたら、緊張が緩んだのかお腹も空いてきました。1時間ほどは麻酔が効いているので、2時間ほど経ったところでここから暴飲暴食タイムに入ることにしました。そういえば、前回の人間ドックのあともそういうコトした記憶が蘇りました。進歩してない僕w
なにを食べるか?ですが、日頃、食べるのを控えている炭水化物を含んだ料理を食べることにしました。それは・・お寿司!


帰路の途中で地場のお魚が売りの回るお寿司屋さんに入ります。私の収入では、それが限界です。まずは、穴子。学生時代に瀬戸内海でとれた穴子を食べてから、穴子が大好物になりました。コロナ前には、宮島まで穴子メシを食べにも行きました。久しぶりに食べにいきたいですね。そんなことも考えながら、ドンドン欲望のままに注文していきます。普通日なのであら汁もサービスでした。嬉しい!


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鰻よりも上品な味が魅力の穴子

アーリーリタイア生活のメリットは、普通日にあちらこちらに行けることだと思います。普通日は、道も空いていますしお店なども待ち時間も短く、飲食店もサービスがあったりします。ですので、私は観光などは普通日にいくことが増えました。

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いくらなんでも・・食べ過ぎ?


たらふくお寿司を食べて帰宅してから、ある疑問が沸きました。それは次の人間ドックはどうしようか?と言うものです。勤め人の皆さんは、毎年健康診断は受診出来ますが私のような身分は、それも叶いません。あ・・国保の集団検診という手段はありますね。前述したように私の両親は2人ともガンですから、腫瘍マーカーは毎年計りたいのです。しかし、健康診断ではそれは行ってくれません。となると、毎年人間ドックが一番確実なのかも?そんなことも考えました。ちなみに人間ドックの今回の費用は、45,000円で結構なお値段もします。ただ、早期発見出来ずに病気が重症になればこれだけでは済まないわけですし。


そこで私のツィッターアカウントで皆さんの意見を聞いてみました。
質問は、「40代になってから人間ドックは、どのぐらいのスパンで受診していますか?」 私の予想では概ね隔年かな?と思っていたのですがいざ、結果を見てみると

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ご回答にご協力いただき、ありがとうございました。

皆さん、毎年受診の方が多かったです。これにはちょっと意外でした。コレを見る限り、私も毎年受診した方が良さそうです。あとはまだ、脳ドックを受けたことがないのでこちらも受診してみたいですね。何はともあれ、健康が一番です。


(おしまい)