最近、めっきりアマチュア無線で遊ぶことは減りましたが、遠出するときは未だに活躍することがあります。今回は、FTM-400DHをソリオ・バンディッドに設置した際のお話の続きです。無線機とアンテナの搭載は終わり、いよいよ仕上げです。
その仕上げとは、SWRを計ることです。
以前、電波の飛びが異様に悪い時期がありました。そして、ある日送信後アンテナを無意識に触っていたらホンノリ温かい事に気づいたのです。慌ててSWRを計ったら、ほぼ無限大! アンテナがどうやら壊れていたようです。
狭い道を走ったりしたときに、木に当てたり振動でコイルが壊れたりしていたのかもしれません。それ以降、無線機の設置等の時には面倒でもなるべく、SWRを計るようにしています。
SWRを計測し、アンテナと同軸ケーブルに異常がないことが確認できればいよいよ、運用開始です。今回は、外部スピーカーを特につけずに、無線機の内蔵スピーカーで音声を出力することにしました。助手席シート下の設置であれば、音声のダイアルは3時の方向でちょうどいいボリュームでした。
マイクについては、本体からでは少々長さが足りませんのでマイクの延長ケーブルは必須でした。ここは、取り付けたときにそれに気づき、あとから部品を取り寄せました。
今回、FTM-450DHはセパレート機でしたがこのタイプは、車につけるには良し悪しだと感じました。たしかにセパレート機のタッチパネル式は、操作性は抜群なのですが取付が大変です。そして、タッチパネル式で有っても取付位置が悪ければ、その操作性は生かせません。
翻って1DINタイプは、センターコンソールにきれいに収まります。操作性も抜群です。APRSなどの音声以外の媒体を運用しないのであれば、1DINタイプの方が色々な面で良いかもしれませんね。導入コストも安いですし。
(おしまい)