最近、めっきりアマチュア無線で遊ぶことは減りましたが、遠出するときは未だに活躍することがあります。今回は、FTM-400DHをソリオ・バンディッドに設置した際のお話の続きです。
ディーラーは電源の引き込みを嫌がるので、自分で引き込むことにしました。まずは電源ケーブルの先を加工です。圧着機が地味に高いので、半田付けという反則行為をしています。半田ごては同軸ケーブルを加工するときに使う60W程度のモノを使用しています。
それにしても、昔みたいに半田付けをする機会が減りました。老眼も始まっているし、どんどん不器用になってきます。
半田付けのあとは、電源ケーブルの引き回しを考えます。エンジンルームからと助手席側を見て、ルートを選定します。いくつか、候補はありましたが今回は、ハーネスの横に通すことにしました。
ハーネスの横にワイパーブレードの鉄の部分を利用し、ルートを確保します。カーショップに行くと、ガイドワイヤーなども売っていますが使用頻度から考えると、割高なのでこれで代用しています。
上の方にグロメットもあるので、ここを利用した方が容易だったかもしれませんが配線を最短ルートにするためにここを選びました。配線ルートを確保したらあとは、前述した電源ケーブルを引き回します。
できれば、バッテリーに直接付いているヒューズを介してから配線をした方が良かったように感じますが、端子の形状的に難しかったので今回は諦めました。しかし、電源ケーブルまでのヒューズまでの距離が長いので事故防止とかを考えると、心許ないので保護カバーをつけることにしました。
過去に何度か車両火災に遭遇したことがあります。原因が電源なのかは分かりませんが、少しでも危険性を下げるためにこういう加工はしたいものです。
(つづく)