本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
道の駅「 四万十とおわ」から再出発し、四万十川沿いを下ります。時間にはゆとりがあるのでこのあたりで沈下橋をゆっくり見ておきたいところですが、ちょうど良い感じの沈下橋を見つけたので道路から四万十川の水面まで下りてみることにしました。道路から側道のような部分を下りて四万十川に下りたらビックリ。増水時の漂流物がびっしりでした。なるほど! この漂流物の高さと沈下橋の高さを比較すれば沈下橋に欄干が無い理由がよく分かります。漂流物がヒドくロードバイクでの移動を諦めて、途中から徒歩で四万十川の水面まで下ります。
初めて間近に見る沈下橋。京都府の由良川にも似たようなものはありますが、ここまで規模が大きくて全く欄干がないのは初めてなので、興味深く見せてもらいましたがこの自然の力をいなすという沈下橋の考えは、ありだと思いました。行政にいた関係で災害には何度か遭遇していますが、ある程度の規模までは土木技術で対抗出来ても最後の最後には人間は自然災害には、無力ですし受け流す、いなすという考えの方が大規模な災害の場合は一番有効だったりします。土木屋さんがよく言っていた「永久構造物」という言葉はある意味では人間のおごりだったのかもしれません。そんなことも感じました。さて、せっかくの沈下橋なのでロードバイクをいれて記念撮影と行きたかったのですが、某有名ローディが四国一周サイクリングをしたときに四万十川の沈下橋で撮影をした際にロードバイクを四万十川に転落させた事件を思い出しましたので今回は見送りました。
沈下橋を後にし、しばらく走ったらまたもや道の駅に遭遇。四万十川沿いはコンビニは、ありませんが道の駅が短い間隔で設置されています。当初、旅の計画時に補給の心配をしていましたが杞憂に終わりました。ただ、上流から下流に下れば下り坂気味ですが、逆だとちょっと厳しいかもしれませんね。ということで、道の駅「よって!西土佐」に到着です。このあたり、急に建物の密度が増えています。なぜ? 帰宅してから調べると過去に西土佐村が存在したようでひょっとすると、このあたりが中心部だったのかもしれません。それにしても、今日は時間がゆったり。道の駅で産物を見たり楽しい時間を過ごせます。ただ、荷物になるので買うことが出来ないのが本当に残念。
サイダーを飲みながら、掲示されている案内などを眺めていると地元の高校に入学しませんか?と言うのを見つけました。ここでしみじみ思ったのは、今まで本当に変化のないくだらない人生を歩んできたという後悔でした。地元の中学、高校、そして県外の大学を経て地元に戻り市役所に入り安定しているけど本当に平凡な人生でした。もっと、子どもの頃から色々、挑戦しても良かったし親を困らせても良いので破天荒なこともやるべきだったという反省ですね。もし、やり直せるなら小学校の時から弾けた人生をやり直したいものです。ただ、今の私は株式投資のお陰で40代で早期引退することが出来ましたし、ここからまだ人生をやり直している最中なのかもしれませんね。
ここに掲示されている高知県立中村高等学校西土佐分校は、全校生徒21名の小さな高校のようです。こういう環境で私も色々挑戦したかったです。
(day7 岩間の沈下橋へ続く)
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