本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
民宿にたどり着いた頃には雨は、小雨程度に落ちついてました。さて、ロードバイクをどうしようか？輪行袋に入れようか？と考えていたら、民宿の女将さんが出てきてくれました。農作業小屋がに入れておくと良いよ。ということで農作業小屋に入れることにしました。ここなら外から見えませんし盗難の心配もなさそうです。民宿の建物内に入ると、「靴が濡れているでしょう？ 新聞紙を入れると良いよ。」「服とか濡れてるでしょ？ 外の洗濯機を使って。部屋に干すスペースもありますよ。」と色々と世話を焼いてくれます。お遍路さんも宿泊するため、悪天候時の対応には慣れているとのことでしたが大変助かりました。それの対応をしているうちにお風呂も沸かしてくれて、とにもかくにもお風呂に入りました。大きなお風呂は気持ちいい。
お風呂で身も心を回復させたところで、荷物などの整理。濡れた装備を洗濯機に入れます。洗濯機、洗剤共に無料。部屋のエアコンの下には木の棒が渡してありハンガーもたくさん常備されていて、装備を乾かすには充分でした。部屋も広く、ノビノビして少しウトウトしましたが昨日と比べてチェックインが早い時間帯なので心のゆとりもありリラックスしていたでしょうね。目を覚ましたところで、久しぶりに自宅に電話を入れることにしました。ところが、楽天モバイルの電波が来ていない。シムカードをドコモに切り替えましたが、こちらも同じでした。この民宿、道路から山の中に入って数分の所なので電波が来ていないようです。ただ、wifiの電波は超強力だったのでRakuten Linkで電話をかけることが出来ます。ちょっと、解説するとRakuten Linkは、簡単に言うと普通の電話回線でなくデーター回線を使って音声通話が行えるのです。ですので、ネット回線につながっていれば電話をすることが出来る仕組みになっています。とはいえ、私もwifi回線で電話をかけるのは初めてでした。使った感想は、少し音化けはありましたが普通に使えました。
洗濯も済ませて、少し休んだところで夕食です。正直、あまり期待はしてなかったのですがテーブルに並んだメニューを見てびっくり！ 豪華です。鯛は尾頭付き、お刺身に鍋物、小鉢、茶碗蒸し。そして、ウツボの天ぷら、自家製オクラの天ぷらまでついています。さらに、さらに・・伊勢エビの味噌汁まで。そういえば、由岐駅に伊勢エビのオブジェがありましたがそういうことだったんですね。ちなみにこの鯛、すごい厚みがありました。ご飯もおかわりは自由。大きなお風呂、洗濯自由、部屋は広い、おいしいお食事でこのお値段。びっくり！でした。
民宿サイコー！
そう叫びたくなりました。ただ、民宿によってはトイレは共同なのでそこは、留意する必要があります。
さて、ここでウツボの天ぷらが出てきたのですが私、ウツボって食べられないと思っていたのですがこのあたりでは食べるようです。民宿のご主人がウツボの写真を見せてくれましたが、驚きの外見です。肝心のお味は、太刀魚に近い味で私は好みですね。帰宅後調べると、四国の一部と和歌山県あたりでは食べることが多いようです。実は、私このウツボ、結構お気に入りになってしまってこの後、高知でも食しました。食事は、他の部屋の方ともテーブルを一緒にして食べるのですが、他の部屋の方ともヒョンとしたことから仲良くなり色々とお話をしました。高松と広島県の方だったと思うのですがこのお二人、お遍路をして知り合ったそうです。高松の方が歩き遍路をされていたところに車でお遍路をしていた広島県の方が声をかけて、泊まるところがないと言うことで今回の民宿に問い合わせをしてと言うことだったみたいです。何やらすごい出会いです。３０分ほどお話をしたところで、お別れして早めに就寝することにしました。なんといっても、day４は休養日ですから。
グッスリと寝て。day５の朝を迎えました。窓を開けて、真っ先に確認したのは天気。day４は雨でしたが、本日は・・。快晴でした。やったぁ！ 朝ご飯まで時間があるので少し散策して、女将さんとも少しお話しを。昨日、私が立ち寄った田井ノ浜は、砂がキレイで有名なんですがキレイなのは砂鉄が少ないからとのことでした。それは思いつかなかった。たしかに鉄の色って感じはしませんでしたね。
（サイクリング四国一周編 ｄａｙ５ 快晴に恵まれたｄａｙ５）につづく
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