本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
道の駅 風早の郷・風和里を出発した辺りからルートは海岸線沿いになりました。時折、風は吹くもののライドには支障はないレベルです。今回全工程を通じて、ライドに支障がある風が吹いたのは、高知県を走っている3時間ほどだけでした。雨は2日間、風は3時間と考えれば今回の四国一周1000kmロードバイクの旅は、恵まれた天候と言えます。さて、そんな海岸線を走りながら海を眺めます。でも、海と言っても見慣れた日本海じゃなくて瀬戸内海です。世界は海でつながっているので、そんなに違いはないと思っているんですが四国の海岸については少し違いました。護岸近くの構造物がちがう！ 私の住んでいる地域は、ほぼテトラポットなんですが四国のこの辺りは、整形した石を組み合わせてありました。何やら不思議。私は土木は専門外なんですが、岩質とかに詳しい人はこれで色々語れるんだろうなぁ。この後、四国を一周するにつれこの海岸の景色も少し変わってきます。この旅の最後付近で分かったのですが、松山市から南に走った、つまり四国の西南地域は四国西予ジオパークと呼ばれる、リアス海岸・盆地・河成段丘・カルスト台地などの多様な地形が存在する地域だったようです。旅の始めに分かっていれば意識して、見学したのですがその辺りは次回の四国一周1000kmロードバイクの旅に持ち越したいと思います。 え？ また一周するの？
順調に走行を続けて、時間も余裕があって本当にゆったりした1日目。遠くに巨大な構造物が見えてきました。こういう構造物に心が躍るのは、男の子の常ということで確認に向かいます。私が練習でたまに走る岐阜県だと石灰とか石材関係の工場はよく見かけるのですが、今治ですから造船かな？と思いながら近づくと、どうやら石油精製施設のようでした。太陽石油と表示があります。この会社名、名前は聞いたことがありますが私の頭の中の上場企業リストには、記憶がありません。ググって調べてみると、非上場会社でSOLATO（ソラト）のブランドでガソリンスタンドでの燃油の販売も行っているようです。そういえば、黒に白地のロゴのＳＯＬＡＴＯのガソリンスタンドをたまに見かけます。なるほど！ あのブランドの石油精製施設か。初めて石油精製施設を見るので興味津々です。外から眺めたり、写真を撮ったり。ただ、守衛さんが立っていたので控えめの撮影です。そんな中、工場の中から自転車に乗った作業員の方が出てきました。
「やべ！ 怒られるのか？」と思ったら、その作業員の方は自転車を減速し工場敷地から道路に出るときに、指を左右に振って前方を指さし
けっこう大きめの声で「ヨシ！」
あの、安全ヨシ！のヨシ！です。リアルに公道に出るときチェックをしている方、初めて見ました。まさに仕事猫のリアル版（怒られるｗ）ちょっとクスッと笑いましたが、こうやって安全確認を徹底するのは大事ですよね。私も残りの9日間、「ヨシ！」の心でライドをするぞ。と思ったとか思わなかったとか・・。
そんな私、1年勤めた民間企業では安全大会の担当を勤めていました。月に1回事故の防止の為の大会ですが、会社ではそんなに重要視はされていませんでしたが自分なりに事故の発生時間帯や事故事例を調べて、事故防止につなげようとしていました。大学時代の心理学の教科書まで引っ張ってくる熱の入れようでしたが、このあたりでも会社と私の認識の乖離があったように思います。いづれ、ブログでも記事にしようかと思っていますが、仕事を選ぶときに大事なのは給料面ももちろんですが会社と自分の仕事の進め方とか方向性が乖離していると、不幸な結果しか生みません。ついつい、見落とす面ですが大切な要素だと思います。
太陽石油で安全ヨシ！をしたあとは、day１の最終目的地今治市内のホテルまで向かいます。
（サイクリング四国一周編 ｄａｙ１ 今治駅に到着）につづく
koumuin43.hatenablog.com
