公務員を退職し、我が家の相続税対策の一環で土地の売却を進めてきました。そんな中、ある日見慣れぬ郵便物が我が家に舞い込みます。本日はそんなお話。
その郵便を開封すると、「土地取引内容のご照会について」とあります。○○県の不動産鑑定士協会からの照会のようです。併せて○○県庁からの添え状もありました。
いやぁ・・・一瞬、噂の税務署からの「おたずね」かと思って冷やっとしました。
内容としては、地価公示の算定をするにあたり、あなたの売った土地の取引内容を教えて欲しいと言うものでした。以前、役所つとめをしていた頃に法定外公共物*1。の払い下げ業務を担当していました。法定外公共物とは、俗に言う赤道とか青線、水路と呼ばれる小さな土地で国や地方公共団体が保有しているモノを指します。簡単に言うと、田んぼのあぜ道とか、水路がそれに当たりますね。
宅地化が進み田んぼを埋め立てたときなどに、その土地を民間に払い下げることにより、民間の方はその土地を一帯利用できますし役所は不要な土地を金にすることも出来るわけです。その払い下げ価格の算定は、別の職員が行っていましたがおそらく、こういう調査などで積み上げた価格などを参考にしていたと思われます。しかし、私がこれの調査を受けることになるとは・。おそらく、一般市民の方はこの調査が来ても??となるかたが多いと思います。その為に県庁からの添え状があるのでしょうね。
調査票はある程度、先方で記入してありこちらの手間は最小限に留めるように配慮されていました。未回答とかも多いので苦慮されているのかな?と感じました。さっそく、私の方で記入して返送したのは言うまでもありません。