公務員を辞めて、民間へ再就職する際に自動車整備士を始め色々な資格を持っていたので、比較的容易に話が進みました。私自身も資格が武器になるだろうと甘い考えを抱いていました。このブログをお読みになっている方の中も「私は資格があるから大丈夫・。」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
甘いです!
資格って何なんでしょう?
資格(しかく、英:Qualification、Certificate)は、ある行為を行うために必要若しくは相応しいとされる地位や立場をいう。世間一般には組織内での地位を言う。さらに仕事上任務に就くために必要な条件として公にみとめられる能力を指す。(ウィキペディアより)
つまり、その業務に就くための必要な条件、ひいては最低限の水準を満たしていると言う証明に過ぎません。ということは、資格があっても実業務の経験が無ければ職場で大変苦労します。逆に資格があるばかりに「こんなこともできないのか?」と見られます。職場を定年退職して第二の人生を考えている方、転職する方はそこをよく考えて資格に過度の期待を抱かない方が良いと思います。
資格万能主義にように教育業者はPRしますが、いったん立ち止まって考えるべきでしょうね。その資格、取得するだけの価値はありますか?