昨日、私の役所人生で最後となるであろう、歓送迎会が開催されました。私のように退職する者、人事異動で他課へ移動する者、新採用で公務員人生を送る者等々の会です。業務が忙しいらしく、今頃の開催になりました。
退職して2ヶ月経ちますので、もはや特に何もなくあっけないモノでした。過去に経済企画庁長官をお勤めになった堺屋太一さんが講演で「仕事での人脈などはかないモノです。退職したら消えてしまう。」と仰っていましたが、まさにそんな感じでした。
ちょっと残念な気持ちでもありましたが、残った職員のみなさんが今まで通り普通に接してくれたのは、優しさだったのかもしれません。そのような中で思ったのは、私のこれからの人生です。専業個人投資家で生活するとなると、社会との接点があまりありません。下手をすると、一日の中でコンビニの店員さんぐらいとしか話さないかもしれません。これで良いのだろうか? とふと思ったりしました。そうすると、何か仕事をしなければなりませんが・・。はて、どうしたものか? なぜ、アーリーリタイヤしたんだっけ?と疑問が頭をよぎります。
以前のブログで相続のことを触れましたが、現在相続関係の問題をかかえております。日々、色々な調査をしていますが、今後の事の運び方によっては、相当額の資産を相続する事になるかもしれません。だとすれば、お金目的で仕事をする意味が無くなってしまいます。
仕事を辞めたことで人とのつながりが切れました。仕事を通じて、人とのつながりを再構築しようとしても、仕事をする意味が無いとなれば。私はどうすれば良いのでしょう? きっと、それが今、私の最近の苛立ちの原因なんだろうと思っています。