公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

高知にカツオのタタキを食べにいく(出発)

2022年秋にロードバイクで四国一周しましたが、その時に食した食事であまりの美味しさに驚いたものがあります。それはカツオのタタキ! その話をロードバイクの地元グループのSUさんにお話ししたら、「塩タタキは最高ですよね!」という返答が。これは是非とも食べなければならない。そう思い続けていたら、カツオには初がつおと戻り鰹があり、ちょうど3月からが初がつおの時期とのこと。と言うことで3月になり初がつおが出回る時期を狙って高知に行くことにしました。


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初がつおの水揚げ状況は、X(旧Twitter)で把握し、頃合いを見計らうことにしました。ただ、家族の通院介護の問題もあるので、なかなか時期が見通せなかったのですが3月下旬に入って3日ほど動ける日が見えてきたので急きょ、宿などを抑えて高知行きを決行しました。その高知行きの交通手段などですが、ロードバイクで行きたい気持ちはやまやまなんですが現在、ロードバイク旅をするためのTCRはメンテ中でレース用のプロペルしか手元に無い状態。おまけに3日間では無理な行程なので自動的に車などになります。全行程を車で走るとなると、疲労感もハンパないですしなによりもガソリン大高騰の折で高速道路代もバカになりません。特に本州から四国へ渡る部分、ここが高いのです。そこで今回はフェリーを使って本州から四国へ向かうことにしました。本州から四国へ向かうフェリーは、

・大阪南港 → 東予
・東神戸 → 新居浜
・神戸 → 高松

がありますが、今回は全体の工程的に「神戸 → 高松」を利用することにしました。せっかくの四国なので観光もしたいということで、観光もプランに入れることにし「あーでもない。こーでもない。」とプランを練ること数日、少しタイトなプランを作って時間的に無理であればそれをカットして進めることにしました。そして、出来たプランがこちら。

day1:福井県南部 →高速道路→ 神戸港 →フェリー→ 高松港 →高速道路→ 高知市 → 桂浜水族館、桂浜、高知県立坂本龍馬記念館 → 明神丸でカツオのタタキを食する → 
    → 高知市内宿泊
day2:高知市内ホテル →高速道路→  手結港可動橋 → キラメッセ室戸で食事、鯨の博物館 → 御厨人窟 → 室戸廃校水族館 → 徳島県内民宿宿泊
day3:徳島県内民宿 →高速道路→ 平賀源内記念館 → 高松港 →フェリー→ 神戸港 →高速道路→ 福井県南部帰宅

おそらく予定通りには行かないのは覚悟のプランですがこれに基づいて動くことにしました。さて、そのフェリーですが今まで利用したことのない会社、ジャンボフェリーを利用します。ただ、こちらは予約はWebで簡単に完了。そして、オレンジフェリーだと車の場合は現地で車検証の提示が必要なんですが、ジャンボフェリーはそれはなくWeb予約で取得した2次元バーコードを提示するだけの簡単さでした。宿泊先の予約はもちろん楽天トラベル経由です。ただ、最近は宿泊先のサイトで予約した方が安い場合もありそこは要注意ですね。全ての手続きを終えたのは、出発の3日前でしたがなんとか出発の手筈は整いました。

出発は3月下旬。スタッドレスタイヤを普通タイヤに履き替えます。

そして、迎えた出発の日。夜中の2時半出発で神戸港へ向かいます。通常であれば、2時間半で到着ですが念のためマージンを取っての出発です。なぜなら、ちょうどこの頃季節外れの寒波で雪がチラつくことがあったからです。フェリーは6時出発。乗船開始は5時とすれば1時間のマージンの計算です。仮眠を取ったので、それほど眠気を覚えず自宅を出発したのですが福井県南部から京都府北部→兵庫県神戸港へ向かう途中、少しづつ天気が怪しくなってきます。少しづつ雪がチラつき初め、高速道路で除雪車ともすれ違い嫌な予感します。そして、京都府綾部市に入ったあたりで本格的に降り始め路面は真っ白になります。シャーベット状の雪なので徐行すれば良いのですが、生きた心地がしません。ここで普通タイヤに交換したことを後悔したのは言うまでもありません。でも、3月下旬にこんな天気なんて想定外だよ。時間的なマージンがあることが、徐行して走ることにつながり、慌てることなく走れたのが幸いでした。そして、神戸に向かう方向は気温的にも暖かいところへ向かうことですし天候の回復を通常なら望めます。ただ、問題は六甲山なんですよね。

 
左:地元を出発した直後        右:綾部市付近の状況


幸いにもスリップすることもなく、速度は50~60km/h程度を維持し走り続けることが出来ました。ただ、吹雪いていたので自動運転機能は一部で使用不能に陥りました。天候は綾部、福知山などの山間部を通る過ぎると少しづつ回復し、春日IC付近から路面状況も次第に改善してきました。そして、予定より少し遅れて西紀SAに到着しましたがまだ時間的にはマージンもあるのでゆっくりとトイレ休憩を済ませて再出発しました。このあと、中国道六甲北有料道路阪神高速などを経由しフェリーターミナルへ向かいます。Googleマップを使って走ってましたが、今のところ六甲北有料道路が封鎖の情報もありません。大丈夫、無事到着できそうです。心配した六甲北有料道路の路面状況は、少し路肩に積雪が薄らある程度で問題はありませんでした。そして、フェリーターミナルには5時30分頃到着しました。予定より30分遅れでしたが上出来です。

吹雪の影響でグリルの周りはこの有様。3月下旬なのにw



(ジャンボフェリーに乗船したお話しの続きはこちら)
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