本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
道の駅どんぶり館で美味しい海鮮丼を食べたあと、トイレ前で空気入れを借りれる旨の看板を見つけます。あと１日ですが、念のため空気入れをお借りすることにしました。0.5bar/日ぐらいで抜けていく知見はありましたが、やはりその位抜けていました。ありがたく空気を充填して再出発します。他の地域と同じく賑やかな市街地区間を抜けると、周りに人家などが少ない区間に入ります。走りやすいのですが、夕方が迫ってくると心細くなりますね。そして、笠置トンネルを抜けたあたりから下り坂が始まりました。
そういえば道の駅どんぶり館で宇和盆地の展示がありました。このあたり、盆地だったんですね。ググってみると標高 800～600m の山地に囲まれた沖積盆地で標高は約 200mとのこと、GPSの断面図で見るとたしかにそんな感じです。ってことは、これからやってくる下り坂はけっこうな下り坂ということです。走り続けるとその通りでけっこうな下り坂が続きます。ブレーキをかけるのがもったいないぐらい。せっかく、登ってきて標高を稼いだわけなので、ブレーキはかけたくない。でも、速度は上がってきます。後ろに荷物を背負って、下り坂を車と併走すると50km/hを超えるので少々恐怖感がわいてきます。そのうち、八幡浜市に入りましたが、市街地に向かうほどに道路幅員も狭くなってきます。そして時間帯は帰宅ラッシュを迎えました。これは、たまらん・・思わず徐行します。そのうち、車が停車するのが見えます。信号待ちの車列ですね。側面すり抜けは危険なのでこちらも停車。登りの難所は、今回の旅で何度も経験しましたが下りの難所はここだけでした。時間帯さえ選べば難所にならずに、快適な下りになったはずなんですが残念。
幅員と交通量的に少し不安を抱きながらも、県道２５号線を走り抜けて八幡浜市の次のチェックポイント みなとオアシス 八幡浜みなっとを目指します。八幡浜市の市街地に入り、街並みが賑やかになってきます。ただ、辺りは薄暗くなりライトは全開状態での走行。八幡浜市の街並みは、昭和っぽさを残しており懐かしさを感じます。相当、過去は栄えていたのではないかと感じますがコロナの時期の訪問なので少し寂れた感を感じました。ちなみに人口は、３万人をちょっと切るぐらいなので私の住んでいる地域とほぼ同等。それと比べると、人口の割に大きな街のように感じます。そのうち、目的地の案内看板を見つけます。
道の駅八幡浜みなっとに到着です。チェックポイントのスタンプをゲットして辺りを見回すと、魅力的なフードコートが広がっています。今回の旅、到達時間の関係でたくさんの食べたい物を我慢しましたが、day９でも然りでした。四国一周サイクリング2024年にもやりますが、今度はしっかり食べたい物を食べるサイクリングにすると心に誓いました。せっかくなので、駐輪して散策していると観光客の方から道の駅の職員さんが探してましたよって声をかけられました。急いで戻ると、ライトが付けっぱなしだったのでこれから夜間走るのだとバッテリーは？って心配されたみたいでした。うっかり消し忘れです。ご迷惑をおかけしました。お礼を言って少し雑談して別れます。道の駅の詳細ですが、day10のスタート時に再訪したのでその時の写真を合わせてこの後のブログで触れたいと思います。
道の駅を後にして今日の宿泊先ハーバープラザホテルに向かいます。こちらのホテルもネットでは、サイクリストに優しい宿とのことでしたので、安心して向かいます。ロードバイクでの旅の旨を伝えるとホテル内フロント横に駐輪スペースが設置されていました。鍵もかけられるようになっています。貴重品だけ下ろしてチェックインし、部屋へ向かいます。このフロントのホテルマンですが、とにかく接客上手。今回の旅では、ホテルアルファワン丸亀、ホテルサンリバー四万十、そしてこのハーバープラザホテルと接客力に長けたホテルに3回も泊まりました。四国の癒やし度、侮れません。
（ｄａｙ９ 夕食難民へつづく）
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