公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

しまなみ街道を走ってきました(その11)

 四国一周サイクリングの完走証と共に同封されていたのが、四国一周サイクリングオリジナルヘッドスペーサー引き換えカード。これは四国一周を成し遂げたあと、しまなみ街道を訪れると貰えるという物です。それをゲットするために10月にしまなみ街道を走りました。



今までの書き込みは、こちらのポータルページからどうぞ。
koumuin43.hatenablog.com


伯方島を一周したいところですが、今回は最短距離で通り抜けるだけです。今回のコース、ほぼ最短距離でしまなみ街道を通り抜ける感じなんですが1日だとこれが限界でしょうね。2日間かければ、グルリとしまなみ街道を走れると思うのですが、それは今後挑戦したいですね。今回はフェリーの時間がありますからとにかく、時間に遅れないことが肝要です。高速道路区間から伯方島の島内に入ったあたりで造船所が姿を現します。しまなみ街道サイクリングの良いところは、こういうメカメカしいものと瀬戸内海、市街地と違った空間が楽しめるところが魅力なのかもしれません。途中、テンションの上がった外国人と何人か遭遇しましたが日本人の私でもテンションが上がるわけで、異国をサイクリングしている外国人がテンションがあがるのは、容易に想像できます。楽しんでね。

伯方島一周も楽しそうです。

 


伯方島をハイペースで走り抜けます。途中道の駅があり海岸線には、ヤシの木が並んでいました。淡路島、四国などもですが日頃日本海側に住んでいる私にとっては、物珍しい光景です。一応、日本海側でもヤシの木は育つのですがそれほどズラリと並べて育てている光景はなく、珍しい光景になります。


伯方島を後にし次の島を目指します。途中、見近島(みちかじま)の上を高速道路区間で通り越し大島へ向かうイメージですが、この見近島(みちかじま)は隠れた観光名所のようです。帰宅後調べたら、現状無人島でありながら過去には、水軍(海賊)の駐屯地だったようで遺跡が見つかっており現在はキャンプ場としても使えるとのこと。おまけに車では行けないので穴場スポット。次回は行ってみたいですね。そして、大島へ降りるとそこで村上海賊ミュージアムの看板を見つけます。あれ・・今まで通った島でも海賊ミュージアムの看板をみたよね? 複数のミュージアムがあるの? 調べてみると、因島にあるのは「因島水軍城」そして、大島にあるのが「村上海賊ミュージアム」なのです。広島県愛媛県両方にあるのですね。これは、両方をゆっくり見学したいですね。

関係リンクを貼っておきます。
www.city.imabari.ehime.jp

kanko-innoshima.jp

www.city.imabari.ehime.jp

伯方・大島大橋と村上海賊ミュージアムの看板。

今回のブログを書くに当たって、本四高速のホームページを見ているのですがしまなみ海道の橋梁は、一気に建設したのではなく時間差があるようで先行した橋梁で得られた知見を次の橋梁建設にも生かしているようです、私は建築には詳しくないのですがそちらが専門の方にはたまらなく魅力的な建築物だったりするのでは?


大島に降りて少し海岸線を走ってからは、内陸を走るコースになるのですがその海岸線で驚きの光景を目にしました。

「海が渦巻いてる!」

少し歴史を紐解くと、そもそもこの瀬戸内海には前述した海賊とか水軍と呼ばれる集団が存在しており戦国大名と手を組んだりしていました。ただ、なぜこの集団が存在したかというと瀬戸内海は、狭い海峡に海流が渦巻いていて昔の手こぎ船などでは、非常に危険でありその海流を知り尽くした集団が手数料を取って警護、水先案内を果たしていたりしました。この渦を見た瞬間に、その歴史について納得しました。これは、ヤバい。手こぎ船とかだと木の葉のように流されそうです。

大島から能島城跡付近を望む


複数箇所で見受けられた海流について動画でも撮っておきました。是非、驚いてください。
youtu.be

毛利元就の毛利家も水軍を有しており、多くの戦いで活躍した。写真は安芸高田市にある毛利家の墓所



瀬戸内海に水軍=海賊が存在した理由に納得し、大島を走り抜けます。内陸で峠越えが少しありましたが難なくクリアして走り続けます。そして、到着したのが「道の駅 よしうみいきいき館」です。ここが最後のしまなみ街道の休憩地点となり、この後の橋を越えるといよいよ四国へ入ります。時間は14時過ぎなので楽勝でフェリーの時間には間に合いそうです。いざとなれば四国に入った時点で輪行という技もありますw 時間も余裕があるのでここでも少し長めの休憩です。このぐらいのゆったりした自転車旅は本当に良いですね。


  



(その12へ続く)
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