公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

グループライドでビワイチへ

 今年の後半になり、自然発生的に地元のローディーが集まったグループが出来ました。月に1~2回ほどグループライド出来たら良いよね。ってことで第1回目のライドは、京都市京北へのソフトクリームを食べるライドを計画したものの、雨で流れそのうち寒くなりました。そして、次に持ち上がったのがビワイチライド。なかなかスケジュールが合わなかったのですが11月12日に開催することが出来ました。今回の参加者は4名。

・そろそろレースは引退したい私
・Kさん(鈴鹿エンデューロ8hチーム戦での当グループの立役者)
・Sさん(MTBでロードバイクを千切る野望を持ってる) 
・Hさん(長距離ライド得意)

地元の道の駅で合流し、琵琶湖へ車で向かいそこからスタートです。前半戦は、いつもよりハイペース。途中、千切れる人も出てきたのですが今回は、アマ無線の免許を持っているSさんも同行していたのでそこは無線で連絡を取りながら走り続けます。Kさんには受信機を渡していたのでその会話は、傍受しているわけでこのままうまく洗脳してアマ無線家に育てようとする私の謀略にハマる日も近いかも (^_^;)\(・_・) オイオイ  今回、無線機の台数が確保できなかったのでHさんに無線機を渡せなかったのが残念。次回までに準備しておきます。そのアマ無線ですが、以前、D-STARでの直接波を用いていたのですが思ったより復元性が悪く閉口しました。なので今回はアナログでの通信にしました。これが段違いによく飛びました。心配していた風切り音ですが、タイピンマイクを使ってジャージの内側にマイクを入れてマイクゲインを最適化しておくことでほとんど問題は無かったです。ロードバイクでの無線利用の研究、いづれブログにまとめたいと思います。


今回は日頃通っている低速コースではなく、高速コースを中心に走りました。高速コースを走るのは数年ぶり、以前走ったときは交通量が多くて恐かったのですが今回はあまり感じず。四国一周サイクリングの瀬戸内側で慣れてきたのと、平均速度が上がったからかな? いいペースで走りあっという間に出発地の高島市から唐橋に到着です。ここで記念撮影。ちなみに今回、天気予報では夕方には雨とのことでしたがこの時点ではそういう雰囲気は無く、少し楽観していました。

 
唐橋の到達後、最寄りのコンビニで補給。


琵琶湖の東岸に入ったあたりから交通量も減ってくるので、ここでKさんが鈴鹿エンデューロ8hチーム戦での当グループの立役者らしく、ハイペースで走り始めます。後ろの3人はこのあたりで大混乱w 私はなんとか食い下がりましたが、5分しか持ちませんでした。ウルトラマンよりは長かったか? そのうち、琵琶湖大橋のビワイチのモニュメントに到着。このあたりでSさんが盛大に千切れ始めましたがMTBでロードバイクとライドをするのですから、そこはやむを得ません。ただ、こうやって千切っておくとSさんの中に「ロードバイクを買わなければ!」という思いが沸くのではないかという私の思惑もあるわけで。(へへへ) モニュメント付近で休んでいると同じくビワイチをやっている団体さんと出くわします。どうやら、同じ北陸からの参加者のようで声をかけられました。サイクルジャージに地域とか入れてあると、こういう出会いもありますね。


ここまで来れば少し気は楽になるのですが、残り距離だけを見ると先は長いわけでしてあまり意識しないことにします。平坦区間が続き、Kさんが高速巡航に入ります。そして、その後ろにHさん、私、Sさんと続くわけですがカーブとか車止めでの減速後の立ち上がりでHさんに引き離されます。以前、淡路島ロングライドでご一緒したときは気付かなかったのですがHさんは、加速力に長けているようです。私は加速力よりも高速長距離巡航が長けているので、何度か減速後の立ち上がりでHさんから千切れることが3回ほどありました。こうやってみると、私達の様な「楽しいサイクリング」でも各々、脚質の違いとかがあるようで非常に面白さを感じました。チーム戦でHさんも混ぜて、各々の能力を生かして交代を考えていくと面白いレースが出来そうに感じました。順調に走り続け、何度かの休みを取りましたがそのうちお空の具合がおかしくなってきました。

あれ? 雲が垂れ込めてる?


koumuin43.hatenablog.com




天候悪化を感じつつも、ゴール目指し走りますがペースは少しづつ落ち始めます。私もハンガーノックの兆候が現れ始めます。Sさんも完全に千切れ始めます。車体が重いMTBだと、距離が伸びれば伸びるほどボディブローのように疲労が襲ってきます。私も昔、MTBでビワイチをやったことがあるのです150kmを過ぎたあたりから、本当に辛くなります。無線で何度か連絡しますが、圏外になることも何度かありけっこうな距離を引き離したようです。Kさんから今後の休憩の相談があり、残り3箇所で休むことにします。琵琶湖の北部は、休憩できるところも数が減りますから相談は大切です。そんな消耗が始まった頃、コンビニで休んでいるとバイクの若者に声をかけられました。愛知県の大学生でビワイチで卒論を書いているようでアンケートを集めているようです。そういえば以前、びわこ成蹊スポーツ大学からアンケートを求められましたし、今回道の駅でも福井工業大学の学生がビワイチのアンケートを募集していました。ビワイチもメジャーになってきましたね。この愛知県の大学生、しまなみ街道も先日訪れたそうです。いい卒論が出来ると良いですね。

福井工業大学の学生のアンケート募集。こういうアイディア、良いですね。


残り距離を意識しつつ、先を急ぎます。あと予定している休憩ポイントは2箇所。ここで道の駅 湖北みずどりステーションに入ります。閉店時間が迫っているのか、惣菜関係がなんと半額! ここでガッツリ補給することにしました。エネルギー変換の効率を考えて甘い飲み物を買いますが、この時点で結構寒くなっていたので温かいお汁粉を飲みました。つい先日まで、冷たい飲み物を飲んでいたのに本当に寒くなりました。そして、補給を終えて走り出そうとしたその時、雨が降り始めます。直ぐに止むだろうとたかをくくっていたら全然止まず、いよいよ本降りになりました。冬用ジャージの上に防水加工したウィンドブレーカーを着ていたので、全身ずぶぬれにはなりませんが下半身から冷えてきます。コースを変更して数キロの短縮をすることにして、残りを走ることにしましたが雨は降ったりやんだり。土砂降りでは無いのが救いですが一度濡れた路面はこの季節では乾きません。ビショビショには変わりありません。

 
こんなにハードなライドになるとは・・・。


最後の休憩のコンビニでふと、Sさんを見ると雨で苦悶の表情かと思いきや、なにやら無表情。これぞ! 悟りを開いた顔という感じでした。帰宅するには走るしかないですから人間、ここまで追い込まれると悟るようです。写真を載せたいぐらいなんですが今回は差し控えたいと思います(大爆笑)。最後のコンビニ休憩を済ませて残り1時間でゴールという辺りでまた、雨が強さを増してきます。おまけに私がトイレに行きたくなり、急きょ道の駅に入ります。温水便座に座った瞬間、暖かさに涙が出そうになりました(笑)。そんな終盤をこなしながら、ようやくゴール。着替えを持ってきていたので暖かい衣類に着替えてから、せっかくなのでいつもラーメン屋さんで食事をして解散しました。安定の美味しさでしたね。時期的に今年は、もうビワイチは無いと思います。来年、暖かくなったら再訪したいと思います。



 



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