公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

福井→出雲ロードバイク旅(番外編、輪行で行く、山陰本線その2)

 ロードバイクで四国一周をしたいなぁ って考えそれを実現するために、福井→出雲区間のライドで予行練習をしました。色々ありましたが無事に到着。その模様を本ブログでは複数回に分けて紹介しました。その後、番外編として到着後の出雲での観光について触れています。今回は、前回に引き続き出雲から北陸まで帰るお話です。


以前の書き込みはこちらからどうぞ↓
koumuin43.hatenablog.com


鉄道輪行は初めてと前回の書き込みでも書きましたが、色々と心配でしたが、終えてみればなんとかなりました。ただ、どうしてもフレームに傷などはつきますしそこを許容できるかですね。あとは、私が不慣れなのもありますが、時間がたつと固定のベルトなどが緩んできました。途中の乗り継ぎなどで締め直すなどの作業は必要でした。でも、総じて見ると輪行ロードバイクを楽しむ上では覚えておいても無駄な知識ではないですし、オススメしたいです。

   
今回の荷物はこれだけ。駅構内では輪行の案内の掲示もされていました。


ホームに上がるとちょうど、色々な列車がホームに並んでいたり入線してきたりして思わず夢中でスマホで撮影しましたが、普通日で人も少なくトラブルなく撮影できました。特に印象的だったのは「石見神楽トレイン」ですね。ド派手で神楽の演目がド迫力にラッピングされています。日本中でラッピング列車は運行されていますが、その素材によって観光への波及などの大きさは変わると感じましたね。私の地元にもラッピング列車はあるのですが、マイナーなゆるキャラなので神楽のド派手なラッピングに比べるとインパクトは薄いです。ラッピングの素材に恵まれている地域は、幸運ですね。ちなみに車両はキハ126でした。

  


  
とにかく、ド派手!

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その他にも色々な車両を見かけました。


しばらく鉄分を補給していると、私の乗るスーパーまつかぜ6号が入線してきました。いよいよ、輪行で帰る旅が始まります。まずは、出雲市から鳥取までスーパーまつかぜ6号です。普通日なので乗降客数も少なく、いや。。こんなに少ないと不安になります。ゆとりを持って乗車しました。輪行袋も事前に指定席を抑えるときに車両後部を抑えていたのでそちらに置くことが出来ました。幅も良い感じなのでロードバイクがこける心配もなさそうです。ただ、何度か問題がないか乗車中には確認はしました。



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出雲市から北陸への旅が始まります。

電車・・もとい汽車に乗り安心して北陸への帰路につきますが、この後乗り換えが鳥取、浜坂、城崎温泉、綾部、東舞鶴と続きます。寝すごしだけ注意ですが、大興奮の状態ですし問題はなさそうです。3日かけてロードバイクで走った経路をわずか1日で走り抜けます。車窓を見ながら、あの景色見たよね。あっ、この道を走ったんだ。と思いをはせます。島根県から鳥取県米子市に入り、米子駅に到着します。鬼太郎の町だけに駅には鬼太郎列車やねずみ男の自販機がありました。ここも一度、訪れたい町ですね。


そんな順調な鉄道旅でしたがが汽車が突然停車します。車内アナウンスによると、踏切に侵入があった模様で停車したとのこと。鳥取での乗り継ぎまでまだ時間がありますが、ここでトラブルが起きるとこれからの乗り継ぎにも響きますし、下手をすると今日中に家に帰り着かない可能性もあります。車掌に事情を聞くにしても、逆に手を煩わせて再開の時間が遅くなるだけだろうし、でも情報は得たいと考えていたら閃きました。今回の福井→出雲ロードバイク旅にはアマチュア無線機を同伴させていました。それを使って鉄道無線を傍受すれば情報が入るのでは? さっそく、スマホで周波数を割り出して傍受開始します。ふむふむ、なるほど! 最寄りの駅からの応援と車掌の処置で10分ほどで運転再開になりました。踏切の侵入事故はこうやって処理するんだ。初めての経験でした。幸いにもけが人などもなかったようで、運転再開の時に問題の踏切を通ったときに目視で確認しましたが大きな事故ではなかったように感じました。

思わぬところで役に立ったアマ無線機。



(番外編、輪行で行く、山陰本線その3 へ続く)