公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

水道の蛇口のメンテ

我が家も築25年を超えて、外壁や壁紙など傷みが始まりました。年老いた両親が居るので外壁などのメンテは、見合わせるとして他の部分はメンテナンスなどを始めていますが特に水回りのトラブルが増え始めました。今回はその水回りの蛇口のパッキン交換について、触れてみたいと思います。我が家の水道の蛇口は、数カ所トラブルが発生していています。

・トイレの手洗い、キツく閉めないと水が止まらない
・シャワー、温度が一定にならない。しばらくすると安定。
・洗面所、キツく閉めても水が止まらない。


特にヒドいのが洗面所で私のように現役世代が閉めても、止まらないことがあります。ということで、洗面所の蛇口の修理をすることにしたのですが型番を調べてビックリ。製造メーカーが無くなっていました。万策尽きたか?とも思いましたが、よくよく調べると別メーカーが互換品を出してくれているようでした。(詳しく調べると、我が家の蛇口はMYM製で株式会社KVKが事業譲渡を受けて引き継いでいるようでした。)
分解して、パッキンの部分を検証するとそんなに面が荒れている雰囲気はありませんでしたが、非常に固くなっていました。これ、このゴム部分だけゴム板を買ってきて付け替えたら直るじゃないかと?とも思ったのですが、非常に固く取り付けられており取り外しは無理でした。仕方ないので、パッキンを含むスピンドル部分を全交換です。


  
分解した状態と型番。ゴムパッキンだけ替えられると安く上がるのだが・・。

部品自体は、型番をネット検索し今回交換対象の部品番号を見つけて楽天市場で発注です。一応、近所のホームセンターも見てみましたがさすがにありませんでした。発注して数日で到着、メール便で発想してくれたので送料もお安くなり大満足です。ただ、ここで問題発生。スピンドル部分の上の蛇口のキャップを被せる部部に付いている樹脂部品=栓棒ガイドが付いていません。互換品なので微妙にその辺りが違うみたいです。仮に栓棒ガイドを注文しても今の蛇口のキャップに適合するかも不明なので、少し考えてから旧部品の栓棒ガイドを移植することにしました。ただ、樹脂部品なので取り外すときに割れたら終わりです。慎重にペンチでつかんで引き抜いたところ無事、取り外せました。


栓棒ガイドは別売りの模様。
画面左下が栓棒ガイド、左上が水洗キャップ。右上が旧部品、右下が交換部品。


交換前に蛇口内部のパッキンと接する面を観察します。実は蛇口の水漏れを長く放置しているとパッキンを替えても水がうまく止まらないことがあります。長く水が流れることでパッキンとの接触面の金属部分に水の通り道が削れて出来てしまうからです。その兆候が無いかを確認し、接する面を少し掃除します。どうやら、大丈夫そうです。栓棒ガイドを取り付けて、スピンドル部分を蛇口本体に慎重に取り付けていきます。慌てて無理に取り付けようとして、ねじ山を痛めると元も子もないわけですからここは慎重にやりますが特に抵抗なく入りました。

  
蛇口本体と旧部品と新部品。


さて、うまく水は止まるでしょうか? 始めの数回はちょっと止水が悪い感じでしたが何度か開け閉めしたら、キレイに止水できるようになりました。部品代は送料込みで1,540円。それなりの値段ですが、DIYでやりましたから安く上がりました。配管工さんにお願いしたら、それなりの価格になったと思います。相手はプロですから当然です。


今回交換した部品。