本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。
四国一周1000kmロードバイクの旅を実施する前に問題点を明らかにするために、福井~出雲間のロードバイク旅を行いました。そして判明した問題点は、11件。前回までは、1~7までの問題点を解決しました。今回はその続きです。
問題点8:タイヤの空気補充問題
実測では、0.5bar/日で空気が抜けていく。四国一周の場合、最低1回の空気補充が必要。
解決法:四国一周サイクリングのHPで調べると、道の駅やコンビニ、空港などで空気入れを無料で貸してくれるところが四国には多く存在することが分かりました。なので、パンク修理用の小さな携帯ポンプを持って行く以外は、特に準備をしませんでした。敢えて言うならCO2ボンベをいつも2本持って行くのですが、それを4本に増やしたぐらいでしょうか? もし、空気入れを無料で借りられないにしても街の自転車屋さんでチューブや消耗品を買って、そのついでに借りることは出来るとも考えました。ちなみに私の持っている携帯ポンプは、大変苦労はしますが自転車屋さんの話だと7barまで入れることは出来るとのことでした。
問題点9:宿泊先の確保
四国一周の場合、10日間を要するが予定通り進捗するか不明。宿泊先を何日まで先行して予約すれば良いのか?
解決法:これについては、最後の最後まで悩みました。10日間の行程の中、変更が生じることは確実なので出発時点で10日間全てのホテルを予約することは、万が一のキャンセルの手間などを考えると現実的はないです。そこで一応10日間の宿泊予定先を決めておいて、ホテルを第1希望、第2希望で表でまとめておくことにしました。さらに先が読める日数はどの程度か?と考えると3日先ぐらいだと考えてので、出発時は1~3日目まで予約しその後、4日目以降は進捗を見ながら都度、予約を入れていくことにしました。それで実際は、どうであったか?というとほぼ予定通り進みました。徳島県で予定していたホテルが取れずに、楽天トラベルで急遽予定外の民宿を押さえたぐらいでした。その民宿が大当たりだったんですが、その話はまた後日のブログで。なお色々な自転車旅の方のお話聞くと、宿泊先を確保できないときは道の駅で寝るとか、バス停などというお話もありましたが私には無理です。
問題点10:仕事との折り合い
四国一周の場合、10日間を要するがその前後の移動日数を考えると最低12日間が必要。仕事はどうするのか?
解決法:私の仕事は、株式と債券などの個人トレーダーなので基本的に自分の都合で休暇を決められます。当初は、宿泊先の数カ所にノートPCを送って仕事の日を決めて、休養日を兼ねて仕事をすることも考えました。しかし、欧米のトレーダーはとんでもなく長い休暇を取る話を聞きますし、思い切って私も長期間相場を離れて休暇とすることにしました。ただ、まったく相場から離れるのは相場変動リスクもあるので、ニュースはスマホで把握し、旅の前にはポジションは少なめに抑える、そして何かあった場合は、ネットカフェで仕事をすることにしました。ただ、私は基本的に中長期投資、分散投資なので旅の途中にけっこう大きな日経平均の下落もありましたが、特に対策を立てる必要はありませんでした。12日間仕事をしなかった影響ですが、想定よりは大きかったです。相場に戻った段階で少し浦島太郎でしたし、現状把握に1日ぐらいは掛かりましたね。でも、こういう長期休暇ありだとおもいました。
閑話休題。
公務員を辞めた頃は、後悔もしましたが好きに休暇を取れる、自分の裁量で仕事ができる。忖度をしなくても良いのは、本当に素晴らしく公務員を辞めて良かったと思います。特に公務員時代、ショックだったのは予算要求をするとき、査定をする立場の人間が「これは知事の目玉事業ですから、B/Cの数字をなんとかできませんか?」と言われたことでした。
※B/Cとは、「費用便益分析」便益(B=ベネフィット)と費用(C=コスト)の比を指す。つまり、1を超えれば、コスト以上の成果がでるということ。
俗に言う政治家に対する忖度ですね。過去の安倍元首相への森友・加計問題では、忖度があったか? が焦点になりますがおそらく有ったと思います。ただそれは、政治家から求めなくても、行政マンサイドが勝手にやることがあります。首長や大臣などを支えるのが行政マンの仕事です。その一環でなにか勘違いをした行政マンがいれば、事実をねじ曲げて忖度する場合があります。つまり、安倍元首相が公明正大を求めていても勝手に行政マンがやった可能性もあるのです。本件については、関係者がお亡くなりになりもはや真実は闇の中です。
問題点11:撮影した写真データーの消失
スマホで写真を撮影した場合、スマホのトラブルでデーターが消えた話を先日聞いた。
解決法:私は、WEB掲載を前提に写真を撮影するので、一眼レフカメラなどは必要が無いのですがスマホは落下、破損リスクと隣り合わせです。過去に旅行の写真が消えて途方に暮れた経験もあります。そこで今回から撮影と同時にGoogleドライブにU/Lされるように設定を変更しました。パケ代かかりますけど、思い出は守られます。
以上、事前に判明した問題点はこうやって対策を図りました。しかし、実際に四国一周を始めると色々な問題に突き当たりました。現実はそんなに甘くなかったのです。
(準備編:四国サイクリングプロジェクト_CHALLENGE 1,000kmにエントリー)につづく
koumuin43.hatenablog.com