紆余曲折を経てライフワークになったロードバイク。エンデューロと呼ばれる耐久レースから今回は、初挑戦となるロードレースへ。今回は、いよいよスタート直前編です。
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今回のレースは、市街地コースで10kmなのでボトルも1本と最小限の装備です。以前の鈴鹿サーキットの6時間に比べると、その点はラクなんですが一発勝負になるので張り切りすぎて、リミッターが外れるのを恐れていました。とにかく、平常心、平常心と言い聞かせて選手待機所へ向かいます。どのあたりからスタートするのか？ 最前列、中列、最後尾？ まぁ、ほぼ最後尾でしょう？と思い最後部から数人前で並びましたw
選手待機場所は、美山小学校のグラウンドの近くで子供達が野球をしていました。普通に楽しそうだな！ と思いながら、「いかん！ そういう場合じゃないわ。」と心を立て替えてサイコンの設定の確認などを行います。ここでも、計測チップの動作確認が行われていましたが不動作ってけっこうあるのかな？ しばらく、並んでいると北陸の某有名ショップのクラブジャージの人達が出現。小心者の私は、彼らの後ろに並び直しました。「こういうクラブで走るのも楽しそうだなぁ」。って思うのですが、私の走力とか考えるとなかなか、敷居が高いです。ある程度、並んだ段階で運営スタッフの方が列の整理を開始します。上位のクラスは知りませんが、私の参加したクラスは年齢で分けていました。これだけの人数が走るわけですし、不要な接触とかは避けたいですね。
ほどなくして、運営スタッフの方から「慌てないでゆっくりスタート地点に移動してください。」と指示がでて移動を開始。スタート地点まで少し足下が悪いところもあり、たしかに慌てると危険なんですが気が焦るのか？少し、参加者がバタつく一場面も見えました。この頃になると、私も心臓バクバクです。今回は、心拍計を付けていなかったのですが通常時より+10ぐらいだったかも。スタート地点に整列すると、運営側から注意事項などがアナウンスされます。もう、ここまで来たら私も走るしかありません。周りを見渡すと、みんなガチ勢な服装。「ゆるポタ！」って感じの人は見当たりません。あ・・私もそうか？ 思えば5年ほど前MTBでゆるポタ！から始まった自転車ライフですが、まさかここまで来ることになるとは。ただね・・・。公務員辞めて、専業個人投資家に転身し相続予定不動産の管理や高齢の両親の世話で時間を過ごしている私には、今のロードバイクを楽しむ時間って本当にかけがえのない時間だったりするんですよ。
（ロードレース編（その４）へつづく）
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