長く使っている、東芝のHDD/DVDレコーダーの冷却ファンが劣化してきて分解修理するお話の続きです。
あっけにとられるほど、カンタンに分解できたのでさっそく該当するファンを取り出しました。ファン自体は、型番とメーカーも書いてありましたが手持ちのPCのファンとは外形寸法などは違うので少々、普通の流通ではないようでした。ただし、固定方法だけ工夫すれば汎用のファンも使えそうです。
ちなみにこのファンの型番でネット検索すると、補修部品としての流通は少数ですがありました。ただ、値幅がけっこうありますので安いのを狙って買うことが必要だと感じます。なお、型番は AUB0612L でした。
外したファンを確認すると、動作自体には大きな支障はなさそうでした。さらに上記のネット検索では、ファンがけっこういい値段したのでこれからの使用頻度と値段を天秤にかけると、交換せずに延命化したいという思いに駆られて(ケチだよなぁ)当初の計画通り注油で対応することにしました。
そこで登場したのが・・・
シリコンスプレー! ドラえもん風に
ファンの軸とおぼしきところに吹き付けてみます。以前、別の電化製品の時には、これで異音は消えたのですが今回は・・・微妙でした。軸受け部の摩耗が進みすぎると、あまり効果はないんですね(シクシク) まぁ、そこは今回は妥協して修理を終えることにしました。チャンチャン
参考事項として:内蔵されていたHDDの型番等を記載しておきます。見たところシリアルATA接続のようです。故障後はこれに入れ替えると動くかまでは、確認していません。動作プログラムは、HDD上においてあるのか? それともRAMなのか?
(おしまい)