公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

(早期退職して)「2ヶ月経ってたどり着いた新たな道」  (43歳早期退職公務員)

市役所を早期退職して2ヶ月ちょっと。色々、心の揺れ動きや変化がありました。そして、悩みながら色々な人の力も借りながら新たな道を歩むことになりました。

今までのまとめのかきこみはこちら↓

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公務員を早期退職し、不動産業を開業した元・上司がいます。元・上司は、私の初めての直属の上司でしたが、民間から転職し公務員になりそこから、早期退職をし不動産業を開業された方です。ある意味では変化にあふれた人生。今でこそ、珍しくないですが元・上司が入庁した頃、35年ほど前は民間からの入庁は珍しかったと思います。とにかく、スピード感がある方で且つパワフルで上司が間違っていればガンガン言う、というそういうタイプでした。

そういう元・上司に相談に行きました。不動産をまとめたリストと今までの事情を話します。まずは、相続税の額に驚かれていました。そして、ここ数年の不動産市況についても教えてくれました。最近の当地の市況は、あまり良くなく直ちに土地が売れるという状況ではないとのことでした。

そこで元・上司は、私が思いつかない提案をしました。「相続云々も大事だが、これだけの土地を(筆数がおおい)売却するには時間もかかる。節税対策の意味もあるが不動産を売却するなら不動産業を開業してはどうか?」「宅建士をとれ! そして開業しよう。」 私にとっては驚きのアイディアでした。たしかに不動産業を開業すれば色々な問題が解決します。職業が現在のところ、個人投資家ですからね。これが自営業(不動産業)と堂々と名乗ることが出来ます。


それに役所で多少なりとも、用地の登記もやってましたから不動産には興味はあります。思わず、「それ良いですね!」って即答してしまいました。そして、その足で本屋さんに立ち寄り宅建士の本を買いました。中身を見ましたが、たしかに難しい。特に民法関係が私には難解です。でも、時間をかければ合格できるんじゃないか?と感じました。

そういうことで、今年の試験の合格は難しいかもしれませんが、来年度の試験での合格を目指して勉強を開始することになりました。私の投資スタイルは、常時PC画面の前にいなくても出来ますし、時間はたくさんあります。がんばって合格してその後、不動産屋さんを開業しようかと思っています。別の資格を組み合わせて開業してもおもしろいかもしれません。

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それに色々なシナリオを検討したら、不動産業を開業し我が家の不動産を現金化するしか適切なシナリオがないのです。つまり・・。

相続税が○千万円ですから
・公務員を続けていても、相続時には相続税は確実に支払えないので不動産の売却が必要になる。他者に任せると手数料が発生。
・再就職しても同じ事。

であれば、個人投資家を続けながら不動産業に参入することを目指した方が良いという結論に突き当たります。我が家の不動産の売却が完了した段階で廃業するという選択肢もありえます。確かに未だに役所生活が懐かしくなることがあります。一日に数回は、役所生活を思い出します。でも、元々公務員を続けることは不可能だったのです。紆余曲折はあったわけですが、最終的には適切な着地点を見つけたのかもしれません。




もし、今回早期退職をしていなれば相続問題にきづくことは、おそらくなかったでしょう。さすれば、最悪のシナリオが待ってました。相続放棄というシナリオです。2ヶ月悩んで出た結論がこれでした。アーリーリタイア生活がセミリタイアになりそうです。

まずは、合格を目指しますがせっかく、宮仕えから離脱したのですから週休3日制(笑)で勉強をする予定です。また、近況はご報告します。