公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

四国一周1000kmロードバイクの旅(四国上陸編 宇和島鯛めし) 

 本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。



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個室を確認して荷物をおいてほっとすると、空腹を覚えたので食堂へ移動することにしました。そういえば、晩ご飯をフェリー内で食べるつもりで食べていませんでした。個室を出てホールを抜けて食堂へ移動します。食堂のシステムは、定番メニューについてはレジで注文しそれ以外のメニューはレジ手前に置かれていて各々が手に取り、レジで精算するスタイルでした。とりあえず、ビールとおつまみで一息ついてその後本格的に食べることにしておつまみを探すと、鯛のアラ煮を発見。これはおいしいこと間違いなしです。

味付けが絶妙で身もたっぷり残ってました。
我が家でもたまに作るのですが、身を崩さずに煮るのが難しい。
ごちそうさまでした。

旨い! むさぼるように食べてビールも飲んでいるとわずかに振動を感じます。どうやら、フェリーが出港したようです。振動は、スーッと横移動する感じで例えるなら台車の上に乗って押してもらうような感じですね。子どもの頃、よく遊んで叱られるあれです。ビールで水分を補給したあとは、食事を注文します。ラーメンとかカレーなどの定番もありますがここは、ひとつフェリー内おすすめの料理を食べたいですから宇和島鯛めしを注文します。乗船前にも気になっているメニューでしたし鯛めしは、本当にオススメみたいで船内放送でも何度もオススメの旨を放送していました。


鯛めしは、1,500円。さて、お味は?

レジに戻って注文し、しばらく待つと番号を呼ばれて受け取ります。フェリー内の食堂は、セルフサービスですが店員さんはテキパキ動いていて提供時間も早く好印象でした。ところで、鯛めしどうやって食べるんだろう? そんな疑問が沸きました。私は鯛めしって、お茶漬けのようなものかと思っていたのですが何やら卵があります。「こりゃ、困った。食べ方分からないぞ。」と思いきや、食べ方の説明書きもありましたのでそちらを確認。

卵の入った出し汁を混ぜる → 出し汁の中に鯛の身や具材を入れてかき混ぜる → ご飯の上に具材を乗せて出し汁を加減しながらかける → 食べる が食べ方のようです。


なるほど! 宇和島鯛めしは、お茶漬けではなく鯛の卵かけご飯のようです。そもそも、鯛に卵をかけるというのは初体験なので「鯛に卵があうのか?」って疑う疑問が沸いてきたのですが、手順通りに料理し食べてみることにしました。

色々付いて、この価格。少し安いようにも感じます。




慣れない手つきで出し汁をかき回し、具材を入れてご飯にかけます。宇和島鯛めしの出来上がり? さっそく、食べてみると・・・・。 おいしい! あまり食レポは得意ではないですが、先ずは鯛がプリプリして微妙な甘みを出してくれます。通常、お刺身で食べると醤油の味に鯛の味が負けてしまうような感じですが、出し汁なので鯛の味が前面に出てくると同時に卵がそれに絡みついて味の輪郭を引き立てているよう感じでした。鯛本来の味ってこんなに甘いもんなんだ。かき込むように一気に食べてしまいました。他にも一緒に添えてあった練り物も味が濃くておいしく、宇和島の味に触れた瞬間でした。「こんなにおいしいものがある四国を明日から、ロードバイクで一周するのか? これはきっとおいしい旅になるに違いない。キラーン。」って感じた瞬間でした。


WEB上にもレシピが多数あるので、家庭でも楽しみたい味。


食事を終えて、個室に戻る前にデッキに上がりました。さすがに夜間で外は寒くデッキに出ている人は、私だけでした。どうやら、他の乗客の皆さんは、フェリーの旅に慣れている人ばかりみたいで私はお登りさん状態のようですがそこは、気にせず船旅を楽しみます。

フェリーは明石海峡大橋をくぐり四国へ向かう。








(四国上陸編 あれが四国だ!)につづく
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