日経平均の史上最高値が続き、私も資産が増え続けています。そして2024年初頭にはいよいよ運用資産額が1億円を突破しました。社会人になって数年後、オンライン証券会社が勃興し始めた時代に運用を開始した私が初めて買った投資商品は、MMFであり金額は5万円だったと思います。毎日、数円づつでも資産が増えるのがうれしくて画面を見ていたように記憶しています。そして、24年・・まさか、ここまで登り詰めることが出来るとは思いもよりませんでした。
今回はその私の資産運用に大きな影響を与えた人を紹介していきたいと思います。
・内藤忍さん
マネックス証券の創業時のメンバーで私が駆け出しの個人投資家の時に、セミナーでアセットアロケーションについて説いた方です。
その後、著作も買って何度も読み返して未だに読み返すことがあります。
私の今でも続く分散投資というスタイルは、まさに内藤忍ゆずりともいえて従前までバクチと同レベルだった私の運用を投資に脱却させてくれた方とも言えます。
特に印象的だったのは、「投資は勉強しないと勝てません。」という言葉でした。
・松本大さん
マネックス証券の創業者。金融の民主化を掲げてマネックス証券を起業。この方が起業しなかったら、私も投資をしてなかったと思います。
松本さんのすごいと思う点は、これだけじゃなくて「松本大とここだけトーク」と言うことでオンラインで質問に答えてくという企画があるのですが、ほとんどの質問に
その場で即答してしまうことです。そんな松本さんのトークの中で私が心にいつも留めているのは「好球が来たときに確実に打ち返せるように準備しておくこと。」
というものです。投資にはタイミングが大切ですが、自分の得意な状況がくるまで私は、辛抱強く我慢しますがまさにこのことです。
・澤上篤人さん
さわかみ投信の創業者。優雅な長期投資などの著作でも知られる。実は、私は過去にお会いして数分間、立ち話をしたことがあります。
その時、私は「なぜ、いつも自信たっぷりに投資を出来るんですか?」と質問をしました。その時のお答えが「同じ事しかやらないし、それで過去の成功体験があるから自信を持てるんだ。」
と答えられました。その時に辺り構わず色々な投資スタイルを真似するのではなく、自分の得意なスタイルを確立して、それを見つけたら続けることの重要性を感じました。先ほどの松本大さ
んの「好球が来たときに確実に打ち返せるように準備しておくこと。」とも共通しているとも思います。
・ウォーレン・バフェットさん
言わずと知れた。世界一の投資家ですが、私はそこからしっかりと調べて投資することや、投資に向き合う姿勢を学んだような気がします。
バフェットさんに関する本は、たくさん発刊されていますが共通するのは、シンプルな原理原則をしっかりと続けていることだと思います。Σとかローマ数字の計算はあまり出てきません。
・竹田和平さん
ガツガツ儲けるだけじゃなくて、心にゆとりを持ち投資をすることを学びました。我が家は実は、農地改革前は大地主でしたが没落しました。ただ、家に伝わるものを見ると
その片鱗を垣間見ることが出来ます。私も投資で財をなしたらいづれは、社会に還元していきたいと思っています。
・福永博之さん
国際検定テクニカルアナリスト。私が本格的にテクニカルの勉強をしようと思ったきっかけを作った方。その後、私はテクニカルアナリスト(CMTA)を取ることになる。
以前、著作にサインをもらったことがあるのですが緊張してうまく話すことが出来ませんでした。
・細田哲生さん
一目均衡表の正統な継承者・家元。X(旧Twitter)でたまにやりとりしています。一目均衡表の考案者、細田悟一さんの孫にあたる。
X(旧Twitter)では、相場以外にもつぶやいていて毎日見ています。一目均衡表は、非常に奥が深い分析方法で私も含めて理解しきれないどころか、
間違った理解をしていることが多い。日々、細田哲生さんはキチンとした理解をするための活動をされています。
相場解説などは、相場が多面的で奥深いと言うことを一目均衡表で実感させてくれる。
・西山幸四郎さん
マスコミなどでは引っ張りだこの現役ファンドマネジャーで悲観的な論調が多いのですが、守備最優先の私の投資スタイルはこの方の影響が色濃く出ています。
システムトレードの開発者としても有名ですが、私が昨年から開発して使っている自動売買のマクロについても、きっかけは西山さんでした。
・竹中平蔵さん
実業家、政治家、経済学者で世のネット住民からは嫌われていることが多いのですが、私は尊敬しています。批判されることも多いのですが、それに負けないメンタルと実行力、分析力。
そして、間違った見立てをした場合、それをあっさりと認める(トリクルダウンに関する発言)のには驚きました。世の竹中批判をする人達を観察すると、批判はするものの自分から自分
を高めるための努力や一歩を行っていないと感じています。分析能力の高さと行動力は見習いたいし、私がもっと若かったら大学生として先生の講義を聴いてみたいです。
以上、パッと思いつくだけの人を列挙しましたがまだまだ、私に影響を与えた方はたくさんいらっしゃいます。また機会があればご紹介したいと思います。